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【福井・石川・富山】2024年3月北陸新幹線延伸!北陸3県のおすすめ観光スポット31選|有名&最新観光スポットから、ご当地グルメやスイーツまで、魅力満載の北陸の旅に出かけよう!

【福井・石川・富山】2024年3月北陸新幹線延伸!北陸3県のおすすめ観光スポット31選|有名&最新観光スポットから、ご当地グルメやスイーツまで、魅力満載の北陸の旅に出かけよう!

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2024年3月16日(土)、いよいよ北陸新幹線が福井県敦賀駅まで延伸!富山・石川・福井の3県が新幹線で結ばれることにより、北陸3県を一つのエリアとして短時間で巡る旅が可能に。今回は、『るるぶ&more.』でご紹介したなかから、福井・石川・富山のおすすめ観光スポットをご紹介します。定番の有名観光スポットはもちろん、北陸3県の歴史や文化にふれる見学&体験スポット、ご当地グルメやスイーツなど、魅力いっぱいの旅情報をお届けします。

Summary

2.【石川県】おすすめ観光スポット

石川県のおすすめ見学&体験スポット

Spot.1
金沢の広大な日本庭園・兼六園はこう回る!/兼六園

「徽軫灯籠(ことじとうろう)」
「徽軫灯籠(ことじとうろう)」

石高百万石を誇った加賀藩の面影を残す、大名庭園「兼六園(けんろくえん)」。水戸の偕楽園、岡山の後楽園とともに日本三名園と称されています。延宝4年(1676)、金沢城の外庭として、加賀藩5代当主・前田綱紀が作庭。歴代藩主が時代ごとに手を加え、13代当主・斉泰によって現在の形に整えられました。

園内は広大で、ざっと1周するだけでも1時間以上はかかります。必見スポットだけ巡りたい人は30分、じっくりと見学したい人は2時間以上をみておくのがおすすめです。

桂坂口からスタートしたら、まずは記念撮影スポットのこちらへ!手前にある虹橋に立って、霞ヶ池と徽軫灯籠をバックに記念撮影するのが定番。「兼六園といえば!」の構図の写真が撮れますよ。

「霞ヶ池・唐崎松(かすみがいけ・からさきのまつ)」
「霞ヶ池・唐崎松(かすみがいけ・からさきのまつ)」

霞ヶ池のほとりにある唐崎松は、松の景勝地である近江の唐崎から種を取り寄せ、実生から育てた黒松です。姿形の美しさは園内随一! 特に冬の雪吊りが施された唐崎松は必見です。

「曲水(きょくすい)」
「曲水(きょくすい)」

曲水に架かる花見橋は、園内きってのお花見スポット。春は桜、初夏はカキツバタやツツジが咲いてとてもフォトジェニックです。絶妙な高低差によって曲水の流れが生まれていて、当時の高い土木技術と作庭の巧みさがうかがえます。

「時雨亭」
「時雨亭」

園内には和の情緒満点の食事処や茶屋も。明治の初めまで噴水前にあった「時雨亭(しぐれてい)」を、2000年に現在地に再現。呈茶(ていちゃ)も用意されていて、「季節の上生菓子付き抹茶」800円、「干菓子付き煎茶」340円などが味わえます。散策の休憩に立ち寄ってみては。

■時雨亭(しぐれてい)
TEL: 076-232-8841
営業時間:9~12時、13時~16時30分(受付は~16時)
定休日:年末年始

※令和6年能登半島地震の影響により、園内の一部が閉鎖されています。詳しくは公式サイトをご確認ください。

■参考記事:金沢の広大な日本庭園・兼六園はこう回る!季節ごとの楽しみ方、おすすめ見学ルートをナビゲート(配信日:2023.01.28)

