
埼玉県の観光スポットおすすめ35選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
東京都心から1時間ほどとアクセスもよく、日帰り旅行にも人気の埼玉県。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、埼玉県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。長瀞や秩父に代表される豊かな自然や、小江戸・川越などの有名観光スポットはもちろん、話題のテーマパークやミュージアム、関東屈指のパワースポット、絶景のお花畑など見どころが盛りたくさん! 気になるスポットがいっぱいの埼玉県へぜひ出かけてみて。
Summary
Spot.1
【長瀞ラインくだり】荒川の景観を船上から堪能
「長瀞ラインくだり(ながとろらいんくだり)」は、大正4年(1915)から続く川下り。親鼻橋から岩畳、岩畳から高砂橋まで全長約6kmを2区間に分けて運航し、基本的には岩畳や断崖絶壁をのんびりと眺められます。途中には、カエル岩やゾウ岩、亀の子岩など、川の流れに侵食されてできた自然のアートや、水面から高さ約20m、長さ約167mのレンガ造りの橋梁など、見どころが点在。
コース中には急流もありますが、船頭さんによる熟練の竿さばきがあるので安心。船頭さんによるガイドも楽しみのひとつです。
■参考記事:【埼玉・長瀞】長瀞の人気アクティビティ5選(配信日:2024.01.18)
Spot.2
【寳登山神社】秩父三社のひとつ
「寳登山神社(ほどさんじんじゃ)」は、日本武尊が東征の折りに猛火に包まれ、多くの山犬に助けられて山頂にたどり着いたという伝説の場所。本殿は江戸末期に再建されたもので、色鮮やかな彫刻が見事です。境内には日本武尊の神霊を祭る日本武尊社があるほか、儒教の教え「二十四孝」の物語を図案化した彫刻も。
■参考記事:【埼玉・長瀞】長瀞の人気アクティビティ5選(配信日:2024.01.18)
Spot.3
【羊山公園】芝桜の絨毯! ピンクのグラデーションが織りなす絶景
秩父市街地を一望する丘陵にある「羊山公園(ひつじやまこうえん)」は、人気のお花見スポット。ただし、桜は桜でも、ここで見られるのは芝桜です。濃淡入り交じったピンクや白、紫の小花が丘一面を彩り、まるでピンクの絨毯のよう。秩父のシンボルである武甲山とのコントラストも見事です。
毎年見ごろの4月上旬~5月初旬には「芝桜まつり」が開催され、売店やイベントでさらににぎやかに。テンションUP間違いなしのピンクの世界です。
■参考記事:関東近郊のおすすめ花畑31選|四季折々の花々に癒される! 人気の絶景スポットから、穴場の花の名所まで(配信日:2025.03.16)
Spot.4
【西武秩父駅前温泉 祭の湯】秩父らしさが集結! 温泉&食の魅力いっぱい
西武秩父駅前にある「西武秩父駅前温泉 祭の湯(せいぶちちぶえきまえおんせん まつりのゆ)」は、秩父名物の”祭”をコンセプトにした複合型温泉施設。4つの露天風呂と高濃度人工炭酸泉をはじめとする6つの内湯(男性内湯は5つ)があり、秩父の美しい自然を眺めながら、じっくり温泉を楽しめます。
フードコートでは、みそぽてとやわらじかつ丼、くるみだれそばなど秩父のおいしい名物も揃います。お土産にぴったりの地酒や豚肉の味噌漬けなど、特産品や銘菓もゲットできますよ。ぜひ、秩父の魅力をたっぷり味わってみて。
■参考記事:【 関東・東京近郊】人気日帰り温泉・スパ31選|女子会・カップルにもおすすめなおしゃれ温泉・半個室風呂も|(配信日:2021.02.26)
Spot.5
【三峯神社】創始は日本武尊。標高約1100mに鎮座
奥秩父山中にある「三峯神社(みつみねじんじゃ)」。創始は日本武尊といわれ、神の御使いとして祭られる山犬(狼)の信仰で名高い神社です。拝殿前で圧倒的な存在感を放つ樹齢約800年の「御神木」に手をかざして、パワーを分けてもらいましょう。
社殿の奥には、「えんむすびの木」とよばれる夫婦のように寄り添うヒノキとモミノキがあります。木の下にある拝み処の「こより用紙」に、ご縁を結びたいお相手の名前や自分の名前、願い事を書いて御祈願すると縁結びにご利益があるといわれています。
最後は、随身門の反対側にある遥拝殿へ。石段を上ると、息を飲むような絶景が!
