愛媛県のおすすめ観光スポット39選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで

愛媛県のおすすめ観光スポット39選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで

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四国の愛媛県は、海と山に囲まれ、風光明媚なみどころがたくさん。道後温泉で知られる松山市を筆頭に、古い町並みが残る内子(うちこ)、大洲(おおず)、卯之町(うのまち)や、サイクリングが楽しいしまなみ海道、独特の景色が広がる四国カルストなど、魅力あふれるエリアが点在しています。ここでは『るるぶ&more.』で紹介した記事の中から愛媛県の観光スポットを厳選して紹介。趣のあるスポットや自然風景を求めて旅してみましょう。

Summary

愛媛のおすすめ観光スポット
【西条・石鎚山・新居浜】

Spot.1
【別子銅山記念館】銅山の歴史がよくわかる

開坑許可の5月にちなみ、屋根にサツキを植栽。5月下旬に満開/別子銅山記念館
開坑許可の5月にちなみ、屋根にサツキを植栽。5月下旬に満開/別子銅山記念館

江戸時代から昭和初期にかけて、約300年にわたって銅の採掘が行われていた別子銅山は、今は観光スポット「マイントピア別子(まいんとぴあべっし)」として整備され、貴重な産業遺産を見学できるようになっています。
その近くにある「別子銅山記念館(べっしどうざんきねんかん)」は、銅山経営の貴重な資料などを保存、展示している施設。「マイントピア別子」見学の前後に立ち寄ってみましょう。

Spot.2
【マイントピア別子東平ゾーン】“東洋のマチュピチュ”を散策!

山間で風雪に耐え、ひっそりと立つレンガ造りの遺構群
山間で風雪に耐え、ひっそりと立つレンガ造りの遺構群

「マイントピア別子東平ゾーン(まいんとぴあべっしとうなるぞーん)」は、標高約750mの山中にあり、昭和5年(1930)まで銅山の採掘本部が置かれていたところ。現在は遊歩道が整備され、「東平(とうなる)貯鉱庫跡」や「旧第三変電所跡」、「東平索道停車場跡」などを見て歩くことができます。また、「東平歴史資料館」では、かつてこのあたりに5000人が暮らしていた町並みを再現したジオラマや貴重な写真や映像を見ることができます。

Spot.3
【石鎚山】西日本最高峰の神の山

鋭くとがった山容の名峰
鋭くとがった山容の名峰

「石鎚山(いしづちさん)」は西日本最高峰で、日本七霊山に数えられ、古くから信仰登山が行われてきました。一般登山ルートは石鎚土小屋から尾根伝いに歩く土小屋コース(徒歩約2時間30分)と、石鎚登山ロープウェイ山頂駅から歩く表参道コース(徒歩約3時間)。二ノ鎖小屋で合流し、2つの鎖場を登ると石鎚神社の頂上社がある弥山(みせん)(1974m)に到達。ここからは瀬戸内海や四国の山々を見渡せます。

Spot.4
【石鎚登山ロープウェイ】山頂には爽快なハイキングコースもある

「まえがみ号」
「まえがみ号」

標高約455mの山麓下谷駅から標高約1300mの山頂成就駅までを約8分で結ぶ「石鎚登山ロープウェイ(いしづちとざんろーぷうぇい)」。切り立った山肌を一気に登っていく空中散歩を楽しめます。山頂には爽快に歩けるハイキングコースが整備され、12~3月はスキー場として賑わいます。

Spot.5
【鉄道歴史パークin SAIJO】貴重な鉄道車両を展示する博物館

左から「0系新幹線」と「DF50」/西条市
左から「0系新幹線」と「DF50」/西条市

JR伊予西条駅に隣接する「鉄道歴史パーク in SAIJO(てつどうれきしぱーく いん さいじょう)」は、第4代国鉄総裁・十河信二(そごうしんじ)の功績を紹介する「十河信二記念館」、0系新幹線など6両の車両を展示する「四国鉄道文化館北館・南館」、西条市の観光案内やおみやげの販売を行う「観光交流センター」が揃う施設。鉄道模型が走るジオラマもあり、子どもから大人まで楽しめます。

愛媛のおすすめ観光スポット【内子・大洲・佐田岬】

Spot.1
【下灘駅】海との一体感が魅力の無人駅

ホームのすぐそばに瀬戸内海が広がる
ホームのすぐそばに瀬戸内海が広がる

愛媛県の瀬戸内海沿いにあるJR予讃線の「下灘駅(しもなだえき)」は、鉄道ファンはもちろん、連日多くの観光客でにぎわう無人駅。ホームから穏やかな海を見渡せて、その風情あるたたずまいから、たくさんのドラマや映画のロケ地にもなりました。特に瀬戸内海に夕日が沈む時間は感動的。一度は降り立ってみたい絶景の駅です。

