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京都の喫茶店16選|レトロ建築の老舗カフェ、焙煎コーヒー、ランチやモーニングなど名物メニューのある人気純喫茶がいっぱい

京都の喫茶店16選|レトロ建築の老舗カフェ、焙煎コーヒー、ランチやモーニングなど名物メニューのある人気純喫茶がいっぱい

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珈琲専門店も多く、古くから喫茶店文化が根付く京都。今回は『るるぶ&more.』でご紹介したなかから、京都のおすすめの喫茶店をピックアップ。老舗喫茶から、元銀行や銭湯だったレトロな建物を利用した喫茶店、クリームソーダや玉子サンドなど、懐かしい喫茶店メニューに出合えるお店まで、古都京都にはおすすめしたい名店がズラリ!今度の京都旅行の楽しみのひとつに、歴史や文化を感じる喫茶店巡りはいかが?

Summary

Shop.1
【京都河原町】まるで宝石のよう! 名物「ゼリーポンチ」にうっとり/喫茶ソワレ

花街・祇園の入り口、京都河原町駅すぐ。春の桜並木でも有名な高瀬川沿いにある「喫茶ソワレ(きっさそわれ)」は、昭和23年(1948)創業の老舗喫茶店。フランス語で「夜会」を表す店名の通り、扉の向こうは、幻想的なブルーの光に包まれた空間が広がります。

「お客さまの会話がBGMになる」という初代の思いから、BGMをかけていない店内は、繁華街の喧騒とは無縁の世界。会話や読書をゆっくりと楽しむことができます。

「ゼリーポンチ」750円
「ゼリーポンチ」750円

お目当ては、名物「ゼリーポンチ」。今から約50年前に2代目のご主人の奥さまが発案されたものだそう。100年以上変わらない製法で作られている天然サイダーに、赤や青、黄などの5色のゼリーを浮かべ、レモンやキウイ、さくらんぼでおめかしを。きらきらと宝石のように輝く姿に思わず見とれてしまいそう。

ひと口含むと、サイダーの繊細な泡がしゅわしゅわと弾け、ゼリーのやさしい甘みと最高の相性!きめ細やかな泡はすぐに飛んでしまうのでご注意を。写真をさっと撮って味わうのがツウの楽しみ方です。

■参考記事:青い光に包まれた、京都「喫茶ソワレ」のカラフルなゼリーポンチがかわいすぎる(配信日:2018.04.18)

Shop.2
【京都河原町】文化とアートの香りただよう大人のサロン/フランソア喫茶室

サブカル好きならぜひ訪れたいのが、クラシカルな老舗喫茶店「フランソア喫茶室(ふらんそあきっさしつ)」。注目したいのは、豪華客船のホールをイメージしたという天井の高い建築や、レトロなステンドグラス。映画や古い小説のワンシーンに登場しそうな異空間は、文学やアート好きの心をくすぐります。

クラシックの名曲を聴きながら、チーズケーキとコーヒーでちょっとひと息。優雅な午後のひとときを過ごすのにピッタリです。

■参考記事:たまには学生気分で京都を探索!サブカル&アートをたしなむ1日(配信日:2020.01.12)

Shop.3
【京都市役所前】常連さんを気取りたい!コーヒー好きが通う店/六曜社 地下店

「六曜社 地下店(ろくようしゃ ちかてん)」は、京都のコーヒー好きに聞けば必ず名前があがる昭和25年(1950)創業の喫茶店。コーヒーは全て自家焙煎で、4種類の厳選豆をブレンドした店主こだわりのハウスブレンドはぜひ注文してみて。

手前から、手作りドーナツ180円、コーヒー500円〜
手前から、「手作りドーナツ」180円、「コーヒー」500円〜

手作りのドーナツは、さっくりとした食感で、コーヒーとの相性抜群です。

■参考記事:なじみの味にホッ!京都・喫茶店の名物おやつ4選(配信日:2020.12.13)

Shop.4
【今出川】どの色にする?カラフルでレトロなクリームソーダ/喫茶ゾウ

今出川駅から徒歩約10分、京都御所の西部に位置する「喫茶ゾウ(きっさぞう)」。御所の木々の緑を横目にたどり着いたカフェは、昭和レトロな店構えが印象的です。

クリームソーダ 各660円(クッキー付は各760円)
「クリームソーダ」各660円(クッキー付は各760円)

レトロなお店の雰囲気に合わせたメニューを…と考案したのが、昔ながらの喫茶店の定番メニューである「クリームソーダ」です。「喫茶ゾウ」の「クリームソーダ」は、メロン、ブルーハワイ、ストロベリーの3種類。ソーダに浮かぶアイスの上には、店のロゴにも登場するゾウのクッキーをトッピング。このかわいらしさがたまりません!

