#簡単レシピ 世界の料理を作って、おうちで海外旅行気分!
なかなか外出できない日々が続きますが、おうちごはんに世界各国の料理を取り入れて、海外旅行気分を味わいましょう!基礎からしっかり学べる料理教室「ABCクッキングスタジオ」で教えてくれた、世界一周レシピを、一挙ご紹介いたします!
Summary
みんな大好き!ハワイのローカルフード/ロコモコ
オールシーズンにわたって不動の人気を誇る海外旅行先、ハワイ!南国の気分をおうちで味わうなら、ハワイアンな料理を作って気分を盛り上げましょう。中でもおすすめなのは、ライスの上に肉厚のハンバーグ、ぷるんとカワイイ温泉卵をのせたローカルフード「ロコモコ」。ボリューミーなので、お腹いっぱい食べたい時のランチにもぴったり。今回は照り焼きソースを作ってハンバーグにあわせます。
■材料 4人分
合いびき肉 320g
塩 小さじ1/4
黒こしょう 少々
卵(ハンバーグ用) 2個
パン粉 大さじ6
玉ねぎ 160g
オリーブ油 小さじ4
水 40㏄
しょうゆ 小さじ4
酒 小さじ4
みりん 小さじ4
砂糖 小さじ2
おろしにんにく 小さじ1
水 40㏄
片栗粉 小さじ1
グリーンリーフ 40g
トレビス 20g
プチトマト 4個
じゃが芋(男爵)200g
米 240㏄
水 240㏄
温泉卵(市販のもの) 4個
■下準備
・卵は割りほぐし、パン粉を加え混ぜておく。
・玉ねぎはみじん切り。卵・パン粉のボウルに入れ混ぜておく。
・グリーンリーフとトレビスは食べやすい大きさにちぎり、水にさらし水気を切っておく。
・プチトマトはヘタを除き、洗っておく。
・じゃが芋は芽があれば除き、皮付きのまま放射状に切っておく。
・米は洗米・吸水(30分~)後、水を加えて炊飯器で炊いておく。
■作り方
①フライパンにオリーブオイル・じゃが芋を入れて中火にかける。
②オリーブ油の温度が上がってきたら、じゃが芋を色よく揚げ焼きにする。
③ボウルに合いびき肉・塩・黒こしょうを入れ、粘りが出るまでよく混ぜる。
④③に卵・パン粉・玉ねぎを加え、よく混ぜてから4等分にする。
⑤④のたねを空気抜きし、小判形に成形し、オリーブオイルを熱したフライパンで焼く(中火で片面2~3分)。
⑥表面を焼き固めたら、余分な脂が多い場合は、ペーパーで拭き、水を加えフタをして蒸し焼きにする。(弱~中火で3分~)。取り出しておく。
⑦ハンバーグを焼いたフライパンにしょうゆ・酒・みりん・砂糖・おろしにんにく・水・片栗粉を入れ、混ぜながらひと煮立ちさせる。
⑧沸騰したら火を弱め、少し煮てソースにとろみをつける。ハンバーグを戻し、ソースを煮からめる。
■テーブルコーデ
ハワイの海の中をイメージして、ファブリックやお皿に水色やエメラルドグリーンを配し、爽やかな統一感を。サンゴやパイナップルの雑貨、レトロな絵など、細かい部分ももちろんハワイを意識。ハワイ土産でもらったお菓子の入れ物などを飾っても雰囲気が出ます。
■参考記事:おうちで簡単!リゾート気分になれるハワイアンランチレシピ ~旅好き女子のための世界一周レシピ vol.3 ハワイ料理~(配信日:2020.01.21)
ごはんがすすむ!台湾ソウルフード/ルーロー飯
サクッと週末女子旅を楽しめちゃう台湾は、観光もカフェもショッピングも大充実。また屋台料理からスイーツまで、おいしいグルメの宝庫です!そんな楽しい台湾旅行をおうちのテーブルで再現!ルーロー飯は、豚肉を甘辛いタレで煮込んで豪快に白ごはんにのせた、台湾で愛され続けるソウルフード。とろける半熟茹で玉子も食欲をそそります。
■材料 4人分
豚バラ薄切り肉 350g
玉ねぎ 150g
にんにく 15g
ごま油 小さじ2
干し椎茸 2枚
水 160㏄
高菜漬け 80g
小麦粉 小さじ4
ご飯
(a)
砂糖 小さじ2
酒 小さじ2
干し椎茸の戻し汁+水 240㏄