「勇気・元気・やる気」のパワーをいただいて、エネルギーチャージしてくださいね。
■参考記事:秩父「三峯神社」で願う縁結びとは?関東最強パワースポットには息を飲むほどの絶景が広がる!(配信日:2020.03.01)
Spot.6
【道の駅 果樹公園あしがくぼ】清流と里山の味覚が楽しめる!
埼玉と長野を結ぶ国道299号にある道の駅「道の駅 果樹公園あしがくぼ(みちのえき かじゅこうえんあしがくぼ)」。車でのアクセスはもちろん、西武秩父線芦ヶ久保駅直結なので、鉄道でのアクセスも至便という、道の駅では珍しい存在です。
秩父の里山に囲まれ、目の前を清流・横瀬川が流れる自然豊かなロケーションも魅力。12軒の農園が集まった果樹公園村の果物をはじめ、秩父の自然が育んだ味覚、ご当地グルメ、アクティビティなどが楽しめるスポットです。
開店時刻が近づくと、近隣の農家が丁寧に育てた旬の野菜や果物が続々と運び込まれます。朝採りもあり新鮮さバツグンなうえに、かなりリーズナブル。全国大会で幾度も受賞歴のある秩父の2軒の造り酒屋の地酒、地酒の蔵元が手掛けるユニークなクラフトビール、地ワインも要チェック。道の駅で自家製麺しているそばやうどんもおすすめです。
また、直売所と同じ棟にある「あしがくぼ食堂」では、秩父のご当地グルメが味わえます。
■参考記事:「道の駅 果樹公園あしがくぼ」清流と里山の味覚が楽しめる|埼玉・秩父(配信日:2024.08.26)
Spot.1
【吉見百穴】219基の横穴が開く古墳時代末期の奇観!
丘陵の斜面に無数の穴が開いた奇観で、百穴として古くから知られていた「吉見百穴(よしみひゃくあな)」。明治20年(1887)からの発掘調査で古墳時代末期の横穴古墳群と判明し、大正12年(1923)に国の史跡に指定されました。現在219基の穴が確認されている、日本最大級の横穴古墳群です。数カ所の穴にはヒカリゴケ(国指定天然記念物)が自生していて、その緑色の光を放つ姿を見ることも。
構内の埋蔵文化財センターの「勾玉づくり」350円(1時間半程度)、「埴輪づくり」500円(2時間程度)などの体験も人気です。
Spot.2
【国営武蔵丘陵森林公園】満開のルピナス観賞とアウトドアイベントを満喫!
東京ドーム約65個分もの広さを誇る「国営武蔵丘陵森林公園(こくえいむさしきゅうりょうしんりんこうえん)」。毎年ゴールデンウイークの頃には、約4万本のルピナスの花畑が最盛期を迎えます。藤に似た花が下から咲きあがる姿から「ノボリフジ(昇り藤)」の別名も付いているルピナスは、藤と同じくマメ科の植物。紫・ピンク・白など色が豊富なだけでなく、濃淡もある美しい花が特徴です。空に向かって咲くルピナスにケヤキの木漏れ日が射す幻想的な景色を楽しんでみて。
そのほか園内には、日本一大きなエアートランポリンの「ぽんぽこマウンテン」やサイクリングコースなど、家族で体を思いっきり動かして遊べる遊具、施設がたくさんあります。また、都市緑化植物園では、四季折々の風景や木々、草花も楽しむことができます。
■参考記事:【埼玉】「国営武蔵丘陵森林公園」で満開のルピナス観賞とアウトドアイベントを満喫(配信日:2023.04.30)
Spot.3
【嵐山渓谷】清流を染める鮮やかなもみじの絶景
紅葉の名所として知られる「嵐山渓谷(らんざんけいこく)」。その名は、日本最初の林学博士・本多静六博士が訪れた際、京都の嵐山の風景によく似ていることから“武蔵国の嵐山(むさしのくにのあらしやま)”と命名したことが由来です。紅葉のみどころは、嵐山渓谷バーベキュー場から川沿いに上流へ向かった飛び石周辺の水面に映る木々と、展望台から与謝野晶子歌碑へ通じる遊歩道。コナラやクヌギなどの燃えるようなモミジと槻川に映る彩りが楽しめます。
■参考記事:埼玉県でおすすめの紅葉名所~見頃やライトアップなどの2024年情報~(配信日:2024.09.23)
Spot.4
【五千頭の龍が昇る聖天宮】埼玉で気軽に台湾旅行気分♪
台湾・中国の道教のお宮「五千頭の龍が昇る聖天宮(ごせんとうのりゅうがのぼるせいてんきゅう)」。台湾から一流の宮大工をよんで建てたお宮は、まさに本場そのもの。天に向かって口を開く龍の装飾が目を引く天門をはじめ、楠木の彫刻で組まれた螺旋天井や、約5mもある石柱から彫られた9頭の龍、4mほどの一枚の楠木の板から彫られた扉の門番の神様など、見どころがたくさんあります。
天門をくぐり抜けた先にある前殿では、台湾おみくじの体験も。台湾おみくじとは、陰と陽の「神杯」を落とし、その組み合わせによって運勢を占うもの。道教では、陽は始まり、陰は終わりを意味すると考えられています。前殿で台湾おみくじを引いたあとは、本殿で参拝体験を。天門、前殿、本殿と少しずつ神様に近づいていくと、なんだか気持ちが引き締まりますね。
■参考記事:埼玉で気軽に台湾旅行気分♪台湾の宮大工が建てた「聖天宮」で台湾式参拝&おみくじ体験【まるで海外な絶景旅 台湾編】(配信日:2021.12.13)
Spot.5
【埼玉県こども動物自然公園】のびのび暮らす動物を間近で観察!