京都散策のコースにぜひ「喫茶ゾウ」を追加してみてくださいね。

■参考記事:人気店「喫茶ゾウメシ」が京都上陸!カラフルなクリームソーダ、どの色にする?(配信日:2019.06.20)

Shop.5
【烏丸】老舗が提案するサステナブルなおもてなし/小川珈琲 堺町錦店

「小川珈琲 堺町錦店(おがわこーひー さかいまちにしきてん)」は、京の台所として地元の人にも観光客にも親しまれる、錦市場からほど近い場所にあります。
築100年以上の伝統的な京町家を改装した店舗の扉を開けると、黒やグレーのシックな色味で統一された空間が広がります。梁など、町家の要素を残しながら、スタイリッシュな家具を配するなど、町家に現代風のエッセンスを取り入れています。

こちらで扱っているコーヒーは、生産者の暮らしと自然環境保護の力添えとなる、独自の基準を満たした「GRANCA(グランカ)」とよばれるエシカルコーヒー。これらの銘柄のブレンドを中心に8種類のコーヒーが楽しめます。

コーヒーはオーガニックコットンを使用したネルドリップで抽出。ペーパードリップよりもお湯が通り抜けるのが早く、コーヒーオイルを多く抽出しやすいので、やわらかく、マイルドな口当たりになるそうです。

「モーニングメニュー」1300円
「モーニングメニュー」1300円

モーニングメニュー(7~11時)でおすすめなのが、炭焼きトースト 糀バター、目玉焼きとポテト入りソーセージ。パンは京都産小麦食パンか、全粒粉食パンの2種類から選べます。

また、バターには京都の老舗酒蔵「佐々木酒造」の米糀を混ぜ込んだり、卵は丹波産のものを使ったりと、メイドイン京都にとことんこだわった食材を使用。「京都に来た!」という気持ちを更に盛り上げてくれそうですね♪

■小川珈琲 堺町錦店(おがわこーひー さかいまちにしきてん)
住所:京都府京都市中京区堺町通錦小路上ル菊屋町519-1
TEL:075-748-1699
営業時間:7~20時(19時30分LO)
定休日:無休

■参考記事:2022年2月オープン!「小川珈琲 堺町錦店」。京都の老舗が提案するサステナブルなおもてなし(配信日:2022.04.16)

Shop.6
【烏丸御池】元銀行金庫をリノベ!京都人に愛される老舗喫茶/前田珈琲 文博店

昭和46年(1971)、京都で創業した「前田珈琲(まえだこーひー)」。「文博店(ぶんぱくてん)」があるのは、明治39年(1906)に建てられた旧日本銀行京都支店で、国の重要文化財に指定されている京都市文化博物館別館。別館内にある元金庫室を、当時の面影を残したまま、喫茶店として営業しています。

金庫室の名残が感じられる分厚い扉やレンガ造りの赤い壁、アンティークなインテリアに出迎えられ、まるでタイムスリップしたかのよう。

「文博店限定モーニングセット」850円 ※1日限定20食
「文博店限定モーニングセット」850円 ※1日限定20食

こちらは一日20食限定の「文博店限定モーニングセット」。京都の老舗ベーカリー「進々堂」の生山食パンを使い、シャキシャキレタスにトマト、キュウリ、ハムとボイル玉子をはさんだボリューム満点の一品。

コーヒーは前田珈琲定番の龍之助ブレンド。ほどよい酸味とコクのある甘さがたまらない!あと味はすっきりしていて、毎日でも飲みたくなる味わいです。

■前田珈琲 文博店(まえだこーひー ぶんぱくてん)
住所:京都府京都市中京区東片町623-1
TEL:075-255-1221
営業時間:10~19時(18時30分LO)
定休日:月曜 ※祝日の場合は営業、翌日休み

