
【最新】東京・神奈川のおすすめ「古民家カフェ」24選|レトロでおしゃれな古民家レストランも
古い日本家屋や歴史ある建造物を改装した古民家カフェ。昔懐かしい趣を感じつつ、おしゃれな雰囲気が味わえると人気です。今回は、『るるぶ&more.』で紹介したなかから、東京都内と鎌倉などの神奈川県にある古民家カフェやレストランをご紹介します。長い時間を重ねた「古い建物」の歴史を感じながら、ゆったりと癒やされる時間を過ごしてみるのはいかが?
Shop.1
【池袋】築70年以上の木造平家をリノベーションした和カフェ/Chanoma
JR池袋駅の西口から徒歩7分ほどの場所にある複合施設「ニシイケバレイ」内に、築70年以上の木造平家をリノベーションしたカフェ「Chanoma(ちゃのま)」はあります。まるで映画のワンシーンに出てくるような、大きなガラス戸のある縁側からは心地よく風が吹き、時の流れが遅く感じられる心地よさ。奥の和室は、、10畳の方には炉が切ってあり今でも茶室として使われているのだそう!
そんなゆったりと時が流れる「Chanoma」でいただけるのは、苦味がなく、抹茶本来のおいしさが楽しめる「濃厚抹茶テリーヌ」。抹茶=苦いというイメージがある人にも、ぜひ食べて欲しいスイーツです。「Chanoma」ではグレードの高い西尾の抹茶を使用。作る際にしっかりと抹茶を点てることで空気が入り、苦味の少ない、むしろ甘みのある抹茶になるのだそう!とっても濃厚だけど、トッピングされた香ばしいほうじ茶ホイップで味変すれば、飽きずにペロッと食べられちゃいます♪
■参考記事:池袋「Chanoma」で濃厚抹茶テリーヌを味わう!ニシイケバレイ内の築70年の古民家カフェ(配信日:2022.05.09)
Shop.2
【千駄木】古民家で味わう心と体にやさしい和ごはん/雨音茶寮
千駄木から根津方面へ歩いて約5分、不忍通りを一本裏に入った細い路地にたたずむ「雨音茶寮(あまねさりょう)」。“パリにある和カフェ”をコンセプトに、築約70年の長屋をリノベーションした空間には、オーナーの那須野さんがセレクトした和と洋、古いものと新しいものが混在しています。
今回いただいたのは、だし茶漬けと本日のおばんざい4品がセットになった「雨音ごはん」。この日のメインのおばんざいは、牛肉や白菜、エノキダケ、油揚げを甘辛い味付けで炊いた「牛すき煮」。肉や野菜はもちろん、だしがたっぷりしみた油揚げがなんともいえないおいしさです。
このほか、内容が日によって変わる「本日の洋菓子」や「本日の和菓子」550~750円もおすすめのメニュー。静岡生まれの那須野さんが選び抜いた緑茶もホッとするおいしさです。
■参考記事:千駄木の古民家カフェ「雨音茶寮」で味わう、心と体にやさしい和ごはん(配信日: 2023.10.03)
Shop.3
【谷中】まるでおばあちゃんの家みたい…!築100年以上の癒やしの古民家/散ポタカフェのんびりや
谷中にある「散ポタカフェのんびりや(さんぽたかふぇのんびりや)」は、大正時代に建てられた古民家を生かしたカフェ。あえてリノベーションせず、日々の手入れのみで維持しているため当時の趣が漂っていて、まるでタイムスリップしたようなひとときを過ごせます。
座席はちゃぶ台に4席、土間の椅子席が7席、カウンターが1席、そのほかに奥座敷があります。連日満席になることが多いそう。写真映えしそうなちゃぶ台席で過ごしたい時はオープン直後に訪れるのがおすすめです!
