北海道のおすすめ観光スポット38選|定番の若者向けから絶景スポット、人気の動物園や穴場まで!

北海道のおすすめ観光スポット38選|定番の若者向けから絶景スポット、人気の動物園や穴場まで!

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「観光に行きたい都道府県ランキング」で常に上位を獲得している北海道。日本の国土の約2割を占める広大な土地には、札幌や小樽、函館などの人気都市をはじめ、大自然を体感できるスポットやグルメのテーマパークなど、訪れるべき場所がいっぱい! 今回は、『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、北海道の人気観光スポットを、エリア別ご紹介します。春、夏、秋、冬と季節によってまったく違う姿を見せる北の大地には、何度訪れても新鮮な魅力が満載です。

Summary

【旭川・層雲峡・大雪山】おすすめ観光スポット

Spot.1
動物たちがいきいきと暮らす! 日本最北の動物園/旭川市旭山動物園

雪の上をキングペンギンの集団が歩く「ペンギンの散歩」は冬期の積雪期に実施
雪の上をキングペンギンの集団が歩く「ペンギンの散歩」は冬期の積雪期に実施

昭和42年(1967)に開園した日本最北の動物園「旭川市旭山動物園(あさひかわしあさひやまどうぶつえん)」。日本の動物園に「行動展示」というスタイルを確立したのがこちら動物園です。「行動展示」とは、動物が本来持っている、野生の能力を引き出す展示方法。動物の習性や特徴を研究し、工夫とアイデアにあふれた環境を作り出しているため。動物たちのイキイキした姿を見ることができます。

「ぺんぎん館」では、現存するペンギンのなかで2番目に体が大きいキングペンギンのほかイワトビペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギンの計4種を一緒に展示。それぞれのペンギンの違いや、水中トンネルで泳ぐ様子、屋外放飼場でゆっくりと歩く姿などに注目です。飼育スタッフがエサを与えながら解説を行う「もぐもぐタイム」の実施日も多数。

大水槽にダイブしたり泳いでいる様子を見ると、泳ぐのに適した流線形の体型をしているのが分かります
大水槽にダイブしたり泳いでいる様子を見ると、泳ぐのに適した流線形の体型をしているのが分かる

「ほっきょくぐま館」では、北極圏をイメージした柵のない放飼場と、大水槽がある放飼場の2カ所でホッキョクグマを展示。陸上をノシノシと歩く姿や、水にダイブしたり、水中を泳いだり遊具で遊ぶところなど、さまざまな姿を観察できます。「もぐもぐタイム」も多いですよ。

約100種の動物たちが暮らす人気動物園。多くの人を惹きつけてやまない「旭山動物園」で、動物たちのありのままの姿を間近に観察してみてくださいね!

■参考記事:ペンギンやアザラシを間近で!「旭山動物園」4つのポイントと5大人気動物舎(配信日:2023.12.08)

Spot.2
花々に癒やされる! 北海道を代表するガーデン/上野ファーム

北海道ガーデンのパイオニア的存で、英国の庭づくりを参考にしながら北国の植物を取り入れた自然庭園が「上野ファーム(うえのふぁーむ)」です。北国の生命力あふれる花や植物が作り出す魅力的な風景は、写真映えするスポットも多く、見ごたえ十分。納屋を改装したカフェなど、アットホームな雰囲気も魅力のひとつです。

■参考記事:【2023年夏】北海道のドライブ旅におすすめ!『北海道ガーデン街道』人気の観光庭園8選(配信日:2023.06.29)

【帯広・十勝・然別湖・日高・えりも】おすすめ観光スポット

Spot.1
六花亭の魅力を探りに帯広本店へ/六花亭 帯広本店

北海道を代表するスイーツブランドの「六花亭(ろっかてい)」。広大な小麦畑と盛んな酪農でスイーツ王国として知られる十勝は、その「六花亭」のふるさとです。
「六花亭 帯広本店(ろっかてい おびひろほんてん)」は帯広駅前通りに面していて、広い店内には名物「マルセイバターサンド」をはじめ、種類豊富な和菓子や洋菓子が並んでいます。昭和8年(1933)、ここ「六花亭 帯広本店」のある場所で創業しました。

