山形県の観光スポットおすすめ21選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで

山形県の観光スポットおすすめ21選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで

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蔵王や最上川など美しい自然に恵まれ、戦国武将・上杉謙信にまつわる歴史的名所や松尾芭蕉ゆかりの地も多く存在する山形県。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、山形県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。フルーツなどに代表される名産品や情緒あふれる温泉郷に出合えるのも山形県の大きな魅力。見どころいっぱいの山形県へ、ぜひ出かけてみませんか?

Summary

山形のおすすめ観光スポット
【米沢・赤湯・飯豊山エリア】

Spot.1
【上杉神社】家祖上杉謙信公を祭る神社

米沢城本丸跡に創建された家祖上杉謙信公を祭る「上杉神社(うえすぎじんじゃ)」。現在の社殿は大正12年(1923)に再建されたもの。参道にある舞鶴橋には、上杉謙信が厚く信仰していた毘沙門天の一字「毘」と総攻撃の際に本陣に立てられた「龍」の軍旗が翻ります。

桜の名所でもあり、「米沢上杉まつり」では千数百人の甲冑行列が練り歩く舞台でもあります。隣接する「稽照殿(けいしょうでん)」も必見スポット。上杉謙信や景勝、鷹山など上杉家伝来の実物資料を展示しています。

Spot.2
【伝国の杜 米沢市上杉博物館】米沢や置賜の歴史と文化に触れる

「上杉神社」すぐ近くの「伝国の杜 米沢市上杉博物館(でんこくのもり よねざわしうえすぎはくぶつかん)」は、上杉氏関連の資料を中心に、米沢や置賜の歴史と文化を紹介する博物館。織田信長が上杉謙信に贈ったと伝わる国宝「上杉本洛中洛外屏風」は必見です。ほかにも、国宝「上杉家文書」や、重要文化財の「太刀銘一(号姫鶴一文字)」などが所蔵されています。

Spot.3
【高畠ワイナリー】多くの愛好家が訪れる観光ワイナリー

館内にはショップや地下貯蔵庫のほか、ワイン造りの解説展示なども
館内にはショップや地下貯蔵庫のほか、ワイン造りの解説展示なども

世界に通用するワインを目指し、日々探求を続ける「高畠ワイナリー(たかはたわいなりー)」。年間約80万本も生産されるワインの多くは、高畠町産のブドウを使用して造られています。

ワイナリーショップには、限定のワインや季節限定アイテムが並び、人気ワイン数種類は試飲も可能です。ショップでは自社製ワインのほか、食品や雑貨などのオリジナル商品の販売も。旅の記念にぜひチェックしてみて!

■参考記事:【山形】銘酒揃い! 酒蔵&ワイナリーおすすめ4選(配信日:2023.09.27)

Spot.4
【天元台高原】季節ごとの絶景&アクティビティが楽しめる!

白布温泉とロープウェイで結ばれた、標高約1350mの西吾妻山中腹に広がる「天元台高原(てんげんだいこうげん)」。春から夏にかけては、いろは沼周辺の湿原や山頂付近の花畑に高山植物の花が咲き乱れる美しい風景が広がります。また、かもしか展望台からは飯豊、朝日、月山の眺望が楽しめ、西大巓や安達太良山、磐梯山、磐梯高原の湖までを一望できます。夏はトレッキング客で賑わうほか、冬はスキーも楽しめます。

山形のおすすめ観光スポット
【天童・寒河江・尾花沢エリア】

Spot.1
【銀山温泉】大正時代の面影を残す情緒あふれる温泉街

尾花沢市の東部、銀山ダムの上流に位置する「銀山温泉(ぎんざんおんせん)」は、朝のTVドラマの舞台としても注目を浴びた温泉郷。銀山川の清流を挟んで両岸には、三層・四層のレトロな木造旅館が立ち並びます。

康正2年(1456)に、加賀の儀賀市郎左衛門によって銀鉱が発見され、元禄末期までは鉱山の町として栄えた銀山。温泉は、慶長年間(1596~1615)、鉱山労働者によって発見されたといわれ、当初は労働者たちが利用していましたが、鉱山閉山後は湯治場として賑わいを見せるように。

宿泊施設は13軒あり、共同浴場の「しろがね湯」や「和楽足湯」も人気です。

Spot.2
【白銀公園】滝もある自然豊かな遊歩道を散策

落差約22mの滝が見られる
落差約22mの滝が見られる

「銀山温泉」の温泉街の一番奥に位置する「白銀公園(しろがねこうえん)」は、観光協会がおすすめする穴場スポット。みどころは落差約22mの「白銀の滝」。水しぶきをあげて流れ落ちる姿は迫力満点で、夏の新緑、秋の紅葉と四季折々の美しさが楽しめます。

