【2023最新】京都でおすすめの町家・古民家カフェ22選|京都ならではのお寺境内のカフェも!

【2023最新】京都でおすすめの町家・古民家カフェ22選|京都ならではのお寺境内のカフェも!

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京都へ観光で訪れたなら、ぜひ行ってみたいのが町家カフェや古民家カフェ。古都京都には、築100年以上の町家や歴史的にも貴重な建物を、当時の風情や趣を残しながら丁寧にリノベーションしたカフェが数多く点在します。今回は『るるぶ&more.』でご紹介したなかから、おすすめの人気町家・古民家カフェをご紹介。情緒あふれる空間で、京都の長い歴史に想いを馳せる時間を過ごしてみて。

Summary

Shop.13
【祇園四条】目の前で紡ぎ出される極細モンブラン/和栗専門 紗織

極上の栗スイーツが食べられる和カフェ「和栗専門 紗織(さをり)」。お店の場所は、四条河原町から2筋南に下がり、東へ1筋入った木屋町仏光寺近辺。夏は川床で賑わう鴨川沿い、昔ながらの風情が残るエリアです。

特等席はなんといってもカウンター。目の前に設置された特注の絞り機で、栗デザートの製作過程をつぶさに見ることができます。

直径1mmの穴は、和栗のペーストが絞り出せるギリギリの限界。ペーストも、栗そのものの上品な甘みとコクが感じられるように、ほんの少しの糖分と自家製バターしか使われていません。そのためうまく絞れるやわらかさに保つための温度管理も大切なのだとか。

錦糸モンブラン「沙」3080円(ドリンク付き)
錦糸モンブラン「沙」3080円(ドリンク付き)

贅沢の極み、丹波栗の「錦糸モンブラン」。旬の短い栗ですが、「紗織」では生産農家さんと契約して1年分の栗をキープ。風味が落ちないように管理されたものを都度仕入れているため、いつ訪れても栗のスイーツを食べることができるんです。

口に運ぶとき、息で揺れるほど繊細な栗の錦糸。ほわっとほどける食感は、経験したことのない感覚です!

■参考記事:秋に食べたい!京都「和栗専門 紗織」で細さ1㎜の丹波繰りを使った錦糸モンブランを体験!(配信日:2019.10.15)

Shop.14
【清水五条】京町家を改装したスタイリッシュなコーヒースタンド/loose kyoto

清水寺へと続く坂道の途中にある、京町家を改装したコーヒースタンド「loose kyoto(るーす きょうと)」。自家焙煎のおいしいコーヒーとドーナツが楽しめると話題のお店です。店内はグレーが基調。無機質ななかにも温かみを感じるのは、カウンターやベンチには梁の廃材を使っているから。

左から「プレーン」250円と「loose blend」500円、「カスタード」350円と「ラテ」550円
左から「プレーン」250円と「loose blend」500円、「カスタード」350円と「ラテ」550円

コーヒーだけでなく、もう一つ店の核になるものが欲しいと始めたのがドーナツ。2、3個食べてほしいと重くならないよう、ふわふわに仕上げています。観光地なので、食べ歩きができるようサイズも小さめにこだわっているそう。

きび砂糖をまぶしたシンプルなプレーンドーナツは、卵の風味をしっかりと感じられる素朴な味わい。バランスのよいコーヒー「loose blend」によく合います。カスタードクリームをのせたドーナツも人気。「loose blend」を使用したラテは、マイルドな味わいです。

コーヒー豆や「COFFEE & DOUGHNUT」と書かれた多治見焼のオリジナルカップも販売しているので、旅の思い出におみやげにするのもいいですね。

■loose kyoto(るーす きょうと)
住所:京都府京都市東山区清水4-163-6
TEL:070-8364-3221
営業時間:9~18時
定休日:不定休

■参考記事:【京都・清水寺周辺】町家を改装したコーヒースタンド「loose kyoto」(配信日:2023.02.22)

Shop.15
【大宮】古い町家をリノベーションしたアート空間は必見!/ACTUAL KYOTO

築100年を超える古い町家をリノベーションした「ACTUAL KYOTO(あくちゅある きょうと)」。店内は、古い柱や梁などが残るノスタルジックな雰囲気と、無機質でクールな印象のコンクリートの造作が融合した、大人カッコイイ空間。施工段階からアーティストチームが参加して、相談しながら造り上げたというだけあって、建物そのものがアートのようです。