「マルセイアイスサンド」1個300円
「マルセイアイスサンド」1個300円

「六花亭 帯広本店」には喫茶室が併設。「マルセイアイスサンド」は帯広本店、札幌本店、五稜郭店(函館)の3店舗限定での提供です。「六花亭」の大人気商品「マルセイバターサンド」の中身がアイスになった商品で、アイスクリームにホワイトチョコレートとレーズンを加えビスケットでサンド。バターサンドの味そのままなのにあっさりしているので、バターサンドが濃厚すぎると感じる人でも食べやすいはず。

■参考記事:【十勝・帯広】六花亭の魅力を探りに帯広本店へ。限定スイーツやアートスポットも(配信日:2022.09.30)

Spot.2
六花亭の包装紙に描かれた“十勝六花”に出合える/六花の森

「六花亭」が運営する庭園で、帯広駅から車で約30分の場所にあります。「六花亭」の包装紙に描かれたオオバナノエンレイソウやハマナシなど、十勝を代表する「十勝六花」をはじめ、北海道の山野の花が咲き誇り、絵の世界を具現化しています。園内には7棟の美術館棟が点在し、ショップやカフェも併設しています。

■参考記事:【2023年夏】北海道のドライブ旅におすすめ!『北海道ガーデン街道』人気の観光庭園8選(配信日:2023.06.29)

Spot.3
季節で見え方が変化する幻の橋/旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群(タウシュベツ川橋梁/三の沢橋梁)

タウシュベツ川橋梁
タウシュベツ川橋梁

「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群(きゅうこくてつしほろせんこんくりーとあーちきょうりょうぐん)」は、昭和53年(1978)から昭和62年(1987)にかけて廃線となった旧国鉄士幌線のコンクリートアーチ橋梁の総称です。国道273号沿いに多数の橋がその姿を残し、「北海道遺産」にも選定されています。

昭和12年(1937)建造の「タウシュベツ川橋梁」は、全長約130m。糖平湖(ぬかびらこ)に立ち、ダムの水が少ない1月頃から凍った水面に姿を現し、5月頃にはまた湖に沈み始めます。季節によって見え隠れする、珍しいアーチ橋です。

※橋梁は渡れず、観賞のみ可能です。見学方法の詳細については、上士幌町観光協会の公式サイトをご確認ください。

三の沢橋梁
三の沢橋梁

昭和30年(1955)建造で、全長約40mの「三の沢橋梁」は、糖平湖沿いの遊歩道と繋がっていて、橋の上を歩くことができます。近くには駐車場もありますよ。

■参考記事:十勝のドライブスポットをご紹介!絶景からおすすめグルメまで(配信日:2023.06.26)

Spot.4
未だ人気絶えぬ恋人たちの聖地/愛国駅〜幸福駅

愛国駅(愛国交通記念館)
愛国駅(愛国交通記念館)

昭和48年(1970)にテレビ番組で紹介されたのをきっかけに「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに、切符が一大ブームになった「愛国駅(あいこくえき)」と「幸福駅(こうふくえき)」。現在では恋人の聖地として親しまれています。廃線になっていますが、改修された駅舎が今でも残されています。両駅は車で15分ほどの距離にあるので、セットで訪れるのがおすすめです! 

愛国交通記念館として一般開放されている「愛国駅」には、屋内に当時のきっぷや古い写真が展示され、野外には蒸気機関車も展示されています。

幸福駅
幸福駅

「幸福駅」には、木造の駅舎、プラットホーム、2両のディーゼルカーが展示されていて、1970年代の趣を残しています。「幸福駅ハッピーセレモニー」を行っていて、ウェディング体験などができます。

■参考記事:十勝のドライブスポットをご紹介!絶景からおすすめグルメまで(配信日:2023.06.26)

【釧路・阿寒・摩周・根室】おすすめ観光スポット

Spot.1
摩周ブルーを独り占め!/摩周湖カムイテラス

ソファ席もあるので、くつろぎながら景色が楽しめる
ソファ席もあるので、くつろぎながら景色が楽しめる

摩周湖は周囲約20km、平均水深146mのカルデラ湖。世界有数の透明度により生み出される、摩周ブルーとよばれる「青」の景色が広がります。「霧の摩周湖」としても知られていて、霧に包まれた姿はとても神秘的。「摩周湖カムイテラス(ましゅうこかむいてらす)」のウッドデッキからは、そんな摩周湖と摩周岳を眺めることができるんです。