徒歩1時間ほどの散策路には「洗心峡(せんしんきょう)」や「長蛇渓谷(ちょうだけいこく)」などがあり、森の音が聞こえ、空気がおいしく感じられます。

温泉街から徒歩15分ほどにある「延沢銀坑洞」
温泉街から徒歩15分ほどにある「延沢銀坑洞」

“銀山”の由来ともなった「延沢銀坑洞(のべさわぎんこうどう)」も自由に見学可能。かつて幕府直営の銀山として栄えた国指定の史跡です。夏でも中はひんやり涼しく、独特の採掘方法によって黒くなった岩肌などが見られるので注目してみてくださいね。

■参考記事:【銀山温泉まちめぐり】新店がOPEN!温泉に、食べ歩きに、自然のなかのおさんぽ♪(配信日:2022.12.25)

Spot.3
【さくらんぼ会館】おみやげも揃う道の駅のフルーツ狩り案内所

サクランボの一大生産地である山形県寒河江(さがえ)市。国内最大規模を誇る農園がたくさんあることでも知られ、1年を通してフルーツ狩りを楽しめる人気観光地です。

「道の駅 寒河江 チェリーランド」内にある「さくらんぼ会館(さくらんぼかいかん)」は、市内にある観光サクランボ園のなかからおすすめを紹介してくれて、無料で受付まで済ませてくれるフルーツ狩り案内所になっています。

サクランボ狩りの料金を支払い、チケットを受け取ると、オススメされた農園へ各自向かいます。ほとんどの果樹園は車で5~10分ほどの距離にあり、移動手段がない人はワンコインタクシーや徒歩圏内の果樹園を紹介してもらえるそう。

国内で最も多く生産され、ハリがありながらやわらかな食感の「佐藤錦」、酸味が強くジューシーで濃紅色~紫黒色が特徴の「紅さやか」、そして寒河江市で生まれた品種でもあり大粒で果肉がしっかりとした「紅秀峰(べにしゅうほう)」など、いろいろな品種を食べ比べできるのがうれしいところ♪

「さくらんぼ会館」は、おみやげの購入におすすめなのはもちろん、レストランやカフェもあるので、サクランボ狩りの前後にぜひ立ち寄ってみて。

■参考記事:山形県でサクランボ! 今が旬のフルーツ狩りを楽しもう♪(配信日:2023.06.28)

山形のおすすめ観光スポット
【山形・蔵王・かみのやまエリア】

Spot.1
【立石寺(山寺)】一幅の水墨画をおもわせる天台宗の古刹

山寺観光協会提供
山寺観光協会提供

「立石寺(山寺)(りっしゃくじ やまでら)」は貞観2年(860)、比叡山延暦寺の別院として慈覚大師により創建された天台宗の古刹。室町末期に戦禍にあい、建物の多くが焼失しましたが、天文12年(1543)に復元。山門から苔むした石段が奥の院まで続き、頂にそそり立つ凝灰岩にお堂が張りつく姿は、一幅の水墨画をおもわせます。「山寺が支えた紅花文化」は、2018年に日本遺産に認定されました。

■参考記事:山形県のおすすめ初詣スポット、2025年の初詣行事やご利益は?(配信日:2025.01.01)

Spot.2
【水の町屋七日町御殿堰】山形らしい水路を生かした憩いの空間

約400年前の山形城主・鳥居忠政によって、城のお濠の水源や生活用水、農業用水の確保のために作られた山形五堰(水路)のひとつ「御殿堰(ごてんぜき)」。その「御殿堰」が流れるスポットとして2010年に誕生したのが「水の町屋七日町御殿堰(みずのまちやなのかまちごてんぜき)」です。

木造の町屋と明治・大正時代の蔵を活用した山形らしい雰囲気のある空間は、グッドデザイン賞や東北建築賞をはじめ7つの賞を受賞しています。郷土料理の店や呉服店、蕎麦屋、カフェ、和雑貨屋などのほか、スポーツカー・フェラーリのデザイナーとして知られる奥山清行氏(山形出身)のショップもあるので、ぜひ訪れてみて。

Spot.3
【山形県郷土館「文翔館」】石貼りの外観が美しい! 英国近世復興様式の建物

「山形県郷土館「文翔館」(やまがたけんきょうどかん ぶんしょうかん)」は、大正5年(1916)竣工の山形県旧県庁舎と旧県会議事堂。石貼りの重厚な英国近世復興様式の建物は、建築当時の工法で忠実に復元され、国の重要文化財にも指定されています。館内には、明治以降の県政資料の展示室などがあります。

 

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