
【徳島県】おすすめ観光スポット33選|うず潮、阿波おどりから峡谷の絶景、海岸美まで
徳島県は、大鳴門橋で関西とつながる四国の玄関口。うず潮で有名な鳴門、「阿波おどり」で夏に盛り上がりを見せる徳島市を中心に、観光スポットがたくさんあります。県の南は風光明媚な海岸線が続く絶好のドライブエリア。徳島市から吉野川沿いを西へ進むと山々の雄大な風景を堪能できます。ここでは『るるぶ&more.』で過去に掲載した記事の中から、徳島県のおすすめ観光スポットを厳選し、エリア別にご紹介します!
Spot.1
【高速観潮船うずしお号】ダイナミックな潮流を間近で見られる!
激しい潮流が生み出すダイナミックなうず潮に至近距離まで近づき、間近で見ることができる「高速観潮船うずしお号(こうそくかんちょうせんうずしおごう)」。デッキから眺める渦は想像しているよりも大きく、轟音が響き渡るほどの激しさ。まるでこのまま渦に引き込まれてしまいそうな、そんな迫力に満ちています。渦ができてから消えるまでは5~30秒ほどと短いので、タイミングを待って素早く撮影しましょう。
■参考記事:注目の美術館で名画にうっとり 淡路島から鳴門海峡の名所をめぐる旅(配信日:2019.10.11)
Spot.2
【道の駅 うずしお IN うずまちテラス】大鳴門橋を眺めながらご当地グルメを堪能
淡路島の南、鳴門海峡に面していて、大鳴門橋を一望できる絶好のロケーションが魅力の「道の駅 うずしお IN うずまちテラス(みちのえき うずしお いん うずまちてらす)」。大鳴門橋を眺めながらランチを楽しめます。
地魚や野菜、肉類など地元の特産品を使ったグルメが人気で、おすすめはご当地バーガーグランプリで1位を獲得した「あわじ島オニオンビーフバーガー」。甘みたっぷりの分厚いタマネギが、それまでのタマネギのイメージをきっと覆してくれるでしょう。
■参考記事:注目の美術館で名画にうっとり 淡路島から鳴門海峡の名所をめぐる旅(配信日:2019.10.11)
Spot.3
【大塚国際美術館】日本にいながら世界旅行気分♪ 注目の美術館
「モナ・リザ」「最後の晩餐」「ヒマワリ」「ゲルニカ」など、世界26カ国の西洋名画の陶板1000余点を展示する「大塚国際美術館(おおつかこくさいびじゅつかん)」。陶板名画は、陶器の大きな板に、原画に忠実な色彩・大きさで再現したもの。レプリカでありながら、実際の名画に迫る臨場感は、思わずため息が漏れるほどです。
なかでも、教会を空間ごとそのまま再現した立体展示「システィーナ礼拝堂天井画および壁画」や「スクロヴェーニ礼拝堂」は臨場感たっぷり。壁面から天井を見回しているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
館内には5つのフロアがあり、鑑賞ルートは約4㎞あるので、短時間で回りたいときは、目当ての絵画をいくつかピックアップしておきましょう。
■参考記事:世界の美術に出合える!「大塚国際美術館」を現地レポート!(配信日:2023.03.25)
Spot.4
【徳島県立渦の道】橋の上からうず潮を眺められる
大鳴門橋の橋桁に設けられた全長約450mの海上遊歩道「徳島県立渦の道(とくしまけんりつうずのみち)」。左右に広がる海峡の景色を眺めながら歩くことができて、展望室ではガラス張りの床から約45m下のうず潮を見ることもできます。うず潮が見られるのは1日2回、満潮時と干潮時の前後1~2時間程度。事前に潮見表を確認して訪れる時間帯を決めましょう。
Spot.5
【阿波おどり会館】いつ訪ねても阿波おどりを楽しめる
「阿波おどり会館(あわおどりかいかん)」は、一年を通して阿波おどりにふれられるスポット。2階の阿波おどりホールでは、会館専属連(昼の公演)と有名連(夜の公演)による、迫力満点の本場の阿波おどりを見ることができます。阿波おどりの歴史や基本的な動作など、実演を通じて学んでみて♪
