
鳥取県の観光スポットおすすめ25選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
日本最大級の砂丘「鳥取砂丘」で知られる鳥取県。大山に代表される雄大な自然や歴史スポット、温泉など、訪れるべき観光スポットが多く点在します。今回は『るるぶ&more.』の過去記事から、おすすめスポットをエリア別にご紹介。漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるや『名探偵コナン』の作者・青山剛昌氏のゆかりの地でもあり、作品にちなんだスポットもたくさん。砂丘だけではない鳥取県の魅力に出合いに、ぜひでかけてみてください。
Spot.1
【エースパック なしっこ館(鳥取二十世梨記念館)】鳥取名産・梨を食べ比べ!
「エースパック なしっこ館(鳥取二十世梨記念館)えーすぱっく なしっこかん (とっとりにじっせいきなしきねんかん)」は、鳥取県の名産である梨の歴史や魅力をさまざまな角度から紹介するミュージアム。館内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、シンボルツリーの「二十世紀梨の巨木」。全長約20mの木が天井を覆うように広がる大迫力の展示です。
館内では、梨がかかわる文化を紹介する「梨のアートギャラリー」や、二十世紀梨の1年の栽培作業を紹介するジオラマ、梨に関する資料の展示のほか、1年中3種の梨の食べ比べを楽しむことができます。
鳥取みやげにぴったりの梨のお菓子やグッズが購入できるミュージアムショップをはじめ、梨ソフトクリーム、ジュースやスイーツを楽しめるフルーツパーラーも併設。ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
Spot.2
【倉吉白壁土蔵群】白い漆喰壁と赤い瓦屋根のコントラストが美しい!
「国重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されている「倉吉白壁土蔵群(くらよししらかべどぞうぐん)」は、江戸末期から昭和初期の白壁の土蔵や商家の町家が残る、かつての城下町です。玉川沿いの約400mにわたって漆喰の土蔵が建ち並び、川にかかる石橋と赤い石州瓦が倉吉特有の町並みを形成しています。
かつては酒屋や油屋、米屋、醤油屋だった商家や土蔵は、ショップやカフェ、ギャラリーなどに利用され、倉吉を代表する人気の観光スポットになっています。
Spot.3
【旧国鉄倉吉線廃線跡 関金周辺】竹林が続く“日本一美しい”廃線をおさんぽ
昭和33年(1958)に開通し、昭和60年(1985)3月に廃線となった倉吉線の関金~山守間は、廃線から40年以上経った今でも「旧国鉄倉吉線廃線跡 関金周辺(きゅうこくてつくらよしせんはいせんあと せきがねしゅうへん)」として線路やホームが残され、自由に散策することができます。
「泰久寺駅跡(たいきゅうじえきあと)」から、竹林の廃線までは往復で10分程度。竹林の中を線路が続いていて、まるで時が止まったかのよう。差し込む日差しが神秘的で、穏やかで心地よい散策が楽しめますよ。
■旧国鉄倉吉線廃線跡 関金周辺
(きゅうこくてつくらよしせんはいせんあと せきがねしゅうへん)
住所:鳥取県倉吉市大鳥居~松河原~泰久寺
TEL:0858-24-5371(倉吉観光MICE協会)
営業時間:散策自由
料金:散策自由
■参考記事:ド定番スポットからアニメの聖地や隠れた絶景まで!編集部員がゆく春の鳥取2泊3日のドライブコース(配信日:2021.04.08)
Spot.4
【三朝温泉】湯治場でリフレッシュ!
「三朝温泉(みささおんせん)」は、世界屈指のラジウム泉で有名な人気の温泉地。開湯860年以上を誇る歴史ある温泉で、河原にある名物の露天風呂のほか、公衆浴場や足湯、飲泉所もいたるところにあり、温泉三昧が楽しめます。温泉に含有されるラドンは体の細胞を活性化させ、自然治癒力を高めるホルミシス効果を与えてくれるそう。館内施設が整った高級旅館や老舗和風旅館宿も多く点在し、心身ともにリラックスできると評判です。
温泉街に点在するミニギャラリーをまわる「湯の街ギャラリー」巡りや、昔懐かしい駄菓子屋、射的場などを巡る温泉街散策もおすすめです。
■参考記事:鳥取のおすすめ人気観光スポットをご紹介!鳥取砂丘から天空リフトまで(配信日:2023.07.07)
Spot.5
【青山剛昌ふるさと館】ファン必見の展示がいっぱい!
人気漫画『名探偵コナン』の作者である青山剛昌氏の出身地、北栄町にある「青山剛昌ふるさと館(あおやまごうしょうふるさとかん)」。館内には、トリック体験や原画ギャラリー、青山剛昌氏の仕事部屋を再現したコーナーなど、子どもから大人まで楽しめる展示がいっぱいです。また、年に数回さまざまなイベントも開催されています。
Spot.6
【中国庭園 燕趙園】おすすめ撮影スポットがいっぱい! 中華コスプレの聖地
「中国庭園 燕趙園(ちゅうごくていえん えんちょうえん)」は、鳥取県と中国の河北省との友好提携5周年を記念し、1995年に開園した庭園。総面積約1万㎡の園内には、「燕趙園の二十八景」として、玄宗皇帝や楊貴妃、中国の歴代皇帝らに愛された皇家園林方式の宮廷庭園を再現した28の庭園景色が広がり、中国さながらの雰囲気が漂います。
庭園の設計、素材の調達、加工をすべて中国で行い、建物も中国で仮組みしたものを解体して日本へ運び、中国人技術者の下で再度建設されました。建物には、中国人彩画師が手がけた彩画がなんと2000以上も施されているのだとか。
園内では、チャイナ服や漢服が有料でレンタル可能で、春・秋には中華コスプレ大会も開催。県内外からコスプレイヤーが訪れる、中華コスプレの聖地としても知られています。また、本場中国から来日した雑技団による迫力満点のショー(1日3回)も無料で観覧できます。
レストランや雑貨とスイーツのお店、道の駅「燕趙園」もあるので、グルメやショッピングも楽しめますよ。
■参考記事:【鳥取県】中華コスプレの聖地・燕趙園のおすすめ撮影スポットを徹底紹介!(配信日:2023.04.22)