店内ではオールタイムでお酒や喫茶メニューを用意。おばんざいも充実しています。ランチタイムは「オムライス【黒】」や「グリーン檸檬カレー」「和風ガパオライス」「お塩焼きそば」各820円が味わえます。
◼︎散ポタカフェのんびりや(さんぽたかふぇのんびりや)
住所:東京都台東区谷中5-2-29
TEL:03-6879-5630
営業時間:ランチ11時30分〜15時、ディナー18〜23時(土・日曜、祝日11〜23時)
定休日:水・木曜
■参考記事:【谷中】まるでおばあちゃんの家みたい…! 築100年以上の癒やし古民家カフェ「のんびりや」(配信日:2025.04.12)
Shop.4
【松陰神社】素材にこだわった焼き菓子がおいしい!/KANNON COFFEE 松陰神社店
名古屋で大人気のコーヒー店「KANNON COFFEE(かんのん こーひー)」の東京1号店が、東急世田谷線の松陰神社前駅にあります。古民家を改装して造られた松陰神社店は天井がとても高く、木の温もりを感じられる空間。
「KANNON COFFEE」では、各店舗で季節ごとに変わるブレンド、月替わりの限定メニューなど、それぞれ苦味や酸味の違う常時5種類以上のコーヒーを提供しています。そして、各店舗でひとつひとつ丁寧に作ったスコーンやクッキーなどの焼き菓子も販売。
こだわりのコーヒーと一緒に、国産小麦や季節の果物を使い、身体にやさしい素材でつくられたお菓子をぜひ味わってみてくださいね!
■KANNON COFFEE 松陰神社店
(かんのん こーひー しょういんじんじゃてん)
住所:東京都世田谷区若林3-17-4
営業時間:9~19時
定休日:なし
■参考記事:見た目も超キュート!お取り寄せできるSNSで話題のビスケット(配信日:2020.05.13)
Shop.5
【押上】和モダンな隠れ家カフェで本格スパイスカレー!/Spice Cafe
食をテーマに世界一周、48カ国を旅したシェフが手がける「Spice Cafe(すぱいす かふぇ)」。アパートをリノベーションした店内は、古材が多く使われ、温もりあふれる心地よい空間に。
ランチは気軽にカレーが楽しめる「カレー屋さん」として、ディナーはスパイスを使ったおまかせ7皿のコースを提供する「レストラン」として営業しています。
ランチで提供しているカレーは5~6種類。名物のラッサムカレーは南インドを代表する定番料理で、現地では毎日食べられているスープに近いものだそう。日本はカレー×ライスが定着しているので、お米に合うようルーをアレンジ。味の決め手となるスパイスはブラックペッパーとクミン、バターをたっぷり使って濃厚さを出しています。深みのある味わいでとっても美味!
下町情緒あふれる住宅街で、自慢のカレーをゆっくりのんびり味わう、ぜいたくな時間を過ごしてみては。
■参考記事:48カ国を旅したシェフの本格カレー!和モダンな隠れ家カフェでまったり(配信日:2018.08.12)
Shop.6
【日暮里】「最小文化複合施設」にあるリノベカフェ/HAGI CAFE
築70年の木造アパートを改装してつくられた、ギャラリーやサロンを併設する最小文化複合施設「HAGISO(はぎそう)」。その1階部分にあるのが「HAGI CAFE(はぎかふぇ)」です。
古民家をリノベーションして作られた雰囲気抜群の店内では、本格コーヒーや自家製スイーツなどが楽しめます。
看板のコーヒー「HAGISOオリジナルブレンド」は、オーダーすると1杯ずつ豆から挽いてハンドドリップしてくれるこだわりよう。味は、酸味・苦味がほどよいバランスのやさしい仕上がりです。こちらも看板メニューだという「ラム漬け無花果のチーズケーキ」は、しっとり濃厚なチーズケーキに、無花果のプチプチとした食感がアクセントになっていてクセになる味わい。絶妙な甘さは、「HAGISO」のコーヒーに合わせたのだとか。
歴史、アート、グローバルな雰囲気が交錯するレトロで新しいスポット。どうせなら比較的混雑しない平日の午後に訪れて、ゆっくりとした時間を過ごしたい場所です。
■参考記事:谷根千エリアの代表的リノベカフェ、「HAGI CAFÉ」のハンドドリップでまったり時間(配信日:2018.07.23)
Shop.7
【曳舟】“すみだモダン”認定メニューに舌鼓!/古民家カフェこぐま
昭和のレトロな雰囲気が残る墨田区向島の鳩の街通り商店街。その一角にあるのが「古民家カフェこぐま(こみんかかふぇこぐま)」です。
少し重い引き戸を開けると、そこは昭和の世界。昭和2年(1927)に建てられた薬局の名残を生かしつつ、リノベーションした店内には、薬棚やミシン、タイプライターなどアンティークな道具が丁寧に手入れされ、当時の姿のまま残っています。
こぐまの人気の理由はレトロな雰囲気だけではなく“すみだモダン”認定のメニュー。すみだモダン認定とは、新しさと懐かしさを兼ね備えた「すみだらしい」商品やメニューに与えられるもの。
ビー玉のような見た目が素敵な「あんみつ玉」は、寒天ゼリーでフルーツや餡を包むという、逆転の発想から生まれたスイーツです。そっとスプーンで切り取って口に運ぶと、のどごしのいいゼリーとフルーツがバランスよく、これまでに食べたあんみつとは違う食感と風味のハーモニー! 別添えの黒蜜は自家製で、甘すぎず、「あんみつ玉」の魅力を引き出します。
昔ながらの雰囲気が色濃く残る商店街の散策も兼ねて、絶品“すみだモダン”を堪能しに出かけてみませんか?
