
埼玉県の観光スポットおすすめ35選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
東京都心から1時間ほどとアクセスもよく、日帰り旅行にも人気の埼玉県。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、埼玉県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。長瀞や秩父に代表される豊かな自然や、小江戸・川越などの有名観光スポットはもちろん、話題のテーマパークやミュージアム、関東屈指のパワースポット、絶景のお花畑など見どころが盛りたくさん! 気になるスポットがいっぱいの埼玉県へぜひ出かけてみて。
Summary
Spot.1
【氷川神社】御鎮座2500年に向け新施設も続々誕生!
「氷川神社(ひかわじんじゃ)」は、首都圏に点在する約280の氷川神社の総本社で、2400年の歴史をもつ全国でも屈指の古社です。初詣には毎年200万人以上の参拝客で賑わうほか、例年7月31日~8月2日まで行われる大宮夏まつりや幻想的な6月の「氷川 神ほたる観賞会」、毎年12月10日に催される酉の市である十日市(とうかまち)など、大宮の風物詩といえる行事の数々で賑わいます。
広々と開放感がある境内には、緑がたっぷり。生命力あふれる老木が厳かな空気を感じさせます。境内には医学や薬学、健康、酒造りなどの神様を祭る12社の神社が鎮座。参道沿いには学問の神様をまつる天満神社も立っていて、願い事に合わせて、本殿とともにお参りできるのも魅力です。
2028年にひかえた「御鎮座二千五百年」に向けて新施設も誕生しているとか。緑と水の恵み豊かな地に立つ神社に元気をチャージしに行ってみては?
■参考記事:【大宮】2025年の初詣は「武蔵一宮 氷川神社」で元気をチャージ! 御鎮座2500年に向け新施設も続々誕生(配信日:2024.12.28)
Spot.2
【鉄道博物館】国内最大級の鉄道ジオラマも!
JR東日本創立20周年記念事業として建設され、日本および世界の鉄道に関わる遺産・資料の保存、調査研究を行う「鉄道博物館(てつどうはくぶつかん)」。本館と南館から成る館内には、仕事・科学・未来など5つのステーションがあり、メイン展示のひとつである車両ステーションでは、明治時代から現代までの実物車両36両や模型などを展示。国内最大級の鉄道ジオラマや日本の鉄道の歴史が学べる歴史ステーションは特に人気です。
■参考記事:埼玉県おすすめ博物館13選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう(配信日:2022.01.19)
Spot.3
【ロッテおかしの学校】パイの実やガーナの不思議を学べる!
チョコレート菓子を製造するロッテ最大級の規模の工場に併設する「ロッテおかしの学校(ろっておかしのがっこう)」。エントランスには、クールミントガムのペンギン、雪見だいふく、パイの実をデザインしたイラストのオブジェや、記念撮影用のフォトスポットが用意されています。左奥には、かわいい雪見だいふくのイスやパイの実のイスも!
「ロッテおかしの学校」では、その日の工場稼働状況で、パイの実またはガーナチョコレート、どちらかの製造工程を見学することができます。写真は、パイの実の製造工程の“やく(焼成)”の説明。パイ生地が焼けていく様子を模型と映像で展示しています。
見学の最後には、パイの実、ガーナ、コアラのマーチなどロッテのお菓子詰め合わせのおみやげも! 甘い香りが漂う工場内で見学を終える頃には、ロッテのお菓子の虜になっていること間違いなしですね。
■参考記事:【埼玉県】パイの実やガーナの不思議を学べる! ロッテ浦和工場見学「おかしの学校」(配信日:2024.04.10)
Spot.4
【さいたま市宇宙劇場】圧巻の星空! 巨大スクリーンで癒やしの小旅行へ
「さいたま市宇宙劇場(さいたましうちゅうげきじょう)」は、最新の投映機が映し出すリアルな星々とデジタル映像の下、カップルでも一人でも気軽に訪れられるプラネタリウムです。
場内に入ると全280席のシートがずらり。直径23mの傾斜型ドームスクリーンは、埼玉県内で一番の大きさです。目玉は、光学式プラネタリウムの最新機種、ケイロンⅢによる星々の投映。実際に肉眼で見える約9500もの星それぞれが持つ色彩や輝き、300以上の星雲・星団、2000以上の暗黒星雲の細かな構造が再現されるとともに、約1億個に及ぶ微細な星々で天の川が映し出されます。その美しさは感動もの!
