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2025.02.28
Keikoが教えるムーンウェルネス 2025年3月の新月＆満月を狙う開運おでかけスポット
月と太陽がぴったりと重なる「新月」。月と太陽が真正面から向かい合う「満月」。どちらも別格のパワーを持っている現象だということを知っていますか？ 新月と満月の日は、地上にスペシャルパワーが降り注ぐタイミング。本連載「Keikoが教えるムーンウェルネス」では、占星術師・Keikoが満月と新月、そして誰もが大好きな「旅」を結び付けた開運メソッドをご紹介します。
新月旅＆満月旅とは？
その人が持つ“月星座”の力をより高めるための効果的なアクションが「旅」。月のリズムに合わせることで、月が持つ引力のパワーを味方につけることができます。毎月訪れる新月と満月のタイミング、その際にどの星座が滞在するかによって、旅のテーマ・行き先も変わってきます。まだ遠出がしにくいという方も、ラッキースポットに関連する記事を見て、自宅にいながら開運しましょう！
3月の新月旅 2月28日 魚座新月
今年の冬は寒波がやってきましたね。それでも3月になると徐々に寒さが和らいできて、空気の匂いも優しく変わってくるのを感じます。
宇宙カレンダーにおいて、1年の始まりは3月下旬。「春のお彼岸」として日本の伝統行事にもなっている春分の日が、1年の幕開けなのです。今年の場合は、3月20日。私は宇宙に敬意を表する意味で、この日を「宇宙元旦」とよんでいるのですが、元旦という言葉からお分かりのように、今月19日まではまだ前年―そう、2024年なのです。考えてみると、学校でも会社でも、日本の新年度は4月始まり。宇宙カレンダー上の話とはいえ、矛盾はないのですね。
いずれにせよ、3月は新旧交代の月。とりわけ前半は、新しいものを迎え入れるために古いものを手放すという、スペースづくりのタイミング。この「古いもの」のなかには感情やしがらみ、執着、思い込みといったものも含まれます。つまり、思考や感情のお掃除。これこそが、3月前半の旅のテーマともいえるでしょう。
それにふさわしいのはまず、海の近く。2月の最終日魚座で新月が起こったため、3月前半は「水のある場所」にエネルギーが集中します。海はその代表格といってよいでしょう。魚座の新月旅は、心のもやもやを洗い流すのが目的。人が多く混雑しているところより、心静かに海を眺められる場所がベターです。
参照記事：【海辺リゾート福岡・糸島】エリア初の大規模ホテルが誕生「seven x seven糸島」【宿泊＆周辺レポ】（配信日：2024.04.10）
例えば、九十九里浜の南端に位置する御宿（千葉）。太平洋を望む開放的な砂浜が広がるこの海岸は、東京から近いものの、夏場以外は比較的静か。童謡『月の沙漠』のモデルにもなったノスタルジックな雰囲気が魅力の一つです。
西日本では、高知県の柏島。透明度が高い海で知られるこの島は、砂浜の美しさでも有名。沖縄のような青い海が広がりますが、観光客は少なめとのこと。高知といえば、室戸岬を訪れるのもいいでしょう。こちらは柏島とはうってかわって、太平洋を一望できる荒々しい景観が特徴。近くに四国八十八カ所霊場の札所があるせいか、スピリチュアルな雰囲気も漂います。
参照記事：「柏島」徹底ガイド！美しすぎる透明の海を遊びつくす│高知 （配信日：2023.12.25）
九州なら五島列島もおすすめ。なかでも奈留島（長崎）は、エメラルドグリーンや深いブルーのビーチが点在。観光客が少なく、手つかずの自然が残ります。昔ながらの港町風情を味わえる、のどかな場所。ゆっくりのんびり過ごすのに最適ですね。魚座の新月旅では、シーフードを味わうことも開運の一つ。地元の海産物をたっぷり味わうこともお忘れなく。
この時期もう一つのおすすめはズバリ、スピリチュアルスポット。ひと口にスピリチュアルスポットといってもさまざまですが、ここでもやはり、「水」がキーワード。山より海や湖の近くにパワーが宿ります。
まっ先に思い浮かぶのは、広島の厳島神社。いわずと知れた瀬戸内海に鎮座する世界遺産ですね。海の神々が鎮座する場所ですから、魚座新月旅にこれ以上ふさわしい場所はないでしょう。潮の満ち引きとともに変化する神秘的な表情も、しっかり味わってください。
箱根の九頭龍神社もおすすめのスポット。芦ノ湖畔にあり、こちらも水の神を祭る神社ですね。この地は、浄化のエネルギーがきわめて強力！ 縁結びや金運のご利益もあるようですから、新年度のステキな出会いや昇給を願ってみてはいかがでしょう。
参照記事：【箱根】九頭龍神社本宮の例祭参加レポ！縁結びの神様に船でお参りにいこう（配信日：2023.07.08）
3月の満月旅 3月14日 乙女座満月（皆既月食）
宇宙カレンダー上の2025年1月1日となる「宇宙元旦」まで、あと6日。そんな緊張感漂うタイミングで、乙女座満月が起こります。ただの満月ではありません。なんと、皆既月食！ 皆既月食は、エネルギーが何倍にもなった超強力な満月。当然、私たちに対する影響力も半端ではありません。2週間前の魚座新月が浄化なら、この乙女座満月は「一掃浄化」。必要のないもの、余計なもの、意味のないものを根こそぎ浄化するという、半ば強制的な力が働くのです。「宇宙の調整が入る」という表現がぴったりかもしれません。
そんな時期にふさわしいデスティネーションの筆頭格が、長野県の戸隠。ここは戸隠神社が有名ですが、ぜひ訪れていただきたいのが、鏡池。「本来の自分を映し出す」といわれるこの池は、皆既月食のエネルギーを受け取るのに最適な場所です。やめたいのにやめられない習慣がある人、ネガティブスパイラルから脱却したい人も訪れてみるといいでしょう。この地が持つ独特のエネルギーと相まって、心身を整える力をたっぷり受け取ることができるはず。お食事は、戸隠そばをぜひ！
参照記事：【長野県】イマドキ女子に人気の「戸倉上山田温泉」はレトロでアットホーム！ （配信日：2021.07.26）
体調・コンディションを整えるのは、乙女座満月が最も得意とするところ。これを目的とするのであれば、高野山（和歌山）の宿坊などいかがでしょう。高野山といえば、1200年以上の歴史をもつ真言宗の聖地。それだけに数多くの宿坊があります。宿坊に泊まって朝のお勤めや読経に参加するのは、リゾート地のホテルに泊まるのとは一味違う体験になるはず。神聖な高野山の空気を感じつつ、写経や座禅、瞑想を行えば、自ずと心が整ってくるでしょう。加えて、質素ながらもおいしい精進料理は、ふだん酷使しがちな胃腸を休ませるのに最適。皆既月食という印象深いタイミングと相まって、一生忘れられない旅になるかもしれませんね。
参照記事：【和歌山】「高野山カフェ雫」で精進ランチ&ゆるキャラスイーツと猿田彦珈琲オリジナルブレンドを（配信日：2024.12.17）
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