■参考記事:【京都】元銀行金庫をリノベ!レトロ喫茶 「前田珈琲 文博店」でノスタルジックな時間を(配信日:2022.08.04)

Shop.7
【西院】夕方は会える確率大!看板猫のいるカフェ/喫茶とアンティーク雑貨 サイドロップ

「喫茶とアンティーク雑貨 サイドロップ(きっさとあんてぃーくざっか さいどろっぷ)」があるのは阪急西院駅北改札口から徒歩約1分の場所。駅の南で、西大路通の西側は飲み屋街として栄えていますが、大通りを挟んで東側には、下町情緒あふれる風景が広がっています。

店内は、飴色に変化した木の風合いがレトロ。レジカウンターや椅子は、かつて京都駅の近くにあった純喫茶から譲り受けたもの。

こちらにいるのは看板猫アメちゃん。いろんな雑誌やテレビにも登場する人気者で、カメラを向ければこのとおり。まっすぐレンズを見つめて動きません。アメちゃんは抱っこされたり、撫でたりされるのは苦手ですが、カメラは大好き。機材にも興味津々です。

「本わさびとクリームチーズのスパゲティ」850円
「本わさびとクリームチーズのスパゲティ」850円

「女王様カレー」や「特製てごねハンバーグ丼さん」など名前が楽しいメニューの中でも、目に留まったのは、渓流や湿地に生育する本わさびをすりおろして作る「本わさびとクリームチーズのスパゲティ」。香りが命だから、すりおろすのは注文が入ってから!

ソースの中にはすりおろした本わさびがたっぷり、皿の縁にも追いわさびが添えられています。ねっとりとしたクリームチーズが舌に膜を作ってくれますが、すりおろしたばかりのわさびは強烈な存在感。刺激のある味が好きな人にはかなりオススメです。 
来るたびにこのパスタばかりを注文する人もいるそうですよ。ぜひお試しあれ!

■喫茶とアンティーク雑貨 サイドロップ(きっさとあんてぃーくざっか さいどろっぷ)
住所:京都府京都市中京区壬生西土居ノ内町22
TEL:075-925-8009
営業時間:11~18時
定休日:火曜、第1日曜

■参考記事:【京都】看板猫のいるカフェで。パスタとパフェとコーヒーと。「喫茶とアンティーク雑貨 サイドロップ」(配信日:2022.07.08)

Shop.8
【嵯峨嵐山】圧巻のビジュアル!レトロでゴージャスなフルーツサンド/コーヒーショップ ヤマモト 嵯峨嵐山本店

JR嵯峨嵐山駅からのんびり歩くこと約5分、趣ある外観で迎えてくれるのが昭和44年(1969)創業の「コーヒーショップ ヤマモト」です。

2代目オーナーの山本次郎さんが家族と切り盛りする店内は、温かみのあるゆったりとした空間。近所の常連さんはもちろん、遠方からの観光客もこだわりの一杯を楽しみに足を運びます。

左から「特選ブレンド」580円、「フルーツサンド」 1200円
左から「特選ブレンド」580円、「フルーツサンド」 1200円

運ばれてきた瞬間に思わず歓声があがってしまうのが、SNSで話題の「フルーツサンド」。カラフルなフレッシュフルーツと、たっぷりと絞られた生クリームがなんともゴージャスです!
シャインマスカット、メロン、オレンジ、桃、キウイ、トッピングには真っ赤なチェリー。季節のフルーツたっぷりの贅沢なサンドイッチは、サイコロ状にカットされているのがうれしいポイント!パクリと食べやすく、シェアして楽しむのもOKです。

見ているだけで幸せな気持ちになるフルーツサンドには、ぜひ「特選ブレンド」を。創業以来受け継がれてきた自慢のブレンドは、深みのあるコクが記憶に残る味わいです。

■参考記事:京都・嵐山「コーヒーショップ ヤマモト」でレトロでゴージャスなフルーツサンドを(配信日:2022.01.09)


 

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