オイスターソース 小さじ4
しょうゆ 小さじ2
小松菜 100g
卵 4個
■下準備
・豚バラ薄切り肉は幅4~5cmに切っておく。
・玉ねぎとにんにくはみじん切り。
・干し椎茸2枚は160ccの水で戻し、軽く水気をしぼり、粗みじん切り。戻し汁は取っておく。(a)で使用。
・高菜漬けは粗みじん切り。
・小松菜は、塩を加えた熱湯で根元から茹で、水に取り、色止めして水気をしぼる。
長さ4㎝に切りそろえ、再び水気をしぼっておく。(湯は半熟卵で再度使用)
■作り方
~半熟茹で卵~
①酢・塩を加えた熱湯を準備し(小松菜の茹で湯を使用)、卵を静かに入れる。最初の2~3分は混ぜながら中火で6分加熱する。
②冷水に取り、冷めたら水につけながら殻をむく。
~豚肉の煮込み~
①フライパンにごま油を熱し、玉ねぎ・にんにくを加え、しんなりして香りが出るまで炒める。
②豚肉を加えて表面をしっかり焼く(強火)。
③干し椎茸、高菜の順に加えてさっと炒める。
④薄力粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。
⑤(a)を加え、軽く煮込む。
■テーブルコーデ
ひと目で「台湾」だとわかる台湾花布は、クロスに引くだけでバチッと絵になる便利アイテム。パーティーの飾り付けの常連・ハニカムボールは、メジャーな丸形のほか、どこか台湾らしさを感じる蜂の巣をイメージしたものも用意して、遊びゴコロを演出してみて。
■参考記事:#おうち時間 ごはんがすすむ!台湾ソウルフード「ルーロー飯」の簡単レシピ (配信日:2020.04.16)
スパイシーでクセになるインドランチ/バターチキンカレー
インドのグルメといえば、カレーに代表されるスパイシーなグルメ。香辛料は身体によく、食べるだけで気分も高揚しちゃいます。特に、バターチキンカレーは、トマト、バター、生クリームを入れた甘辛いカレーで、とってもまろやかで食べやすく、日本でも大人気のメニュー。もちろんチキンも入って大満足間違いなしのレシピです♪
■材料 4人分
鶏手羽元 12本
にんにく 1片分
しょうが 1片分
バター 50g
カレー粉 大さじ1
カットトマト缶 1缶
水 200㏄
生クリーム 50㏄
砂糖 小さじ2
塩 少々
(a)
ヨーグルト 1/2カップ
カレー粉 小さじ1
パプリカパウダー 小さじ1
■下準備
・にんにく、しょうがはすりおろしておく。
・ボウルに(a)と鶏手羽元を入れ、軽くもんだら半日ほど漬け込む。
■作り方
①鍋ににんにく・しょうが・バター・カレー粉を入れ、弱火で香りがでるまで炒める。
②カットトマト缶・水を加え煮立たせ、フタをして弱火で10分ほど煮る。
③鶏手羽元を下味ごと加え、さらに弱火で10分ほど煮る。
④生クリームを加え、ひと煮立ちしたら砂糖・塩を加え、味をととのえる。
■テーブルコーデ
ランチの主役・バターチキンの色味に合わせて、淡いピンクのクロスをクシュクシュと重ねたインドのウエディングパーティーを彷彿とさせる女性らしいコーディネートはいかが。ピンク、白、茶色の3色に色味を絞るとぐっと大人っぽくなりますよ。色や柄のかわいいクッションカバーも便利に使えます。
■参考記事:スパイシーでクセになる!簡単でかわいい!インド料理ランチレシピ ~世界一周レシピvol.5 ~ (配信日:2020.03.05)
タイのエスニックな味わいがやみつき!/カオマンガイ
一度訪れるとまた行きたくなるという高リピート率を誇り、女子旅人気も高いタイ。カオマンガイは鶏のスープで炊いたご飯とゆで鶏をタレで絡めていただくタイの人気料理「。ジューシーなチキンと鶏肉の旨味がたっぷりしみ込んだライス、ナンプラーが香るコク深いタレの組み合わせが絶妙な一品です。通常は鶏肉を茹でて作りますが、今回はごはんと一緒に鶏肉を炊き上げるお手軽レシピで作ってみましょう!
