近畿(関西)の除夜の鐘人気ランキング(2025-2026)自分でつく体験も!
近畿(関西)で人気の除夜の鐘のアクセスランキングを、京都と京都以外の6県(三重・滋賀・大阪・兵庫・奈良・和歌山)に分けてご紹介。各寺院の除夜の鐘の時間、一般参加が可能な場合はその料金や人数などをチェックできます。厳かな鐘の音を聞いて、心穏やかに新年を迎えたいですね。
妙法寺(毘沙門山妙法寺)(兵庫県/神戸市須磨区)

高野山真言宗の古刹、天平10年(738)聖武天皇勅願・行基菩提創建と伝わる。平清盛が福原に遷都した際、高倉天皇より「新鞍馬寺」の寺号を賜り栄えた。除夜の鐘は23時45分頃より本堂内本尊毘沙門天の御宝前でお勤めの後、108番までくじ引きで決める。鐘楼堂に移動し住職を先頭に順番につくことができる。※深夜となるため、車での来訪は不可。
- 開催期間:2025年12月31日(水)
- 時間:23時45分頃~
- 一般参加:一般参加可
- 鐘つき料:無料
- 鐘をつける人の数:108人が終了後希望者全員
石山寺(滋賀県/大津市)

石山寺は紫式部が源氏物語の構想を練ったことで有名。また、近江八景「石山の秋月」としても名高く、松尾芭蕉や島崎藤村などの文人も多く訪れている。0時に開門、僧侶に続いて、2時から先着順で鐘をつくことができる。108回で終了。また1月1日は入山料無料。
- 開催期間:2026年1月1日(木・祝)
- 時間:0時開門、2時より除夜の鐘つき
- 一般参加:一般参加可/先着順
- 鐘つき料:無料
- 鐘をつける人の数:108名
- URL:https://www.ishiyamadera.or.jp/
唐招提寺(奈良県/奈良市)

聖武天皇の招きに応じ、苦難の末、日本にやってきた唐の高僧、鑑真[がんじん]和上が天平宝字3年(759)に戒壇を設け、私立学問所を開いたのが起こり。成り立ちはつましいが、最も天平の香りを残す寺として名高い。1年間の厄を祓い、来る新年の幸福を祈るべく鐘をつく。整理券は23時15分頃から配布され、108組がつくことができる。
- 開催期間:2025年12月31日(水)
- 時間:23時40分~
- 一般参加:一般参加可/整理券を持っている人のみ
- 鐘つき料:無料
- 鐘をつける人の数:108組
- URL:https://www.toshodaiji.jp/
金剛宝寺護国院(紀三井寺)(和歌山県/和歌山市)

正式には金剛宝寺護国院というが、紀州の3つの井戸のある寺なので紀三井寺の名が広まった。階段を上り詰めると、山腹の平坦な境内には六角堂、鐘楼(重要文化財)、大師堂が一列に並び、一番奥に唐破風の大屋根を戴く本堂がどっしりと構えている。除夜の鐘は23時40分からつくことができる。先着108名には証明書授与、以降は自由につくことができる。
- 開催期間:2025年12月31日(水)
- 時間:23時40分~翌2時頃
- 一般参加:一般参加可
- 鐘つき料:志納
- 鐘をつける人の数:人数制限なし
- URL:https://www.kimiidera.com/
東光山 神宮寺(三重県/松阪市)

奈良時代に開創された古刹。天平時代に造られた本尊は、かの織田信長も平伏したと伝えられる。本堂は大正6年(1917)に再建され、内部大間の天井は156枚の絵をはめ込んだ珍しい絵天井の造りとなっている。鐘つきに人数制限はないが、0時に終了し、その後本堂にて新年祈祷が行われる。参詣者先着20名に守矢が、全員に記念品が授与される。
- 開催期間:2025年12月31日(水)~2026年1月1日(木・祝)
- 時間:23時過ぎ~翌0時の間
- 一般参加:一般参加可
- 鐘つき料:志納
- 鐘をつける人の数:人数制限なし