ぜひ星空と音楽に身をゆだねる癒やしのひと時を過ごしてみて。
■参考記事:【体験レポ】「さいたま市宇宙劇場」圧巻の星空と音楽! 癒やしの小旅行へ(配信日:2024.10.01)
Spot.5
【さいたま市大宮盆栽美術館】盆栽の魅力にふれる! 世界初の公立盆栽美術館
「さいたま市大宮盆栽美術館(さいたましおおみやぼんさいびじゅつかん)」は、盆栽の魅力を多角的に紹介する施設として開館した、世界初の公立盆栽美術館。盆栽庭園には、盆栽の定番である松のほか、モミジ、楓など季節に合わせた見ごろの盆栽が、70点ほど展示されています。繊細な技で枝先まで気を配り仕立てられた盆栽は、息を飲むほど美しく、大きな存在感を放っています。芸術的な作品に出合い、盆栽の概念が覆されること間違いなし。
Spot.1
【忍城址(忍城址公園)】最上階の展望室から城下町行田を一望!
室町時代の文明年間(1469~86)に、行田周辺を支配した領主・成田氏が築城したといわれる忍城。天正18年(1590)の石田三成の水攻めにも耐えたといわれる名城です。阿部氏、松平氏などが城主となった城は明治6年(1873)に廃城となりましたが、昭和63年(1988)に「忍城址公園(おしじょうしこうえん)」として整備された本丸跡地に、御三階櫓(ごさんかいやぐら)が再建されました。
御三階櫓見学は行田市郷土博物館から入場。博物館の常設展示室では行田市の歴史と文化に触れることができ、御三階櫓最上階の展望室からは城下町行田を一望できます。
Spot.2
【さきたま古墳公園】桜と古墳のコラボが楽しめる!
「さきたま古墳公園(さきたまこふんこうえん)」は、特別史跡「埼玉古墳群」を含む公園。日本最大級の円墳・丸墓山古墳や、石室の内部を見学できる将軍山古墳など、園内には9基の大型古墳が点在しています。敷地内の「県立さきたま史跡の博物館」では、稲荷山古墳から出土した国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」の展示も。
丸墓山古墳の頂上や周辺には桜の木が植えられていて、春には桜と古墳のコラボという珍しい風景が楽しめます。
Spot.3
【秩父鉄道・SLパレオエクスプレス】21世紀を走る唯一のC58型でGO!
「秩父鉄道・SLパレオエクスプレス(ちちぶてつどう えすえるぱれおえくすぷれす)」は、昭和19年(1944)に製造されたC58 363で、旧国鉄で活躍したSLです。昭和47年(1972)に引退後は埼玉県内の小学校に保存されていましたが、昭和63年(1988)の「さいたま博」より秩父鉄道での運転を再開。全車指定席のため、秩父鉄道公式サイト内の予約システムより事前予約が必要です。
■参考記事:乗り物から桜名所のお花見を!SL、遊覧船、馬車など(2025年版)(配信日:2025.03.28)
Spot.4
【渋沢栄一記念館】新一万円札の顔! 渋沢栄一の生涯を知る
「渋沢栄一記念館(しぶさわえいいちきねんかん)」は、明治維新後の日本の近代化や、日本経済の発展に大きく貢献した渋沢栄一の祥月命日である1995年11月11日に開館。この地で育った渋沢栄一の幼少期からの生涯を展示する資料室があり、日本の近代化に多大な影響を与えた功績を、展示品から学ぶことができます。生前の姿そっくりのアンドロイドによる講義(※)は外せません!
