空前のパンブーム!関西で食べられる絶品パン13選【後編】
パンブーム真っただ中。朝食にはもちろん、スイーツに、お酒と一緒になど、楽しみ方はますます多様化しています。今回は、数ある中から、関西で人気のパン屋さんに注目してご紹介。あなた好みのパンを探してみて!
Summary
コッペパン専門店「こぺてりあ」のスイーツコッペパンの人気が止まらない!
2018年8月にオープンした「こぺてりあ」都島店は、平日の午後でもひっきりなしにお客さんが入るほどの大盛況です。約20種あるおそうざいコッペパンのなかでも一番のおすすめは、ド定番のエビカツサンド。
実は「こぺてりあ」のエビカツには魚やエビのすり身を一切使用せず、プリプリのエビの身だけを6尾分も使っているそうです。 こだわりのカレーソースとの相性も抜群!20cmオーバーの大ぶりなコッペパンに挟むとボリュームも満点で、自ら「極上えびカツ」と名乗るだけのことはあります。
こぺてりあ」のスイーツコッペパンは30種以上。毎日食べても追いつかないほどバラエティに富んでいます。 フレッシュないちごの酸味とチョコやカスタードの甘みが絶妙な「いちごのカスタードホイップ」、餡とマスカルポーネクリームの上品な甘さが大人女子にも人気の「あんマスカルポーネ」は、一度食べたらやみつき必至です。
さらに毎月4種類ほどの新メニューも期間限定で登場。迷ってしまうほど多彩なコッペパンに、毎日通ってしまうリピーターが続出するのも納得です。あなたのお気に入りはどのコッペパンですか?
■参考記事:コッペパン専門店「こぺてりあ」のスイーツコッペパンの人気が止まらない!(配信日:2018.11.14)
「キビトパン」の厳選された素材だけで丁寧に焼きあげられたパン
兵庫県、JR三田駅のほど近くにある「キビトパン」は農機具小屋をリノベーションした人気のパン店です。「パンが木(自然)と人をつなぐ架け橋になれたら」というコンセプトのもと、美味しいのはもちろん、 “子どもに食べさせたいパン”を心がけて、10年以上継ぎ足して使っている天然酵母や無農薬栽培の小麦など、とことん素材にこだわり、一つひとつ丁寧に焼きあげています。
無農薬栽培の小麦を粒のまま仕入れ、毎日お店で挽くのがキビトパン流なんだとか。店名でもあるキビトパンは、小麦粉とライ麦粉から作った天然酵母のパン。 シンプルながら丁寧に焼かれたカンパーニュはもっちりしていて、噛むほどに甘みとほのかな酸味が感じられます。 やわらかな笑顔が絶えない清原さんご夫婦。「パンを通して会話や豊かな時間が盛り上がれば」と訪れてくれるお客さんに気さくに話しかけたり、お客さん同士の会話をつないだり、人の輪が広がっていきます。
美味しいパンと幸せな笑顔のリピーターになるかもしれませんね。
■参考記事:農機具小屋に厳選された素材だけで丁寧に焼きあげられたパンが勢ぞろい(配信日:2018.11.11)
「bread market やさしい風」の看板商品はバリエ豊富な「トマトパン」!
ベーカリー激戦区といわれる阪神間に、2003年にオープンしたブランジュリー「bread market やさしい風(ブレッド マーケット やさしいかぜ)」。幅広いバリエーションのパンが揃う「ブレッド マーケットやさしい風」ですが、看板商品となっているのは「やさしい風のトマトフランス」。水の代わりにトマトの水分で焼き上げた、片桐シェフのアイデアパンです。
こんもり丸い形をしていて、生地がオレンジ色のインパクトある一品。小麦粉とトマト果汁をブレンドして、ひと晩寝かせて焼き上げているので、食感はしっとり。
このトマトパンを使った、バリエーションパンもたくさん。 長さ50cmの細長い「ちーとま坊や」や、トマトパンに自家製トマトソース、沖縄の島唄ソーセージをサンドした「まるごとソーセージのトマトフランス」のほか、「チーズボウズ」は、トマトパンにダイスチーズを練り込み、カプレーゼをイメージしているそう。 そのまま食べてもおいしいトマトパンは、アレンジ商品でおいしさがアップします!