Spot.2
現代アートに親しむ!体験型アート展示が人気/金沢21世紀美術館

撮影:石川幸史 提供:金沢21世紀美術館
撮影:石川幸史 提供:金沢21世紀美術館

「兼六園」や「金沢城公園」近くの観光ゾーンにある「金沢21世紀美術館」は、体験型の展示が特徴の現代アート美術館。≪スイミング・プール≫などの人気アート作品や期間ごとに替わる展覧会を鑑賞できる有料の展覧会ゾーンと、チケットがなくても楽しめる無料の交流ゾーンで構成されています。

現在、《スイミング・プール》および有料の展覧会ゾーンは、令和6年能登半島地震の被害による整備・修繕のため、6 月下旬まで休場予定です。無料の交流ゾーンでDXP2(デジタル・ トランスフォーメーション・ プラネット2)を2024年3 月24 日まで観賞いただけます。

≪市民ギャラリー 2004.10.09-2005.03.21≫(マイケル・リン/2004)
≪市民ギャラリー 2004.10.09-2005.03.21≫(マイケル・リン/2004)
≪まる≫(SANAA/2016)
≪まる≫(SANAA/2016)

チケットがなくても楽しめる無料の交流ゾーンは、屋内、屋外どちらにもあります。屋内の休憩コーナーには、金沢で加賀友禅を学んだ作者がデザインした鮮やかな花模様の壁が。華やかで、写真スポットとしても人気。

さらに屋外には、この美術館を設計したユニット「妹島和世+西沢立衛/SANAA」が製作した直径1.8mの16個の球体が結合したような形のパビリオンも。※恒久展示作品ではありません。

交流ゾーンにはアート作品以外にも、カフェレストランやミュージアムショップもあります!2004年のオープン以来、3000万人を超える来館者数を記録する金沢21世紀美術館。「まちに開かれた公園のような美術館」というコンセプト通り、誰もが親しみやすく楽しめます。是非金沢に訪れた際は、立ち寄ってみてくださいね♪

※展覧会ゾーンは、地震被害による整備・修繕のため、2024年6月下旬まで休止中となります。詳細は、公式サイトをご確認ください。

■参考記事:【金沢21世紀美術館のみどころ】≪スイミング・プール≫などの人気作品、予約方法、おすすめの写真の撮り方からカフェやミュージアムショップまでご紹介(配信日:2023.12.16)

Spot.3
圧巻!1万本のタンポポの幻想的な世界/アトリエHIMITO光水土

静かな時間が流れる奥の部屋
静かな時間が流れる奥の部屋

SNS映えするアートスポットとして注目の「アトリエHIMITO光水土(あとりえひみと)」。犀川(さいがわ)の川沿いの道に立つ、レトロなビルの1階にあるアトリエに一歩足を踏み入れると、1万本以上のタンポポの綿毛で作られた壮大なアートが広がり、そこはまさに非日常。

ふわふわの綿毛がテーブルを埋め尽くす
ふわふわの綿毛がテーブルを埋め尽くす

圧巻は奥の部屋。大きなダイニングテーブルはあふれそうなほどタンポポの綿毛で満たされて、まるで別世界に紛れ込んだような幻想的な美しさ!どこをどう切り取ってもステキな写真が撮れそうで、思わず撮影に夢中になってしまいます。

柔らかな光を放つピールアートのランタン
柔らかな光を放つピールアートのランタン

アトリエを代表するもう一つの芸術作品がピールアートです。グレープフルーツなどの柑橘類やタマネギ、卵の殻を使った自然に優しいアートで、アトリエでは豆電球でピールアートを内側から照らすランタン作品が、タンポポの綿毛と共に幻想的な空間を彩ります。

ここでしか撮影できないフォトジェニックな1枚を撮ってみてはいかが?

