
連載100回記念! 今でも黒猫が通うおすすめ店5選【ミスター黒猫の東京スイーツトレンドvol.100】
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、毎回スイーツがおいしい素敵なお店を紹介しています。今回で、るるぶ&more.での連載がなんと100回目。ご覧いただいている皆様、ご協力いただいたお店様、編集スタッフの方々ありがとうございます。そこで、今回は今まで紹介したお店のなかから今でも黒猫が通うおすすめ店を5店舗紹介します!
素敵な世界観広がる昭和モダンなお店「黒猫亭」
2017年の11月にオープンした着物姿の素敵な女性店主の宇都木さんが営むお店。日本酒とスイーツのマリアージュも楽しめます。
店内の雰囲気やひとつひとつの小物や食器など細部まで宇都木さんのこだわりの昭和初期の雰囲気を感じられて、まさに昭和にタイムスリップをしたみたいです。
店名は、宇都木さんの大好きな小説家・横溝正史の『黒猫亭事件』からインスピレーションを得たもので、店内には横溝正史の文庫本も多数置いてありました。
もちろん店名だけでなく、着物と横溝正史とお酒が好きでパティシエでもある宇都木さんの大好きなものばかりが詰まったお店だったのも理由のひとつ。宇都木さんの愛情が伝わってくる世界が広がっていて、また伺いたいと思う素敵なお店です。
お店の雰囲気にピッタリな、足つきのシルバーの器で提供される「黒猫亭プリン」は固めで黒猫好み。おひとり様でも居心地よい雰囲気なので、この取材以降も何度も伺っている好きなお店のひとつになりました。
参照記事:浅草の昭和モダンな黒猫亭で絶品プリン【ミスター黒猫の東京スイーツトレンドvol.7】(更新日:2018.12.03)
ホッとする居心地「ブラウン喫茶デルコッファー」
都営浅草線本所吾妻橋駅すぐそばにある「ブラウン喫茶デルコッファー」。
地元の方を中心に多くの人に愛されながら約40年の歴史ある喫茶店。創業者の娘さんでもある2代目のマスターになってから外観や装飾など新しくなりましたが、基本の雰囲気は創業時のまま、昭和の喫茶店の良い雰囲気を引き継いでいます。
「さまざまなトーンの美しいブラウンがちりばめられた店内。父親から受け継いだ経年により日々変化し続ける店内のブラウンカラーをとても大切にしています。さらにそのブラウンカラーを、2代目になっても表現し続けたいという情熱からブラウン喫茶とつけました」と店名の由来を娘さんが話してくださいました。
ホットケーキ愛が強い2代目が、先代のマスターと衝突しながらも試行錯誤を重ね常にリニューアルを重ねているホットケーキ。このこだわりが、多くの人を魅了する一品を作り上げていると思います。お店のSNSにも力を入れていて、「限定の厚切りトーストが登場」などとアップされるとフラフラと寄ってしまう好きなお店です。
参照記事:昭和レトロな純喫茶で銅板焼きホットケーキとクリームソーダ「ブラウン喫茶デルコッファー」【ミスター黒猫の東京スイーツトレンドvol.58】 (更新日:2022.03.16)
かわいいメニューが人気「henteco森の洋菓子店」
学芸大学駅や都立大学駅からそれぞれ徒歩12分ほど歩いた目黒通り沿いにある「henteco(ヘンテコ)森の洋菓子店」。
木々の緑や花に覆われた素敵な雰囲気の店頭です。
明るくかわいい店内は、ゆったりとした空間で居心地よく、素敵なカフェタイムを過ごせます。熊の顔のライスがかわいいカレーやくまライスなどSNSでも話題になっているメニューが多い人気店。
オリジナル雑貨やぬいぐるみ、焼き菓子も販売しておりテイクアウトの人も多く訪れています。
このホットケーキを初めて目にした時のインパクトは、今でも忘れません。定番の「くまサンド」のほかに、期間限定のホットケーキも登場しますが、そのたびに訪れてしまう素敵なお店です。
参照記事:かわいさに悶絶!どうぶつクッキーが持ち上げるクマのホットケーキが新登場【ミスター黒猫の東京スイーツトレンドvol.68】 (更新日:2022.12.20)
農家さん直送の厳選フルーツがポイント「Fruit Chef The SHOP」
人形町駅から徒歩2分ほどのビルの1階にある「Fruit Chef The SHOP(ふるーつ しぇふ ざ しょっぷ)」。 農家さん直送の厳選されたフルーツが楽しめるフルーツパーラーです。
店内のショーケースには、色とりどりのビジュアルが美しいパフェやゼリーなどがずらり。 収穫作業を一緒にすることもあるほど関係性が深い農家さんから、旬のフルーツが直送されてくるそう。市場に出回らないような希少な品種や、ランクの高いフルーツが安定して入荷されるのでワンランク上のおいしさが楽しめます。
こちらは、静岡の袋井にある「名倉ファーム」のマスクメロンを使ったパフェ。なんと剪定(せんてい)して1本の木に1玉だけを残し、一粒の種から約100日もかけて大切に育てられたマスクメロンです。通年あるメニューですが、完熟した食べ頃のものがない日はメニューの提供がないこともあります。
そして店主だけでなく、スタッフすべてがフルーツの知識が豊富で丁寧に答えてくれます。フルーツのよさに黒猫が全幅の信頼を置いており、好きなフルーツの旬が来るたびに伺っているお店です。
参照記事:農家さん直送フルーツのおいしさに悶絶する「Fruit Chef The Shop」のパフェ【ミスター黒猫の東京スイーツトレンドVol.75】 (更新日:2023.07.17)
100周年の歴史ある老舗洋菓子店「コロンバン原宿サロン」
東京メトロ明治神宮前駅から徒歩約2分のところ、2024年にオープンした「コロンバン原宿サロン」。 コロンバンは、1924年に創業した老舗洋菓子店で、2024年に100周年を迎えました。
コロンバン創業者の門倉國輝さんは、もともと皇族方のお菓子やアイスクリームなど時代の最先端の菓子を作る大膳寮員をされていて、その後に洋菓子店コロンバンを始めました。そのため、創業当時から洋菓子業界唯一の宮内省(現宮内庁)御用達のお店となり、現在に至るそうです。
昭和20年代からメニューにあり、長年愛されているロングセラースイーツ「アイスモンブラン」。アイスクリームの上に、濃厚なマロンペーストを絞りモンブラン風に仕上げたオリジナルスイーツで、当時と変わらないレシピで今も提供しています。
そんな中で、新しく「原宿サロン」がオープンした時はうれしかったにゃー♪ 原宿で待ち合わせやお茶をする時は、こちらが多いですね。落ち着く素敵な雰囲気です。
参照記事:創業100周年の洋菓子店が原宿に新店オープン!「コロンバン原宿サロン」【ミスター黒猫の東京スイーツトレンドVol.88】 (更新日:2024.08.22)
編集部より
今回は連載100回を記念して、ミスター黒猫さんに過去の連載を振り返って印象的なお店を5つご紹介してもらいました。気になるものはありましたか?
ぜひこれからも、ミスター黒猫さんの記事で人気のスイーツ情報をチェックしてみてくださいね!
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
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