■材料 4人分
鶏もも肉 120g×4枚
塩 小さじ1/2
サラダ油 小さじ2
にんにく 8g
サラダ油 小さじ2
ジャスミン米(香り米) 280㏄
水 300㏄
鶏がらスープの素 小さじ1
しょうが 16g
(a)
豆板醤 24g
オイスターソース 小さじ2
ナンプラー 小さじ2
グラニュー糖 小さじ4
レモンの果汁 大さじ2
にんにく 8g
しょうが 8g
赤唐辛子(輪切り) 20個
塩 少々
グリーンリーフ 40g
トマト 1/2個(約80g)
きゅうり 40g
香菜(シャンツァイ) 4本
■下準備
・鶏肉は余分な水気・脂を除き、厚みを均一に開き、塩で下味をつけておく。
・にんにくは芯を除き、みじん切り。
・ジャスミン米は洗米し、水気を切っておく。
・しょうが16gは皮付きのまま薄切り、8gはみじん切り。
・トマトは8枚の薄切り。
・きゅうりは斜め薄切り。
・香菜はざく切り。
■作り方
①鍋にサラダ油を熱し皮面から鶏肉を皮面から焼く。両面に焼き色を付け取り出す。
②余分な脂をふき取り、にんにく・サラダ油を入れて弱~中火で香りが出るまで加熱する。
③ジャスミン米を加え、油がなじむまで炒め、火を止める。
④水・鶏がらスープの素を加え、ひと混ぜして平らにならし、しょうがの薄切りをのせる。
⑤鶏肉をのせてフタをし、強火で加熱する。沸騰したら弱火にして炊く(10分)。炊き上がったら火を止め、蒸らす(10分~)。
⑥鶏肉はそれぞれを5等分に切り、しょうがは取り除く。
⑦タレの材料(a)をボウルに入れ、よく混ぜ合わせておく。
■テーブルコーデ
テーブルに敷いているのはアジア雑貨店で手に入れたペイズリー柄のピンクのストール。あえてストールを選ぶことで、柄やイメージに選択の幅が広がるのでオススメです。温かみのある木の器や金の器は300円ショップや輸入雑貨屋さんなどのプチプラアイテム。相性のいい色味のドライフラワーなどをあしらうと、一層華やかな印象になります。
■参考記事:簡単レシピでおうちタイ料理に挑戦! ~旅好き女子のための世界一周レシピ vol.1 タイ料理~(配信日:2020.01.21)
ホッと温まるロシア版ロールキャベツ/ガルプツィー
海を挟んだご近所の国なのに、その魅力はいまだ日本人にとってベールに包まれているロシア。しかし近年、極東の都市ウラジオストクが注目されるなど、徐々にロシアの虜にある人が増えつつあります。寒い国ならではのほっと温まる料理で、一番近いヨーロッパへ思いをはせてみましょう。ガルプツィーは、ロシアではポピュラーな料理の一つ。たねにお米を入れたロールキャベツを煮込む前に香ばしく焼き、サワークリームをたっぷり使う点が、一般的なロールキャベツと異なるロシア流です。
■材料 4人分
キャベツ 4枚(240g)
合いびき肉 200g
塩 小さじ1/2
黒こしょう 少々
米 50㏄
玉ねぎ 60g
卵 1/2個
パン粉 大さじ2
水 大さじ1
にんにく 10g
サラダ油 小さじ1
カットトマト缶 200g
水 100㏄~
コンソメ(顆粒) 小さじ1/4
砂糖 小さじ1
ローリエ 1/2枚
塩 少々
黒こしょう 少々
サワークリーム 40g
牛乳 大さじ2
パセリ 少々
■下準備
・キャベツの葉は、熱湯でしんなりするまで茹で(1~2分)、ザルに広げ冷ます。芯を削ぎ取り、巻きやすくし、削ぎ取った芯は、みじん切りにし、たねに使用する。
・米は、熱湯を加え、そのままおいておき(20分~)、水気を切っておく。
・玉ねぎは、みじん切り。
・パン粉は、水を加えてしとらせておく。
・にんにくは、皮と芯を除き、潰しておく。
・サワークリームと牛乳を合わせておく。(サワークリームソース)
■作り方
①ボウルに合いびき肉を入れ、塩・黒こしょうを加えてよく混ぜる。
②粘りが出てきたら、水気を切った米・みじん切りにしたキャベツの芯・玉ねぎ・溶いた卵・水でしとらせておいたパン粉を加えさらによく混ぜる。4等分にする。
③キャベツの内側を上にして芯の方を手前に広げ、俵形(やや横長)にしたたねを手前に横長に置き、手前、片方と包み、奥へと転がす。折っていないもう片方を中へ押し込む。