■アトリエHIMITO光水土(あとりえひみと)
住所:石川県金沢市中川除町51
TEL:076-224-3730
営業時間:10時30分~17時(最終入場16時30分)
定休日:不定休
料金:入場1000円(2回目以降は500円)

■参考記事:映えな金沢のアートスポット「アトリエHIMITO光水土」(配信日:2022.07.31)

Spot.4
新たな九谷焼を見て・知って・体験!/九谷セラミック・ラボラトリー

製土工場・ショップ・体験工房・レンタル工房・外土間を兼ねた、複合型の九谷焼総合施設「九谷セラミック・ラボラトリー(くたにせらみっく・らぼらとりー)」。九谷焼を新たな角度から知ってもらおうと、オープンした施設です。建築物は、世界的建築家の隈研吾氏の設計でこの建物を目的に訪れる人も多いんだとか。

施設内には広々とした展示スペースが広がります。こちらでは、花坂陶石からどのように九谷焼が出来上がるかが見学でき、もちろん購入も可能。扱われている商品は、絵付けされていないシンプルなものが多く、普段の食卓にも馴染みやすそうですね。

奥の工房では、ろくろや、手びねりでの成形、絵付けなど、さまざまな体験を行うことができます。専門のスタッフによる指導もあるので、初心者でも安心して参加することができますよ。

■参考記事:【石川県】加賀の国で、九谷焼の世界を見て・知って・体験!(配信日:2022.11.02)

Spot.5
九谷焼の銘品を鑑賞!絵付け体験も/KAM 能美市九谷焼美術館

「KAM 能美市九谷焼美術館(のみしくたにやきびじゅつかん)」は|五彩館||体験館|などからなり、九谷焼の歴史や製作工程が学べ銘品を間近に鑑賞でき、また作陶や絵付けの体験も楽しむことができる施設。

「黄色の間」
五彩館「黄色の間」

|五彩館|は紺青、朱赤、紫、緑、黄の五彩に分かれた館内で、江戸時代から続く数々の名品の常設展示のほか、随時特別展を開催しています。九谷焼の歴史について説明されたパネルなどもあるため、勉強になりますよ。

作品を鑑賞したあとは、|体験館|へ。こちらでは、気軽に参加できる絵付け体験、ロクロを回す作陶体験、本格的に陶芸を学ぶ陶芸教室と、興味や時間に合わせてコースを選ぶことができます。

絵付け体験では、自分で好きな器を選んだら体験スタート!絵付けに使用する絵具は、和絵具と洋絵具の2つから選ぶことができます。和絵具のほうが難易度が高いのですが、職員の方が詳しく説明してくれるので安心ですよ。所要時間は約1時間で、完成した作品は自宅に送ってもらうことも可能。世界で一つの自分だけの作品づくりを楽しんでみては? 

※|体験館|は改修工事のため、2024年2月から|五彩館|に会場を移し、絵付け体験のみできます。|体験館|リニューアルオープンは、2024年9月末を予定しています。

■KAM 能美市九谷焼美術館(のみしくたにやきびじゅつかん)
|五彩館|(ごさいかん)
住所:石川県能美市泉台町南56
TEL:0761-58-6100
営業時間:9~17時(入館は~16時30分)
定休日:月曜(月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始、展示替えのため臨時休館の場合あり
料金:一般430円

|体験館|(たいけんかん)
住所:石川県能美市泉台町南9
TEL:0761-58-6300
営業時間:9~17時(絵付け体験の最終受付は~16時、作陶体験の最終受付は~15時)
定休日:月曜(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)、年末年始
料金:入館無料(体験料金は別途)

■参考記事:【石川県】加賀の国で、九谷焼の世界を見て・知って・体験!(配信日:2022.11.02)

Spot.6
縁起物の水引細工でアクセサリー作りを体験/平岡結納舗 本店

趣のある雰囲気の外観(写真提供:平岡結納舗 本店)
趣のある雰囲気の外観(写真提供:平岡結納舗 本店)

