島根県の観光スポットおすすめ25選! 絶対はずせない人気観光地から穴場まで
出雲神話の舞台として知られる「神々の国」島根県。今回は『るるぶ&more.』で過去に掲載した記事から、島根県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。「出雲大社」に代表されるパワースポットをはじめ、世界遺産の「石見銀山」や国宝の「松江城」、そして「宍道湖」や「立久恵峡」などの自然の絶景スポットと、みどころが満載です。歴史風情漂う津和野や、少し足を延ばして隠岐の島への旅もおすすめですよ。
Spot.1
【出雲大社】日本屈指の縁結びのパワースポット

「出雲大社(いづもおおやしろ)」は、縁結びの神様である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る日本随一の古社。『日本書紀』にも記述が残り、神々によって建てられた巨大神殿といわれています。
八雲山を背に、檜皮葺きの屋根に千木をのせた御本殿をはじめ、大きなしめ縄が印象的な拝殿や神楽殿、「出雲大社」の資料を展示する宝物殿など、数多くの社殿が立ち並び、荘厳な雰囲気を漂わせています。
出雲では、旧暦10月(新暦の10月下旬~12月上旬頃)に全国の神様が集まり、人と人の縁を相談する会議が開かれるといわれます。その舞台でもある「出雲大社」は、国内随一ともいわれるご縁スポットなのです。

神楽殿にかかる、長さ約13.6m、重さ約5.2t、胴回り最大8mほどの注連縄(しめなわ)は、日本最大級といわれ、迫力満点。
出雲大社での参拝は、“二礼四拍手一礼”と、拍手の数が一般的な作法より多いのがポイント。また、注連縄に御賽銭を投げ入れるのは神様に失礼なので控えてくださいね。凛とした空気に包まれた緑豊かな境内で、心静かに良縁祈願を。
■参考記事:平成の大遷宮でパワーアップ!縁結びの聖地「出雲大社」で、ご利益を授かりたい(配信日:2018.11.23)
Spot.2
【稲佐の浜】全国の神々をお迎えする浜
神話『国譲り』で有名な「稲佐の浜(いなさのはま)」。旧暦10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする浜で、出雲のパワースポットのひとつでもあります。
「日本の渚100選」に選ばれていて、日暮れどきには、夕日に照らされた弁天島のシルエットが幻想的に浮かび上がる、美しい夕景が眼前に広がります。
■参考記事:【島根】出雲大社&パワスポを巡る!出雲ご利益ドライブ(配信日:2023.07.22)
Spot.3
【日御碕神社】夜を司る神秘の神社

島根半島の西端に立つ古社。神の宮と日沈宮(ひしずみのみや)の2つの社殿からなり、両社を総称して「日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)」といいます。神の宮には素盞嗚尊(すさのおのみこと)を、日沈宮には天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀り、朱塗りの回廊が両社を結びます。日沈宮は“日の本の夜を守る”という勅命により建てられ、昼を守るのは三重県の「伊勢神宮」の役割だといわれています。
■参考記事:【島根】出雲大社&パワスポを巡る!出雲ご利益ドライブ(配信日:2023.07.22)
Spot.4
【木綿街道】木綿流通の市場町として発展

江戸~明治期に木綿流通の市場町として栄えた雲州平田。船川運河沿いのこの街道は、綿花流通の道として使われていたことから「木綿街道(もめんかいどう)」とよばれるようになりました。
街道沿いには、切妻妻入塗屋造りの町家が数多く残り、18世紀中ごろの建築である国登録有形文化財の「本石橋邸」や「酒持田本店」などは内部の見学も可能です。街道内の老舗で試食や蔵見学、各種体験などができる、予約不要のミニツアー「木綿街道探訪帖」(1000円~)もあるので、ぜひ参加してみて。
Spot.5
【立久恵峡】岩壁がそそり立つ、出雲屈指の景勝地

出雲市内を流れる神戸川上流にある渓谷「立久恵峡(たちくえきょう)」。清流沿いをおよそ1kmにわたって、高さ100~200mの岩壁がそそり立つ出雲屈指の景勝地です。
大分県にある三大奇勝「耶馬渓」に似ていることから「山陰の耶馬渓」ともよばれています。「立久恵峡」にかかる不老橋と浮嵐橋の2つの橋の間は遊歩道が整備されていて、立久恵薬師で知られる「霊光寺」や「五百羅漢像」など、みどころいっぱいの自然歩道になっています。
Spot.6
【島根ワイナリー】工場見学や試飲、買い物&グルメも満喫!

「島根ワイナリー(しまねわいなりー)」は、島根県産のブドウを原料に、昭和34年(1959)からワインを醸造している観光型ワイナリー。標高約430~440mにある自社農園のブドウを使った、品質にこだわったワインが魅力です。
工場見学や、約10種類のワインとブドウジュースの無料試飲が楽しめるほか、場内の直営ショップ「バッカス」では、おみやげにおすすめの限定商品がみつかります。
■参考記事:山陰ワイナリー巡りでブドウを育むテロワールを感じる旅へ。(配信日:2025.08.03)
Spot.7
【荒神谷博物館】実際にさわれるレプリカの展示も!

「荒神谷博物館(こうじんだにはくぶつかん)」は、358本という大量の銅剣や銅鐸、銅矛が出土した荒神谷遺跡に隣接する博物館。展示室内では銅剣、銅鐸、銅矛の詳しい情報をパネルで紹介しているほか、実際にさわれるレプリカの展示も。発掘調査の様子をまとめた映像も上映しています。
ショップでは荒神谷遺跡や古代出雲に関する書籍、青銅器関連グッズなど、ほかでは手に入らないレアグッズを販売。博物館の周りは史跡公園になっていて、四季折々の植物を楽しむことができます。