尼崎においしい風を巻き起こすパン屋さんへ、出かけてみませんか。
■参考記事:看板商品はバリエ豊富な「トマトパン」!絶品パンが揃う阪神間のベーカリー(配信日:2018.10.11)
お米農家が作るパンって!?神戸の絶品ベーカリー「ベーカリーバカンス」
JR三ノ宮駅から高架沿いに東へ徒歩約5分、グレーを基調にしたシンプル&スタイリッシュな外観の「ベーカリーバカンス」。 元倉庫だった建物をリノベーションしたという店は、一見殺風景にも見える店構えですが、ここを目指して訪れる人が多数。オープン前には行列ができるほどの人気ぶりです。
「ベーカリーバカンス」では、ニシノカオリ、キタノカオリなど、7種の国産小麦を使用してパンを作っています。
「ベーカリーバカンス」で、圧倒的人気なのが「ハニートースト」。スライスした「バカンス」に、自家製ハチミツバターをたっぷりと塗って焼き上げています。 カリッとした食感のあと、むっちりとした生地のなかからじゅわっとバターが…。遠方からわざわざ、これを目当てに来る方も多いそう。
ゆくゆくは、山口の自社農園で栽培している小麦を使ったパンを作る計画もあるそう。自家栽培小麦のパンが店頭に並ぶ日が待ち遠しいです!
■参考記事:お米農家が作るパンって!?もっちり新食感の、神戸の絶品ベーカリー(配信日:2018.06.26)
京都嵐山に“ミッフィー”のベーカリーの店「みっふぃー桜ベーカリー」登場
2018年10月、嵐山にオープンした「みっふぃー桜ベーカリー」ではミッフィーの形をしたパンなどさまざまな愛らしいパンがたくさん並びます!スライスしても1枚ずつミッフィーな食パン、ミッフィーデニッシュなど魅力的なパンがいっぱいです!
ミッフィーが福ダルマになっちゃった!“みっふぃー福だるまパン”350円(税別)。中身は濃厚な抹茶クリーム。1日の数量が限定の商品です。「みっふぃー福だるまパン」と「みっふぃーあんぱん」に限定トートバックの付いたおみやげにぴったりのセットもあります。
ドリンクやソフトクリームなどのテイクアウト商品もあり、話題性抜群の「みっふぃー桜きっちん」。いち早く訪れて、みんなに自慢しちゃいましょう。
■参考記事:京都嵐山に“ミッフィー”のキッチングッズ&ベーカリーの店登場(配信日:2018.09.28)
創業85年、愛され続ける老舗ベーカリー「フロイン堂」の食パンが絶品すぎ!
阪急岡本駅から歩いて約2分。どこか懐かしい、ノスタルジックな店構えのベーカリーが「フロイン堂」です。1932年に創業した店では、今も変わらない製法でパンを作り続けています。創業当時からこだわっているのは、パンの生地を手で捏ねることと、レンガの窯でパンを焼くこと。朝一番に、その日焼くパンの生地を手捏ねします。 厨房奥にある大きな桶で、全身を使いながら手捏ねする作業はとても大変!生地の食感や温度などを手で感じとりながら捏ねていきます。
焼きあがった食パンは、窯から出して山の部分にバターを塗ったら、厨房から店に運ばれます。棚に並んだ焼きたての食パンからは、パチパチとおいしそうな音!
食パンのほかにも、「フロイン堂」では全11種のパンが揃います。食パンと同じ生地に粒餡を包んで揚げる「あんドーナツ」(180円)や、菓子パン生地で作る「ぶどうドーナツ」、大阪のインド料理店「ナビン」から取り寄せるルウを包んで揚げる「カレーパン」なども人気です。
変わらない味で、愛され続ける「フロイン堂」。店の奥にちらりと見えるレンガ窯から出てくるパンをぜひ一度、ご賞味ください。
■参考記事:創業85年、愛され続ける老舗ベーカリー「フロイン堂」の食パンが絶品すぎ!(配信日:2018.05.11)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。