金沢の伝統工芸品である水引の専門店「平岡結納舗 本店(ひらおかゆいのうほ ほんてん)」は、手軽に水引の小物作りを体験できるとあって若い人にも人気。お店は金沢駅から北鉄バスに乗って「南町・尾山神社」で降りて徒歩2分の場所にあります。近江町市場から徒歩約10分ほどの場所でもあるので、市場観光と併せて是非立ち寄りたいスポットです。

落ち着いたたたずまいの店舗に入ると、店内至る所に水引でできた水引細工が!水引は縁起物としても大切にされているので、店内あちらこちらに水引細工があるのはとても縁起が良さそう♡

こちらでは、イヤリング(ピアスも可能)や水引ブローチ、水引キーホルダー、水引しおりなど、いろいろな水引の小物作り体験があるので、作りたいものを選んでぜひ挑戦してみてください。

購入できる水引細工の小物の例(2023年10月取材時点)
購入できる水引細工の小物の例(2023年10月取材時点)

水引細工の小物はもちろん購入も可能。小さいブローチは350円から購入できて、1番人気の商品は600円の水引しおりとのこと。どれもかわいすぎる!

金沢らしさ溢れる「水引」を使った様々な体験は、記憶に残ること間違いなし!金沢に来た際は足を運んでみてはいかがでしょう。

■平岡結納舗 本店(ひらおかゆいのうほ ほんてん)
住所:石川県金沢市尾山町10-11
TEL:076-231-6770
営業時間:10~16時
定休日:火曜

■参考記事:【金沢】「平岡結納舗 本店」で水引のイヤリング作り体験に挑戦!水引細工の小物販売も(配信日:2023.11.22)

石川県のおすすめグルメ&スイーツ

Spot.7
北陸の素材使用の季節のスイーツが楽しめる♪/LE MUSEE DE H KANAZAWA

ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAの内観(写真提供:ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA)
LE MUSEE DE H KANAZAWAの内観(写真提供:LE MUSEE DE H KANAZAWA)

「石川県立美術館」内にあるパティスリー&カフェ「LE MUSEE DE H KANAZAWA(る みゅぜ どぅ あっしゅ かなざわ)」。石川県七尾市出身の世界的パティシエ・辻口博啓氏が手掛ける、「素材」と「アート」、そして「おもてなし」がコンセプトのカフェです。

北陸の地元素材や季節のフルーツを使用し、洗練されたデザインで仕上げたスイーツはもちろん、お客さんに満足してもらえるようなおもてなしの心を常に大切にしているそう。

左から「セゾン ド ガトー」675円(イートイン687円)、「エーグル」702円(イートイン715円)、「セラヴィ」702円(イートイン715円)
左から「セゾン ド ガトー」675円(イートイン687円)、「エーグル」702円(イートイン715円)、「セラヴィ」702円(イートイン715円)

こちらは、通年で人気のケーキ3種。ピスタチオの風味とベリーの酸味をホワイトチョコレートムースで包み込んだ「セラヴィ」は、辻口博啓氏が1996年「ソペクサ(仏大使館主催 仏食材を使ったプロの為の仏菓子コンクール)」で優勝を勝ち取ったもの。通年販売しているものの中では一番の人気です。

ほかにも、お土産や自分へのご褒美にぴったりな商品がずらり!石川県立美術館に行く方だけでなく、金沢に来た際はぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

■参考記事:【石川県立美術館内のカフェ】ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAでは北陸の素材を使用した季節ごとのスイーツが楽しめる♪(配信日:2023.11.23)

Spot.8
体験型アートカフェで五感を刺激するひとときを/金沢茶寮

金沢市のひがし茶屋街を見下ろす卯辰山の中腹にある体験型アートカフェ「金沢茶寮(かなざわさりょう)」。器の制作体験と、制作した器でお茶をいただく特別な体験プログラム(2時間6600円)が話題です。

金沢市のひがし茶屋街を見下ろす卯辰山の中腹にある体験型アートカフェ「金沢茶寮(かなざわさりょう)」。器の制作体験と、制作した器でお茶をいただく特別な体験プログラム(2時間6600円)が話題です。