※下灘駅にはお客様がご利用できる駐車場がございません。駅を訪れる際にはJRをご利用ください。

■参考記事:目の前に絶景が広がる!一度は行ってみたい愛媛の「下灘駅」って?(配信日:2018.11.13)

Spot.2
【八日市・護国の町並み】江戸後期から大正時代の町家が並ぶ

町家や商家が並ぶ「八日市・護国の町並み」
町家や商家が並ぶ「八日市・護国の町並み」

木蝋(もくろう)の生産で栄えた江戸後期から大正時代の建物が軒を連ねる「八日市・護国の町並み(ようかいち・ごこくのまちなみ)」。昔の建物を利用した資料館や、手仕事職人の店、町家を利用したカフェなどあり、のんびりと散策を楽しめます。

国の重要文化財の大村家住宅、本芳我家(ほんはがけ)住宅、上芳我家(かみはがけ)住宅を含む約600mの通り一帯が重要伝統的建造物群保存地区になっています。

Spot.3
【内子座】花道もあるレトロな芝居小屋

「内子座」外観
「内子座」外観

「道後温泉本館」と並び、愛媛県の貴重な木造建築として知られる「内子座(うちこざ)」は、花道もあるレトロな芝居小屋です。正面に太鼓櫓(たいこやぐら)を据えた入母屋造の木造瓦葺2階建てで、大正5年(1916)に建てられました。

老朽化のため取り壊しの話もありましたが、昭和60年(1985)に修理復原され現在の姿に。保存修理工事のため、現在(2025年8月)は楽屋のみ公開されています。

Spot.4
【大洲城】肱川(ひじかわ)の畔に立つ、4層4階の天守

肱川にたたずむ大洲城
肱川にたたずむ大洲城

明治・大正時代に養蚕や製糸で栄えた職人町の面影を伝えるレトロな町並みが人気の大洲城下町。そのシンボルとして立つ「大洲城(おおずじょう)」は、鎌倉末期に築城され、老朽化のため明治21年(1888)に天守は取り壊されましたが、4つの櫓は残り、国の重要文化財に指定されています。

現在の天守は2004年、史料を基に正確に復元されたもの。2020年から始まったお城に泊まれる文化財体験プラン「大洲城キャッスルステイ」でも注目を集めています。

■参考記事:大人気観光列車「伊予灘ものがたり」で大洲へ。「NIPPONIA HOTEL大洲 城下町」に泊まるワンランク上の愛媛旅(配信日:2023.07.15)

Spot.5
【臥龍山荘】凝った造りの建物と庭園が美しい

船に見立てて作られた「不老庵」
船に見立てて作られた「不老庵」

「臥龍山荘(がりゅうさんそう)」は、貿易商・河内寅次郎(こうちとらじろう)の別荘だった建物で、明治時代に10余年の歳月をかけて建てられた数寄屋造の建築です。母屋の「臥龍院」、崖の上に立つ「不老庵(ふろうあん)」と「知止庵(ちしあん)」の3つの建物からなり、肱川を借景とした庭園も見事な美しさです。

※2025年8月現在、茅葺きの改修工事のため観覧制限あり。詳細は公式サイトを要確認。

■参考記事:大人気観光列車「伊予灘ものがたり」で大洲へ。「NIPPONIA HOTEL大洲 城下町」に泊まるワンランク上の愛媛旅(配信日:2023.07.15)

Spot.6
【思ひ出倉庫】昭和30年代へタイムスリップ!

所狭しと展示される昭和30年代の車や家具、おもちゃ
所狭しと展示される昭和30年代の車や家具、おもちゃ

昭和30年代の街角を倉庫の中に再現した「思ひ出倉庫(おもいでそうこ)」。懐かしいたたずまいの床屋や薬屋、民家は必見。雑貨屋の奥にあるお茶の間は実際に上がることができて、昭和の暮らしぶりを実感できます。

Spot.7
【佐田岬灯台】四国最西端の岬に立つ灯台

断崖の上に立つ白い灯台
断崖の上に立つ白い灯台

全長約40kmと日本一細長い半島として知られる佐田岬半島の先端に立つ「佐田岬灯台(さだみさきとうだい)」は、四国で唯一、国の登録有形文化財に指定されている現役の灯台です。

この灯台を見下ろす高台にある「椿山(つばきやま)展望台」からは、灯台の向こうに九州を見渡す絶景を楽しめます。また、陸続きの御籠島(みかごじま)には展望所があるほか、洞窟式砲台など戦争の遺産を見学できます。

 

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