
愛媛県のおすすめ観光スポット39選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
四国の愛媛県は、海と山に囲まれ、風光明媚なみどころがたくさん。道後温泉で知られる松山市を筆頭に、古い町並みが残る内子(うちこ)、大洲(おおず)、卯之町(うのまち)や、サイクリングが楽しいしまなみ海道、独特の景色が広がる四国カルストなど、魅力あふれるエリアが点在しています。ここでは『るるぶ&more.』で紹介した記事の中から愛媛県の観光スポットを厳選して紹介。趣のあるスポットや自然風景を求めて旅してみましょう。
Spot.1
【道後温泉本館】名建築と名湯が楽しめる日帰り入浴施設
『日本書紀』や『万葉集』にも登場するほど歴史の長い道後温泉のシンボルとして、今も圧倒的な存在感を示す「道後温泉本館(どうごおんせんほんかん)」。唐破風(からはふ)の屋根が見事な建物で、館内には男女それぞれ 2つの浴室があり、趣のある休憩室も利用できます。
入浴は6つのコースが用意され、入浴後の休憩室でお茶とお茶菓子の接待が受けられるコースが人気。予約はできず、待ち時間が発生することもあります。比較的空いている朝の利用が狙い目かも。貸切室「しらさぎの間」や「飛翔の間」を利用できる2コースは事前予約が必要です。
■参考記事:【愛媛】道後温泉本館が全館営業再開へ!2024年最新情報&新しくなった館内をレポート(配信日:2024.08.07)
Spot.2
【道後温泉別館 飛鳥乃湯泉】和モダンな道後の新名所
「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(どうごおんせんべっかん あすかのゆ)」は、「道後温泉本館」の別館として建てられた日帰り入浴施設。飛鳥時代の建築様式を取り入れた建物と、愛媛の伝統工芸が随所に見られるアートな装飾が魅力です。
砥部(とべ)焼の陶板壁画が見事な大浴場のほかに、道後温泉本館にはない露天風呂や、道後温泉本館の皇室専用浴室「又新殿(ゆうしんでん)」を再現した特別浴室があります。
湯上がりに浴衣を着て休憩施設で過ごす入浴コースは3つあり、コースによって休憩室のタイプやサービスが異なるので、事前にチェックしてから利用しましょう。
■参考記事:道後温泉のおすすめ観光スポット6選!人気の温泉・グルメやおしゃれカフェの散策プラン!(配信日:2019.10.11)
Spot.3
【松山城】難攻不落の城として知られる名城
慶長7年(1602)に、築城の名手である加藤嘉明(かとうよしあき)が手がけ、およそ25年の年月をかけて完成した松山城。標高約132mの勝山の山頂に本丸があり、裾野に二之丸(二之丸史跡庭園)、三之丸(堀之内)があります。山全体を生かした広大な敷地内には、天守をはじめ、21棟もの国指定重要文化財を有しています。
ロープウェイ・リフトで8合目まで登り、終点の長者ヶ平駅を降りたら天守までは徒歩10分程度。「戸無門(となしもん)」や「筒井門」、敵の背後を急襲するために仕込まれた「隠門(かくれもん)」などを見学しながら足を進めると、天守前に広がる「本丸広場」に到着。優美な天守を望む撮影ポイントです。
天守内には、甲冑をはじめとした松山城に関する貴重な資料を展示。最上階から眺める松山の街並みも見事です!
■参考記事:【愛媛】名城・松山城を徹底レポート。甲冑体験や和スイーツも!(配信日:2024.10.20)
Spot.4
【萬翠荘】大正ロマン漂う洋館
「萬翠荘(ばんすいそう)」は、大正11年(1922)に建てられたフランス風の洋館で、正岡子規(まさおかしき)や秋山好古(あきやまよしふる)とゆかりのある旧松山藩主の子孫・久松定謨(ひさまつさだこと)の別邸として建築されました。現在は国の重要文化財にもなっています。
館内はステンドグラスやシャンデリアなどの装飾がエレガント! 敷地内に夏目漱石が下宿していた愛松亭の跡碑もあるので、文学好きさんは忘れずにチェックしてくださいね。
■参考記事:坊っちゃん列車で快適に!松山の絵になる文学スポットを巡る朝さんぽ(配信日:2018.08.30)
Spot.5
【松山市立子規記念博物館】松山が生んだ文豪たちの足跡がわかる
俳句や短歌の革新に生涯を捧げた正岡子規の業績を紹介している「松山市立子規記念博物館(まつやましりつしききねんはくぶつかん)」。子規の貴重な直筆資料などを通して、子規の生涯を追体験できます。クイズコーナーやARコーナー、俳句を作ろうコーナーなどの人気コーナーもあり、子どもから大人まで楽しみながら観賞できます。
Spot.6
【坊っちゃん列車ミュージアム】伊予鉄道の貴重な資料を多数展示
松山市の中心部は伊予鉄の路面電車が走り、市内観光にも便利な交通手段として多くの人に利用されています。「坊ちゃん列車ミュージアム(ぼっちゃんれっしゃみゅーじあむ)」は、明治時代からの伊予鉄の歴史がわかる資料や、初代機関車のレプリカ、車両部品などを展示している施設。路面電車を通して松山の歴史を見ることができます。
Spot.7
【大観覧車くるりん】いよてつ髙島屋の屋上から市街を眺める
いよてつ髙島屋にある「大観覧車くるりん(だいかんらんしゃくるりん)」。約15分かけて1周できて、地上から最高点までの高さは約85m。松山市街をくるりと眺めることができます。床が透明なシースルーゴンドラに乗ると、まるで空中浮遊しているかのような感覚を楽しめます。
Spot.8
【愛媛県立とべ動物園】動物たちの生き生きとした姿が見られる
西日本最大級の敷地に約140種の動物たちがのびのびと暮らしている「愛媛県立とべ動物園(えひめけんりつとべどうぶつえん)」。
ここのアイドルといえば、日本初の人工ほ育で成長したホッキョクグマのピースや、アフリカゾウのリカと、その家族たち。親子で暮らすアフリカゾウを見られるのは日本ではここだけなんだとか。仲睦まじく過ごす姿がほっこりとした気分にさせてくれます。
また、オランウータンのウォーキングタイムや、ペンギンのお食事タイムなどは絶対見ておきたいイベント。開催日時や内容は、公式サイトで事前に確認しておくのがおすすめです。
■参考記事:会えば疲れも吹き飛ぶ!ぬいぐるみ級のアイドルに会いに愛媛県立とべ動物園へ(配信日:2018.04.18)
Spot.9
【石手寺】国宝の仁王門は必見
「石手寺(いしてじ)」は四国霊場第51番札所で、神亀5年(728)に伊予の大守、越智玉純(おちたまずみ)が創建。本堂、三重塔、鐘楼、五輪塔、訶梨帝母天堂(かりていもてんどう)、護摩堂、梵鐘はすべて国の重要文化財に指定されています。文保2年(1318)再建の仁王門は国宝で、左右の金剛力士像は運慶一門の作といわれています。
Spot.10
【奥道後温泉】湯量豊富な“松山の奥座敷”
道後温泉から車で10分ほどの場所にある「奥道後温泉(おくどうごおんせん)」。泉質は、美人の湯といわれる㏗値9.4のアルカリ性単純硫黄泉です。宿泊施設の「奥道後壱湯の守」には、西日本最大級の大きさを誇る「翠明の湯」のほか、男女ともに7つの露天風呂があります。良質の湯に浸かりながら至福のひとときを楽しみましょう。日帰り入浴もできます。