④鍋ににんにく・サラダ油を入れて弱火にかけ、香りがするまで加熱する。
⑤にんにくの香りが出たら、③のロールキャベツを加え香ばしく焼く。
⑥カットトマト缶・水・コンソメ・砂糖・ローリエを加えて、ひと煮立ちさせ、アクが出たら除く。フタをして、煮込む(中火15分~)。
⑦フタを取り、スプーンで煮汁をロールキャベツにかけながら、煮詰める(中火5分~)。
⑧ローリエを取り出し、塩・黒こしょうで味をととのえる。
■テーブルコーデ
ロシアの国旗に使われる赤と白を配したテーブルクロスや、生地屋さんで見つけたモコモコなファー素材を引いてできるだけ温かな雰囲気を演出してみましょう。ご自宅にあったらぜひ並べたいのが、ロシアの代表的な民芸品マトリョーシカ。入れ子になった人形たちをすべて並べれば、愉快なファミリー感が出て食卓がにぎやかに。
■参考記事:寒い季節を乗り越える知恵がいっぱい!ロシア料理をおうちで再現!~旅好き女子のための世界一周レシピ vol.4 ロシア料理~(配信日:2020.02.06)
パリのビストロ料理を再現!/フランス風チキンのクリームソース煮
在宅勤務や自粛ムードで頑張っている自分にご褒美を!そんな時は、ヨーロッパのクリスマスを再現するような、豪華なチキンをディナーにいただきましょう。フランスの代表的な家庭料理、チキンフリカッセ。今回はマッシュルームと鶏肉の旨味を生かし、野菜もコトコトと煮込みます。あったか~いクリームソースは心まで温めてくれそう♪
■材料 4人分
鶏手羽元 8本
塩 小さじ1/4
黒こしょう 少々
強力粉 小さじ4
サラダ油 小さじ2
にんにく 20g
バター 20g
じゃが芋(メークイーン) 160g
人参 80g
かぶ 2個
ブロッコリー 120g
水 600㏄~
ローリエ 1枚
マッシュルーム 80g
しめじ 200g
バター 20g
塩 小さじ1/2
生クリーム 200g
牛乳 200㏄
塩 小さじ1/4~
黒こしょう 少々
ごはん 560g
■下準備
・鶏手羽元は水気を除き、骨に沿って切り込みを入れ、塩・黒こしょうで下味をつけ、焼く直前に強力粉をまぶして余分な粉ははらっておく。
・にんにくは芯を除き、つぶしておく。
・じゃが芋は皮をむき、ひと口大に切り、水にさらしておく(約5分)。
・人参は皮をむき、繊維に沿って放射状に切っておく(8個)。
・かぶは茎のつけ根から切り、皮を除き、4等分に切っておく。
・ブロッコリーは花蕾は小房に分けてため水で洗って水気を切り、茎は硬い部分を除き、乱切りにし、下茹でしておく。
・マッシュルームは根元を除き、みじん切り。
・しめじは石づきを除き、みじん切り。
■作り方
①フライパンにバター(20g)を熱し、バターが溶けたらマッシュルーム・しめじ・塩を加え、焦がさないようにじっくりと炒める。
②鍋にバター(20g)・にんにくを入れて熱し、にんにくの香りがしてきたら、バターごと一度取り出す。
③②の鍋にサラダ油を加え、鶏手羽元を入れて香ばしく焼き、じゃが芋・人参を加え、さっと炒めて水・ローリエ・にんにく・①を加え、煮る(沸騰後中火10分~15分たったところでかぶを加える)。
④ローリエを除き、生クリーム・牛乳を加え混ぜ、とろみがつくまで煮る。塩・黒こしょうで味をととのえる。
■テーブルコーデ
赤と深緑のチェックの布を引くと、温かみのある雰囲気が出ます。カトラリーも光沢のあるものを選び、全体的にカラフルなものよりも、赤や金をキーカラーとしてまとめると、大人っぽい空間に。グリーンや、エッフェル塔のオブジェなどフランスっぽい雑貨をさりげなく置くのも、シンプルになりすぎず、おしゃれ!
■参考記事:おうちで簡単再現!ビストロ料理 ~旅好き女子のための世界一周レシピ vol.2 フランス~(配信日:2019.01.22)
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。
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