比企丘陵の緑に囲まれた「埼玉県こども動物自然公園(さいたまけんこどもどうぶつしぜんこうえん)」。ペンギンやカンガルーを間近で観察できたり、自然の中でのびのび生きるシカやカモシカを発見したりと、展示方法に工夫があり大人も楽しめます。
コアラや世界一しあわせな動物といわれる、日本ではここでしか見ることができない小型のカンガルー「クオッカ」も人気。こどもの城や恐竜コーナー、冒険の森アスレチックなど幼児から小学生まで楽しめる施設もありますよ。またイベントも盛りだくさんなので、情報をチェックしてから出かけてみてくださいね。
Spot.1
【幸手権現堂桜堤(県営権現堂公園)】桜と菜の花、ピンク×黄色のコントラストが見事!
県営権現堂公園内の「幸手権現堂桜堤(さってごんげんどうさくらつつみ)」とよばれる堤防の両脇には、約1000本のソメイヨシノが植えられていて、満開の時期には約1kmの桜のトンネルを歩くことができます。 また、桜堤の隣には広大な菜の花畑がひろがり、桜のピンクと菜の花の黄色との美しいコントラストが楽しめます。
県営権現堂公園では、桜の季節以外にも、あじさい(6月)、ひまわり(7月)、曼珠沙華(9~10月)と、四季折々の花が楽しめます。
■参考記事:関東近郊のおすすめ花畑31選|四季折々の花々に癒される! 人気の絶景スポットから、穴場の花の名所まで(配信日:2025.03.16)
Spot.2
【東武動物公園】絶叫マシンも、動物園も! ハイブリッド・レジャーランド
約54万㎡の広大な敷地に、動物園、遊園地、植物エリア、そして夏にはプールもオープンする複合レジャー施設「東武動物公園(とうぶどうぶつこうえん)」。遊園地では、国内屈指の水上コースター「カワセミ」など30種類のアトラクションが楽しめます。さらに、観覧車「エマさんのチーズ風車」から、桜やビオラなど季節の花々を眺めるのもおすすめです。
動物エリアには人気のホワイトタイガーをはじめ約120種の動物たちを飼育。2024年には、9年ぶりにホワイトタイガーの赤ちゃんが誕生し、話題となりました。そのほかにも、花火やイルミネーションなどのイベントも盛りだくさん! カップルからファミリーまで1日中楽しめますよ。
■参考記事:大人も楽しめる! 関東のおすすめ遊園地26選|絶叫マシン&映える遊園地からテーマパークまで(配信日:2025.05.25)
Spot.3
【羽生PA【上り】(鬼平江戸処)】『鬼平犯科帳』の世界観がモチーフ!
東北自動車道のPAとしては、最も南に位置する「羽生PA【上り】(鬼平江戸処)(はにゅうぱーきんぐえりあ のぼり おにへいえどどころ)」。江戸時代に「羽生PA」の近くに日光街道の「栗橋関所」が設けられていたことから、池波正太郎氏の時代小説『鬼平犯科帳』の世界観をモチーフにした「鬼平江戸処」となっています。
日本橋大通りをイメージした町並みや本染めののれんなど、まるで江戸時代にタイムトリップしたかのよう。食事処や売店では、江戸の味を今に伝えるうなぎやそば、『鬼平犯科帳』に登場する軍鶏鍋などのグルメ、江戸を感じさせる数々のみやげ品など、ここでしか手に入らない品が多数並んでいます。
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●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。