幻想的な雲海も眺めることができる
幻想的な雲海も眺めることができる

天候によっては、幻想的な雲海が見られることも。雲海の発生時期は6~9月が比較的多く、時間帯は早朝から8時位に発生することが多いです。湖をバックに記念撮影が楽しめるフロントデッキや上質感のあるガラス柵は、摩周湖の青さ、霧などの風景と見事に溶け合い景観を引き立てます。屋上テラスは悪天候の場合などを除き24時間利用可能となっているので、晴れた日の夜には満天の星空を楽しむこともできますよ。

■摩周湖カムイテラス(ましゅうこかむいてらす)
住所:北海道川上郡弟子屈町 摩周湖第1展望台
TEL:015-482-1530
営業時間:8時30分~17時
定休日:無休
料金:入場無料

■参考記事:摩周湖カムイテラスが2022年夏に登場!摩周ブルーを独り占め(配信日:2022.10.01)

Spot.2
エリア屈指のビューポイント/美幌峠

生い茂る木々の緑とコバルトブルーの湖とのコントラストが見事
生い茂る木々の緑とコバルトブルーの湖とのコントラストが見事

標高525mの展望台からの屈斜路湖(くっしゃろこ)の全景が見渡せる人気のスポット。湖に続くなだらかな斜面にクマザサがじゅうたんのように広がり、湖の向こうには硫黄山をはじめ知床連山を望めます。屈斜路湖の眺望がすばらしい「道の駅 ぐるっとパノラマ美幌峠」にも立ち寄ってみて。

■参考記事:【北海道・知床】摩周湖・屈斜路湖 神秘の湖を巡るドライブ旅(配信日:2024.01.18)

Spot.3
「釧路湿原」の雄大さに感動!/細岡展望台(大観望)

細岡展望台より
細岡展望台より

釧路湿原国立公園に指定される日本最大の湿原「釧路湿原」。写真は湿原の東側の高台に位置する「細岡展望台(ほそおかてんぼうだい)」からの眺め。眼下に蛇行する釧路川、遠くには阿寒連峰を望む絶景スポットで、夕日の名所としても知られています。

■参考記事:【北海道・釧路】釧路湿原~根室/野付半島 2泊3日ドライブコース(配信日:2024.01.17)

【知床・網走・北見・紋別】おすすめ観光スポット

Spot.1
野生のオオワシやオジロワシが見られる!/知床ネイチャークルーズ

流氷の海でオオワシやオジロワシを観察/運航期間:1月下旬~3月中旬
流氷の海でオオワシやオジロワシを観察/運航期間:1月下旬~3月中旬

羅臼から対岸に見える国後半島までわずか約25㎞の根室海峡。夏の間はシャチやイルカ、ホエールウォッチングが楽しめますが、厳冬期の楽しみは流氷クルーズ。流氷とともにアザラシの仲間や、オオワシ、オジロワシなどの猛禽類が姿を現します。これらの大型の猛禽類が集中して見られる場所は世界的にも珍しく、世界のバードウォッチャーにとっても垂涎の場所。日の出に合わせて出港するツアーは、国後島の背後から昇る朝日がドラマチックです!

■参考記事:【北海道 知床】冬のアクティビティを楽しもう!流氷クルーズや流氷体験、スノーシュー体験も(配信日:2023.11.24)

Spot.2
北海道開拓史を語り継ぐ/博物館網走監獄

網走刑務所が網走監獄と呼ばれていた明治・大正時代に建てられた監獄建造物を移築・復原、または再現している博物館。昭和58年(1983)に開館し、移築した8棟が国指定重要文化財であり、6棟が登録有形文化財になっています。これらの文化財や資料を通して北海道開拓の先駆であった監獄の歴史を学ぶことができる博物館です。

■参考記事:北海道おすすめ博物館15選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう(配信日:2022.01.19)


 

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