
青森県の観光スポットおすすめ27選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
本州最北端に位置する青森県。三方を海に囲まれ、中央に奥羽山脈が走る青森県には、豊かな自然が作り出す景勝地が数多く点在します。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、青森県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介。十和田湖や奥入瀬渓流、八甲田山など美しい自然のほか、「弘前城」や「三内丸山遺跡」に代表される歴史的名所、青森の伝統文化を学べる施設など、魅力いっぱいの観光スポットをたっぷりご紹介します。
Summary
Spot.1
【弘前城(弘前城天守)】三層三階の「現存天守」
弘前公園にある三層三階の「弘前城(弘前城天守)(ひろさきじょう ひろさきじょうてんしゅ)」。東北で唯一の「現存天守」で、建造物は国の重要文化財に指定されています。2015年に行われた曳屋(ひきや)に関する資料などを展示しています。「弘前城」は慶長16年(1611)に2代藩主津軽信枚(つがるのぶひら)によって築城された城で、天守は文化7年(1810)に再建されたものになります。
春にはさくらまつり、秋には菊と紅葉まつり、そして冬には雪燈籠まつりが催され、それぞれの季節を楽しむことができます。特にさくらまつりの期間は県内外からの多くの観光客で賑わいます。
Spot.2
【旧弘前市立図書館】まるでドールハウス! 赤い屋根がかわいい洋館
白い壁と、左右に八角形の赤いドーム屋根がかわいらしい建物は「旧弘前市立図書館(きゅうひろさきしりつとしょかん)」。明治39年(1906)に建てられ、昭和6年(1931)までは市立図書館として利用されていました。
窓が多いのは、多方向から採光して室内を明るくするためにように工夫されているから。木造洋風3階建てで、八角形の双塔をもつルネサンス様式(水平線や半円を取り入れた建築様式)を基調としながら、漆喰塗りの外壁や寺院建築に見られる木鼻を用いるなど随所に和風様式が取り入れられています。明治時代に思いを馳せて見学してみて。
■参考記事:【弘前】フォトジェニックな洋館を巡るハイカラさんぽ(配信日:2023.12.05)
Spot.3
【大正浪漫喫茶室】雰囲気ある洋館でアップルパイを
「大正浪漫喫茶室(たいしょうろまんきっさしつ)」がある藤田記念庭園は、弘前出身で日本商工会議所初代会頭を務めた藤田謙一が大正10年(1921)に建てた別邸で、庭園内は見学可能。赤い三角屋根の洋館が喫茶室の目印です。建物自体から大正ロマンの雰囲気が漂います。
ここで食べたいのは、リンゴの街・弘前のアップルパイ。「大正浪漫喫茶室」では季節に合わせて常時何種類かのアップルパイを取り扱っていて、食べ比べて味の違いの楽しむこともできます。一番人気「タムラファームのアップルパイ」は、やさしい甘さとほどよい酸味が特徴。コンポートされた紅玉リンゴにサクサクのパイ生地が相性抜群です。
■参考記事:【弘前】フォトジェニックな洋館を巡るハイカラさんぽ(配信日:2023.12.05)
Spot.4
【弘前れんが倉庫美術館】風景に映える建物でアート鑑賞
「弘前れんが倉庫美術館(ひろさきれんがそうこびじゅつかん)」は、明治・大正期の酒造工場を改修した美術館。この地域と建物のための新しい作品制作を重視した展示品は見逃せません。ここで醸造されていたシードルの色を模した屋根の色にも注目! オリジナルグッズを販売するミュージアムショップも。
■参考記事:【青森】奥入瀬渓流やアート、歴史、ご当地グルメなど魅力満載の欲張りプラン! 王道の2泊3日ドライブコース(配信日:2023.07.08)
Spot.5
【最勝院五重塔】日本最北端の姿美しい五重塔
「最勝院(さいしょういん)」は津軽真言宗五山の筆頭である古刹。「最勝院五重塔(さいしょういんごじゅうのとう)」は、津軽藩が津軽統一の過程で戦死した人々を敵・味方の分け隔てなく供養するため、寛文6年(1666)に建立されました。高さは約31.2m。日本最北端の国指定重要文化財の五重塔で、指定説明には「実ニ東北地方第一ノ美塔ナリ」とあり、均整のとれた姿の美しい塔として有名です。仁王門では市文化財に指定された阿吽の仁王像の迫力ある姿を見ることができます。
Spot.6
【津軽藩ねぷた村】津軽の文化を丸ごと体験!