プログラムは大きく2段階に分かれていて、最初のステップは器を作る約90分の体験。作品を手早く完成させることができる秘密は、塗りの作業に最先端の技法「金沢塗」を採用しているから。「金沢塗」とは金沢でも盛んな漆塗りの技法の総称で、「金沢茶寮」はこの「金沢塗」を現代風にアレンジしてプログラムに織り込んでいます。

「shu ha riチョコ」(左)1粒350円
「shu ha riチョコ」(左)1粒350円 ※数量限定

塗り作業後、仕上げに防水のコーティングをして、世界に一つだけのマイ器を完成させたら、いよいよ器にお茶を注いでいただきます。「金沢茶寮」のカフェでは、日本各地の上質な茶葉を独自にブレンドした日本茶「shu ha ri(しゅ は り)」を提供。「shu ha ri」は、茶道にも通じる日本古来の考え方「守・破・離」を基にしていて、基本形から発展形まで順に3種類の味わいで構成しています。いずれもハンドドリップでいれてくれますよ。

カフェには、「shu ha ri(しゅ は り)」のほか、日本茶の茶葉を盛り込んだ生チョコレート「shu ha riチョコ」や「抹茶パウンドケーキ」380円などのスイーツもあるので、自作の器のお茶と一緒にぜひ味わってみてください。

■金沢茶寮(かなざわさりょう)
住所:石川県金沢市卯辰町チ16-17
TEL:076-254-6647
営業時間:10~18時(体験の最終スタートは16時)
定休日:不定休

■参考記事:【金沢】体験型アートカフェ「金沢茶寮」で五感を刺激するひとときを(配信日:2023.01.05)

Spot.9
町家をリノベーション!和カフェで極上スイーツを/Cafe 甘 本店

明治21年(1888)創業の老舗和菓子店「越山甘清堂(こしやまかんせいどう)」がプロデュースする和カフェ「Cafe 甘 本店(かふぇ かん ほんてん)」。ひがし茶屋街や主計町茶屋街にも近い賑やかなエリアで、徒歩での市内観光のルートにも組み込みやすい好立地です。

カフェは、築100年以上の歴史を重ねてきた「金澤町家」の建物をリノベーション。元は書道筆などを販売していた商店で、外壁の一部のほか、梁や柱などは往時の状態を生かしながらカフェ空間に作り上げています。金澤町家の特徴である細い木の角材が折り重なった「木虫籠(きむすこ)」の格子窓も、趣深く味わいがあります。

「加賀棒茶ときな粉のパフェ」1200円
「加賀棒茶ときな粉のパフェ」1200円

不動の人気を誇るのが「加賀棒茶ときな粉のパフェ」。加賀棒茶のゼリー、自家製バニラアイス、きな粉の生クリーム、白玉、粒餡などがグラスの中で層状に重ねられた「Cafe 甘」の看板パフェです。窓際の席から差し込む光に透かして見ると、底の部分で飴色に輝く加賀棒茶ゼリーが美しい!

今後は、発酵あんこを使用した新たなスイーツやドリンクの提供も予定しているとのこと。創業から100年以上にわたって金沢市民に親しまれている老舗和菓子店の、和スイーツの進化から目が離せません。

■Cafe 甘 本店(かふぇ かん ほんてん)
住所:石川県金沢市尾張町2-11-29
TEL:076-255-1578
営業時間:10時30分~18時(17時30分LO)
定休日:水曜

■参考記事:【金沢】2023年2月OPEN、老舗和菓子店の粋が詰まった和カフェ「Cafe 甘 本店」で極上スイーツを堪能(配信日:2023.05.23)