目の前を嵐電(京福電気鉄道嵐山本線)が走る、細い路地沿いというロケーション。びっくりするほどの至近距離ですが、1両か2両編成なのであっというまに通り過ぎ、電車の音も心地よく癒やされる光景です。

手前から「クラシックバスクチーズケーキ」800円、「カフェラテ」650円
手前から「クラシックバスクチーズケーキ」800円、「カフェラテ」650円

コーヒーは、さまざまな種類のコーヒー豆を、浅煎りから深煎りまで常時4~6種類用意。店内にあるデンマーク製の焙煎器で自家焙煎し、ペーパードリップで丁寧に抽出しています。

3種類のチーズケーキも、はずせない看板メニュー。1番人気の「クラシックバスクチーズケーキ」は、クリームチーズとマスカルポーネのバランス、卵黄のコクが抜群で、コーヒーにぴったり。

アートな大人空間とともに、ぜひ堪能してみてくださいね。

■ACTUAL KYOTO(あくちゅあるきょうと)
住所:京都府京都市中京区壬生賀陽御所町20-2
営業時間:水・木曜10~18時、金~日曜11~18時
※金・土曜は夜営業あり(詳細は公式インスタグラム @actual_kyoto で要確認)
定休日:月・火曜

■参考記事:嵐電の線路沿いに佇む、アートな古民家カフェ「ACTUAL KYOTO」(配信日:2023.07.30)

Shop.16
【京都駅】坪庭を眺めながらお茶とスイーツをいただく優雅な時間/aotake

「aotake(あおたけ)」があるのは、JR京都駅から北東へ歩いて約8分のところ。大正元年(1912)に建てられた京町家をリノベーションしたお店は、京都の街並みに溶け込むようにひっそりとたたずんでいます。

門をくぐって入った中には、趣のある空間が。美しい緑に誘われ苔むした坪庭に臨むと、秋には紅葉が楽しめる植栽の味わい深い表情にも心が和みます。

左から「ダージリンファーストフラッシュ」1400円、「三味豆腐白玉」270円
左から「ダージリンファーストフラッシュ」1400円、「三味豆腐白玉」270円

「aotake」では、厳選された日本茶、紅茶、中国茶を提供。丁寧にいれられたお茶の香りや味をじっくり堪能できます。「ダージリンファーストフラッシュ」の茶葉はマーガレットホープ農園のもので、すべて手摘みされたフルリーフを使用。一般的な紅茶と比べて色合いが異なり、黄金色をしています。フローラルで、ほっと心が落ち着くようなふわりとした香り。

紅茶のお茶請けには「三味豆腐白玉」をどうぞ。白玉粉と豆腐を同じ分量だけ入れて、水は使用せず豆腐の水分のみで作られています。味の種類は黒胡麻、胡桃、マンゴーと3種類。もちもちと弾力のある白玉がクセになり、何個でも食べられるおいしさです。もちろん紅茶との相性もバッチリです!

■参考記事:【京都駅】駅近の古民家カフェ「aotake」!坪庭を眺めながらお茶とスイーツをいただく優雅な時間(配信日:2023.06.25)

Shop.17
【鞍馬口】映画のロケ地にも!居心地のよい町家カフェ/喫茶 Prangipani

鞍馬口駅で降り、鞍馬口通を西へ2分ほど歩いた場所にある「喫茶 Prangipani(きっさ ふらんじぱに)」は、古い京町家を丁寧に手入れして蘇らせた古民家カフェ。

広々とした店内は2つの空間に分けられており、手前は土間、奥は畳座敷、縁側をはさんでさらに奥に庭があります。席はゆったりと配置されていて、プライベート空間にいるような気分。

「チーズとキャベツ巻きとツナのケークサレ ミニサラダ付き」700円
「チーズとキャベツ巻きとツナのケークサレ ミニサラダ付き」700円

開業から同じメニューの提供を続けるなかで、初の新作がこちらのケークサレ。ケークサレはフランス語で「塩味のケーキ」。生地はまさしくパウンドケーキの食感なのに甘くなくて、具のキャベツに巻かれたツナとチーズとの組み合わせも絶妙。小腹が空いたときにぴったりのメニューです。

静かにカフェ時間を楽しみたい、京都の街のゆっくりとした時間の流れを感じたい人におすすめの一軒です。

■参考記事:映画のロケ地にもなった居心地のよい京町家にて、フランスの塩ケーキ「ケークサレ」でブランチを(配信日:2023.06.09)


 

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