弘前城そばにある「津軽」を丸ごと楽しめる体験型観光施設「津軽藩ねぷた村(つがるはんねぷたむら)」。有料見学・体験エリアの「弘前ねぷたの館」では、実物大の弘前ねぷたが展示されているほか、お囃子で使われる大太鼓を叩く体験も人気。津軽三味線の生演奏も毎日実演され、一年中祭りの熱気を体感できます。
弘前市文化財茶室「揚亀庵(ようきあん)」が配された国登録記念物の日本庭園「揚亀園(ようきえん)」、津軽三味線の資料を展示する「山絃堂(さんげんどう)」などの見学や、津軽蔵工房「たくみ」での職人による民工芸実演や民工芸制作体験も人気。
無料エリアには農産物やリンゴの直売所、青森の特産品やみやげ品が揃う売店のほか、津軽料理遺産伝承店認定の食事処「旨米屋」などもあり、津軽の郷土料理を味わうことができます。
Spot.7
【板柳町ふるさとセンター】リンゴがテーマの複合施設
「板柳町ふるさとセンター(いたやなぎまちふるさとせんたー)」は、リンゴがテーマの複合施設。敷地内には、リンゴの歴史や栽培に関する資料や道具を展示する「りんご資料室」や、レストラン、温泉大浴場、コテージなどを備えているほか、工芸館では菓子、陶芸、草木染め、林寿(リンゴ樹皮工芸品)など、リンゴを使った創作体験ができます。
工芸館の中にある売店では、RingoWorkブランドの商品も販売。まろやかさと甘味が調和したストレート果汁100%の無加糖アップルジュースや、甘さ控えめの低糖度のアップルジャムなどが購入できます。
さらに10月上旬から11月中旬までは、リンゴ狩り(リンゴもぎとり体験)も。園地で栽培されるさまざまな品種のリンゴを1人3個ずつもぎとることができますよ。本場の新鮮なリンゴをぜひ味わってみてくださいね。
※リンゴもぎとり体験の営業情報は施設へ要確認
Spot.1
【魚菜センター】青森のっけ丼で自分好みの海鮮丼を
青森市民の台所として親しまれている「魚菜センター(ぎょさいせんたー)」。鮮魚店や総菜店など28店舗ほどが集まる場内には、鮮魚や加工品がずらりと並び、観光客には自分好みの丼を作れる「のっけ丼」が大人気です。ご飯を受け取ったら、 市場を巡って好きな具材をどんどんのせて、オリジナルの豪華丼を作ってみて。
■魚菜センター(ぎょさいせんたー)
住所:青森県青森市古川1-11-16
TEL:017-763-0085
営業時間:7~15時(店舗により異なる)
定休日:火曜(臨時休業あり)
■参考記事:【青森】奥入瀬渓流やアート、歴史、ご当地グルメなど魅力満載の欲張りプラン! 王道の2泊3日ドライブコース(配信日:2023.07.08)
Spot.2
【ねぶたの家 ワ・ラッセ】大迫力のねぶたを見学&祭りを体感!
脈々と受け継がれ、大きな祭典に発展したねぶた祭の由来や変遷を学びながら、本番さながらの迫力も体感できる施設が「ねぶたの家 ワ・ラッセ(ねぶたのいえ わ らっせ)」です。館内の5mほどの高さがあるねぶたは内側から光に照らされ幻想的。実際のねぶた祭を見ているようなワクワク感を味わえますよ。
■参考記事:【青森】奥入瀬渓流やアート、歴史、ご当地グルメなど魅力満載の欲張りプラン! 王道の2泊3日ドライブコース(配信日:2023.07.08)
Spot.3
【青森県立美術館】青森出身の美術家による作品と撮影
巨大な屋外展示『あおもり犬』が人気の「青森県立美術館(あおもりけんりつびじゅつかん)」。弘前出身の現代美術家・奈良美智(ならよしとも)氏作の『あおもり犬』は、体が半分埋まっている哀愁を帯びた犬の立体作品です。季節や天気によって違う表情を見せる作品に感動! ぜひ作品の迫力をその目で確かめて。
■参考記事:【青森】奥入瀬渓流やアート、歴史、ご当地グルメなど魅力満載の欲張りプラン! 王道の2泊3日ドライブコース(配信日:2023.07.08)