■参考記事:【徳島市内の観光モデルプラン】おすすめの8スポットをゆったりお散歩♪(配信日:2021.10.05)
Spot.6
【徳島県立阿波十郎兵衛屋敷】毎日、阿波人形浄瑠璃を上演
国指定重要無形民俗文化財「阿波人形浄瑠璃」を毎日上演している「徳島県立阿波十郎兵衛屋敷(とくしまけんりつあわじゅうろべえやしき)」。ここは江戸時代の庄屋、板東十郎兵衛の屋敷跡、その家族の名前を使って創られたのが人形浄瑠璃「傾城(けいせい)阿波の鳴門」です。館内では、阿波木偶(あわでこ)や床本(ゆかほん)などの資料、映像により阿波人形浄瑠璃の歴史を知ることができます。板東十郎兵衛の時代につくられた「鶴亀の庭」やショップもあります。
Spot.7
【阿波木偶人形会館】木偶人形のカラクリもわかる
阿波木偶人形を数多く展示している「阿波木偶人形会館(あわでこにんぎょうかいかん)」では、人形の作り方や、表情が一変する仕掛け、人形を操る仕組みなどを知ることができます。木偶人形作家の人形健(にんぎょうけん)氏のユーモラスな解説が好評です。
Spot.8
【霊山寺(一番さん)】お遍路さんじゃなくても気軽に立ち寄りたい
いつかはお参りしてみたい四国八十八カ所霊場の第一番札所「霊山寺(りょうぜんじ)」。「一番さん(いちばんさん)」とよばれ、親しまれています。奈良時代、聖武天皇の勅願により行基(ぎょうき)が開いたとされ、荘厳な伽藍が立ち並ぶ境内は、連日たくさんのお遍路さんで賑わっています。門前には巡礼用品が一式揃う売店もあります。
Spot.9
【鳴門市ドイツ館】ドイツ兵捕虜と地元民の交流を伝える
「鳴門市ドイツ館(なるとしどいつかん)」は、第一次世界大戦で捕虜となったドイツ兵を収容した板東俘虜収容所があった「ドイツ村公園」の中にある施設。ドイツ兵と地元民の交流を今に伝えています。ここでベートーベンの「第九」がアジアで初演されたことにちなみ、等身大の人形が並ぶ「第九シアター」で30分おきに演奏を聞くことができます。
Spot.10
【鳴門市賀川豊彦記念館】社会運動家・賀川豊彦を紹介
大正・昭和期に非暴力の精神で労働運動や反戦運動などを指導した社会運動家・賀川豊彦(かがわとよひこ)を記念して建てられた「鳴門市賀川豊彦記念館(なるとしかがわとよひこきねんかん)」。館内には生涯の活動内容がわかる展示室や、賀川の蔵書を閲覧できるコーナーも。賀川の半生を描いた映画「死線を越えて」の視聴もできます。
Spot.11
【眉山公園】徳島市街を一望できる
標高290m、眉に似たなだらかな形状の「眉山(びざん)」は、徳島市のシンボル的存在。その山頂にある「眉山公園(びざんこうえん)」には展望施設や芝生の広場があり、春は桜、秋は紅葉など自然を楽しめる場所でもあります。山頂へはロープウェイのほか車で行くこともでき、登山ルートも整備されています。徳島を訪れたら一度はここからの眺望を楽しんでみて。
Spot.12
【徳島中央公園】徳島城跡の緑豊かな公園
JR徳島駅の北東、明治維新まで阿波の領主・蜂須賀家の居城だった場所にある「徳島中央公園(とくしまちゅうおうこうえん)」。緑豊かな公園には、石垣や庭園、復元された「鷲の門」などに往時の面影が残っています。園内にある「旧徳島城表御殿庭園」は国の名勝に指定され、築山泉水庭と枯山水庭の2つの庭園を見ることができます。
Spot.13
【徳島城博物館】城下町の暮らしがわかる
「旧徳島城表御殿庭園」に隣接した施設で、徳島藩や蜂須賀家に関連する美術工芸品や歴史資料を展示する「徳島市立徳島城博物館(とくしましりつとくしまじょうはくぶつかん)」。現存最古の和船といわれ、重要文化財にも指定されている徳島藩御召鯨船千山丸(とくしまはんおめしくじらぶねせんざんまる)をはじめとする徳島藩水軍に関する資料は見逃せません。城下町の庶民の暮らしぶりがわかる展示物も興味深く見ることができます。