Spot.10
山海のネタをおしゃれに巻き巻き!体験型レストラン/COIL

「COIL(こいる)」がお店を構えるのは、金沢駅からバスで約5分の商業施設「かなざわはこまち」の2階。武蔵が辻交差点に面し、道路を挟んだ向かいには近江町市場がある好立地です。店内には、海外アーティストが手掛けた大きな絵が飾られ、和とエキゾチックな雰囲気が融合したおしゃれな空間。

「細巻き寿司のネタ6皿と天ぷらのセットコース」1980円 ※利き茶とスープは別料金
「細巻き寿司のネタ6皿と天ぷらのセットコース」2180円~ ※利き茶とスープは別料金

基本メニューは細巻き寿司と天ぷらのセットで、おすすめはネタ6皿+天ぷらのセットコース。ネタは約40種類の中から選ぶことができます。酢飯はネタの皿数にかかわらず細巻き寿司4本分が付いており、おかもちに入って運ばれてきます。

人気のネタはマグロやサーモン、金沢らしいノドグロやブリ。そのほか、厚焼き玉子やイクラといった定番のネタや季節限定食材に加え、ゴルゴンゾーラチーズや、アボカド&バジルタルタルなどの変わり種もあります。ネタは1種類ずつ、九谷焼の豆皿に盛られていて、地元のお客さんからも「こんな使い方があったのね!」と感激されるそう。伝統文化の魅力を再発見できる粋な器使いですね。

細巻き寿司を作る時には欠かせないアイテム“巻きす”でクルクルと巻けば、完成。「COIL」でなら、細巻き寿司を作りながら日本の伝統的な“食”や“モノ”の文化を気軽に体験できちゃいます。

見た目のフォトジェニックさも相まって、作って楽しく、食べて感激!そんな誰もが思わず笑顔になるスポットを、金沢旅のワンプランに加えてみては。

■COIL(こいる)
住所:石川県金沢市袋町1-1かなざわはこまち2F
TEL:076-256-5076
営業時間:11~21時LO
定休日:無休

■参考記事:【金沢】山海のネタをおしゃれに巻き巻き、体験型レストラン「COIL」で伝統の細巻き寿司を作って、味わう!(配信日:2022.08.10)

Spot.11
おいしいもの三昧!金沢市民の“台所”でグルメ探検/近江町市場

鮮魚や青果を中心に、加工品や衣類などさまざまなお店が約170店、小路の両側に軒を連ねる「近江町市場(おうみちょういちば)」は、観光客も多く訪れる金沢屈指の人気のスポット。地元では親しみを込めて「おみちょ」とも呼ばれ、金沢市民の台所としてこの土地の食文化を守り継いでいます。金沢駅兼六園口(東口)からバスで約10分、徒歩でも15分ほどの距離。

金沢名物のドジョウの蒲焼き、ウニの刺身や生ガキなどの生鮮食品のほか、地元民も大好きな「近江町コロッケ」など、お店の軒先のイートイン席で食べられる、ちょっとしたグルメもたくさん!

「近江町市場飲食街 いっぷく横丁」は、午前10時から開いている立ち食い・ちょい飲みができるフードコートで、一品料理と地酒を楽しむことができます。憧れの昼飲みにぴったりの場所ですよ。

入ってすぐに目にとまるのが、金沢市民のソウルフード「金沢おでん」です。練り物や玉子といった一般的な具材はもちろん、香箱ガニの甲羅に脚の身や内子、外子、ミソを詰めた「カニ面」や、車麩など金沢独自のものもたくさんあります。また、バイガイやカキ、ホタテの浜焼き、ノドグロの握りやフクラギの刺身といった海鮮メニューも豊富。

季節によって店頭を彩る食材も変わるので、何度訪ねてもおいしい発見は尽きません。「近江町市場」に並ぶ名物を一口食べればその味に、金沢グルメのとりこになること間違いなしです。

■参考記事:おいしいもの三昧! 金沢市民の台所「近江町市場」でグルメ探検(配信日:2021.12.23)


 

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