■参考記事:黒蜜をかけて。「こぐま」の“すみだモダン”認定のあんみつ玉が涼しげ(配信日:2018.09.14)
Shop.8
【表参道】“和”がコンセプト! 古民家リノベの「裏参道ガーデン」にある注目店/Riz Labo Kitchen 表参道
「裏参道ガーデン」は古民家をリノベーションした和風なたたずまいの複合施設。“和”をコンセプトにしたお店が複数入るフードコート形式を採用しています。各店舗で注文し、お会計も別々。いろいろなお店の料理を楽しむことができるんです。
そんな「裏参道ガーデン」内にある、グルテンフリーのパンケーキ屋さん「Riz Labo Kitchen 表参道(りず らぼ きっちん おもてさんどう)」では、特別栽培米の米粉100%で作る、ふんわりしっとり食感のパンケーキが話題です。注文を受けてから1つずつ丁寧に作られるパンケーキは、特別栽培米の米粉のほかにも、厳選された平飼い卵や有機豆乳、無農薬レモンなど、こだわりの食材を使用。フルーツも旬のものを使っているので、その時々の季節限定メニューがいただけます。
ぜひアットホームな雰囲気で、こだわりのパンケーキを堪能してみてはいかがですか?
■Riz Labo Kitchen 表参道(りず らぼ きっちん おもてさんどう)
住所:東京都渋谷区神宮前4-15-2 裏参道ガーデン内
営業時間:12~17時(16時30分LO)
定休日:月曜
■参考記事:表参道でしか食べられない!シャーベットとフルーツがたっぷりの夏のさわやかパンケーキ(配信日:2019.08.21)
Shop.9
【清澄白河】おいしいドリンクと街の情報が満載!/nomark.Cafe
清澄白河駅から徒歩約5分、路地裏にひっそりとオープンしているのが、清澄白河を「知る」「味わう」「持ち帰る」をコンセプトにした古民家カフェ「nomark.Cafe(のーまーく かふぇ)」です。
テーブル下のラックには、清澄白河のカフェと観光名所が透明のフィルムに記載されたオリジナルのマップが置いてあり、これを見ればどこにどんなお店があるのか一目瞭然!
お店の看板メニューは手作りのオリジナルゼリー。なかでもきれいなブルーが印象的な「清澄BLUE」は人気No.1! バタフライピーとレモングラス、牛乳の3層でできたゼリーは、さわやかでさっぱりとした味わいと牛乳の甘さがバランスよく口のなかで溶け合います。こちらのカフェではお子さんでも安心して食べられる体にやさしい素材を使ったメニューを提供しているため、着色料等は不使用。どの商品もやさしい味わいが特徴です。
おいしいドリンクと食事とともに街の魅力を存分に知ることができる「nomark.Cafe」。ここに通えばあなたも清澄白河通になれちゃうかも!?
■no mark.Cafe(のー まーく かふぇ)
住所:東京都江東区白河3-7-3
営業時間:10~18時
定休日:月・火曜
■参考記事:清澄白河の魅力を知れる古民家カフェ!「no mark.Cafe」はおいしいドリンクと街の情報が満載(配信日:2021.11.08)