※「渋沢栄一アンドロイド講義」は2日前までに要予約
■渋沢栄一記念館(しぶさわえいいちきねんかん)
住所:埼玉県深谷市下手計1204
TEL:048-587-1100
営業時間:9~17時(アンドロイドの最終講義は15時30分~)、見学は2日前までの予約制
定休日:無休(臨時休館日あり)
■参考記事:【埼玉】新一万円札の顔!渋沢栄一ゆかりの地・深谷を巡る(配信日:2024.03.29)
Spot.1
【ムーミンバレーパーク】ムーミンの物語の世界を完全再現!
飯能市にある「ムーミンバレーパーク」は、ムーミンの物語の世界を再現したテーマパーク。ムーミントロールやその仲間たちに出合える展示やアトラクション、世界最大のムーミングッズショップやレストランなどが集まる、ムーミンファンにはたまらないスポットです。
最初に訪れたいのは、パークのシンボルでもある原作に忠実に再現された「ムーミン屋敷」。お屋敷の前にいるムーミントロールと一緒にかわいい写真が撮れちゃうおすすめのスポットです。地下から3階まであり、ムーミン一家とリトルミイが暮らしています。
「KOKEMUS(こけむす)」は、ムーミンの物語を体験できる、フォトスポットも満載な展示施設です。3階にはトーベが描いた絵本『ムーミン谷へのふしぎな旅』、『それからどうなるの?』の展示があるのでチェックしてみて。展示の中に入ってムーミン谷の仲間たちと写真を撮ることもできますよ。
ムーミンの物語の世界を余すことなく体験できる「ムーミンバレーパーク」。忙しい日常をちょっと離れて、ほっと一息ついてみませんか?
■参考記事:大人も楽しめる! 関東のおすすめ遊園地26選|絶叫マシン&映える遊園地からテーマパークまで(配信日:2025.05.25)
Spot.2
【トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園】森の中で、北欧童話の世界観を満喫
飯能市にある「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園(とーべ やんそんあけぼのこどものもりこうえん)」は、北欧の童話の世界をイメージして作られた公園。緑の森の中には「きのこの家」や「子ども劇場」、「森の家」などの個性豊かな建物があります。爽やかな風や木漏れ日を感じながら、森の中を自由に遊んでみたら、フィンランドで週末をのんびり過ごしているみたい!
真っ青な壁が印象的な「カフェ プイスト」では、アラビアやイッタラといったフィンランドデザインの食器を使い、北欧風オープンサンドやスイーツ、スペシャルティーコーヒーなどを提供。曲線が美しい遊び心あふれる木造の店内も必見です。
土・日曜、祝日は日没から21時まで、森のすみかにあかりが灯るライトアップも実施。童話に迷い込んだような雰囲気も楽しめます。
■参考記事:【関東近郊】本当に日本!? まるで海外みたいな観光スポット22選|日帰り旅行でも行けちゃう、ドラマのロケ地になった絶景&映えスポットがいっぱい♪(配信日:2021.11.19)
Spot.3
【巾着田曼珠沙華公園】約500万本のヒガンバナが咲く花絶景
日高市を流れる高麗川の蛇行によりできた約22haの平地は、形が巾着に似ていることから「巾着田(きんちゃくだ)」とよばれるようになりました。季節になると菜の花やコスモスなどの花々が咲き、秋は約500万本のヒガンバナが咲く日本最大級の群生地として知られています。
例年9月中旬~10月上旬の開花時期には、燃えるような赤のヒガンバナが咲き誇る見事な花絶景が見られます。「巾着田曼珠沙華まつり(きんちゃくだまんじゅしゃげまつり)」には、ご当地グルメや地場物産の出店もあります。
■参考記事:今が見ごろ!埼玉の林の下を赤く染める約500万本のヒガンバナの絶景へ(配信日:2019.10.04)