
茨城県の観光スポットおすすめ26選! 絶対外せない人気観光名所から穴場まで
首都圏からのアクセスもよく、海と山に恵まれた豊かな自然や、歴史・文化的な観光名所も多く点在する茨城県。今回は『るるぶ&more.』で過去掲載した記事から、茨城県のおすすめ観光スポットをエリア別にご紹介します。世界的にも人気の「国営ひたち海浜公園」など、季節の花々が楽しめる絶景スポットや、新鮮な海の幸や地元食材が味わえるグルメスポットが多いのも茨城県の魅力。次の週末にぜひでかけてみてくださいね!
Summary
Spot.1
【JAXA 筑波宇宙センター】ロケットの実機が迫力満点!
「JAXA 筑波宇宙センター(じゃくさ つくばうちゅうせんたー)」は、日本の宇宙開発の中心的な研究機関。宇宙飛行士の養成・活動推進、ロケット・人工衛星などの研究開発・試験・運用管制を⾏っています。敷地に入るとまず目に飛び込んでくるのがH-Ⅱロケットの実機がある「ロケット広場」。全長約50mもある実物は迫力満点!
ガイド付きの「見学ツアー(有料)」に参加すれば、宇宙をいちだんと身近に感じられます。
展示館「スペースドーム」では、日本人宇宙飛行士が活躍する、国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟の実物大模型や、宇宙ステーション補給機「こうのとり」の試験モデルなどを展示。細部まで忠実に再現されている「きぼう」船内も見学できます。
ロケットや宇宙飛行士をモデルにしたグッズが多く揃うミュージアムショップも、ぜひチェックしてみてくださいね。
■参考記事:【茨城・つくば】筑波宇宙センターのガイド付き見学ツアー体験レポ(配信日:2024.03.31)
Spot.2
【つくばわんわんランド】たくさんの犬とふれあおう! 日本屈指の犬のテーマパーク
「つくばわんわんランド(つくばわんわんらんど)」は、約90種1000頭の犬が暮らす、日本屈指の犬のテーマパーク。世界最大の犬の一種グレートデーンや世界最小の犬チワワなど、超大型犬から超小型犬までさまざまな犬とふれあえます。
ステージではドッグレースショー&パフォーマンスショーなどの観覧イベントを開催。また、犬との散歩体験ができるレンタルも人気です。ドックランがあるので、リードを放してのびのび愛犬と遊ぶことができるのもうれしい! 約40種70頭の猫が暮らす「ねこハウス」では、猫とのふれあいもできますよ。
■参考記事:大人も楽しめる! 関東のおすすめ遊園地26選|絶叫マシン&映える遊園地からテーマパークまで(配信日:2025.05.25)
Spot.3
【いばらきフラワーパーク】里山の麓で、花や自然を五感で感じる体験を!
「いばらきフラワーパーク」は、筑波山の東麓、自然豊かな地に広がる花の楽園。約30万㎡の園内は「バラテラス」や「香りのバラ」、「色別バラ」などのエリアに分かれ、約900品種9000株のバラが咲き誇ります。
パーク内には、地元の食材を味わえるレストランや、バラに関するアイテム、茨城の特産品を購入できるマーケット&カフェ、ピクニックに最適なヒルテラスなども点在。「インフォメーション」ではバラの蒸留水を使ったアロマミストづくり体験や花摘み体験、フローリストによるガーデンの花を束ねるワークショップなど、年間を通して100以上の体験があり、どれもとても人気です。隣接の「花やさと山」にはグランピング施設などもありアウトドア体験もできます。
Spot.4
【牛久大仏】心を鷲づかみに! 大迫力の大仏さま
約120mの世界最大の高さを誇る大仏といわれる「牛久大仏(うしくだいぶつ)」。ニューヨークにある自由の女神の約3倍、長さ約18mの掌には奈良の大仏さまをのせられるほどと聞くと、それがいかに大きいかが想像できますね。
正門を入って参道をまっすぐ進むと、大仏さまはどんどん大きくなってきます。参道に日本一大きな香炉がありますが、大仏さまが巨大すぎて逆に小さく見えてしまいます。
胎内は5層に分かれていて、1階の「光の世界」は真の暗闇。扉が開くと光が演出する空間が広がります。漂うハスの香りもあいまって不思議な浮遊感を感じます。
そのほか、予約なしで体験できる2階の写経の間や、一般的なお寺では御本堂にあたる3階の「蓮華蔵世界」、地上約85mの4・5階「霊鷲山の間」には御仏舎利が安置されています。
大仏さまの周囲の散策もぜひ楽しんでみて。足元には、四季の草花で彩られる花畑が広がり、鯉が泳ぐ「大心海」も。「お猿のステージ」は金曜を除く毎日行われていますよ(12~2月は不定期開催)。
■参考記事:【茨城】尊い、デカい、ちょいカワイイ♪ 心を鷲づかみにされる牛久大仏(配信日:2023.04.09)
Spot.5
【牛久シャトー】日本初の本格的ワイナリー
「牛久シャトー(うしくしゃとー)」は、明治36年(1903)に実業家の神谷傳兵衛(かみやでんべえ)が造った日本初の本格的ワイン醸造場です。歴史的価値が認められて、平成19年(2007)年には「近代化産業遺産」に認定、2008年には国の重要文化財に指定。2020年には「日本遺産」にも認定されています。
シャトーカミヤ旧醸造場の醗酵室内にある「神谷傳兵衛記念館」では、貴重な資料や写真、当時の醸造道具などが展示されていて、「牛久シャトー」の歴史を詳しく知ることができます。
ショップでは牛久シャトーで栽培されたマスカット・ベーリーAと2代目神谷傳兵衛の故郷・山形県産のマスカット・ベーリーAから醸したワインや、牛久シャトーで醸造したクラフトビール、ワイン入りケーキなどオリジナル商品はもちろん、茨城県内の特産品が揃います。1杯500円で4種類のワインを試すこともできますよ。
■牛久シャトー(うしくしゃとー)
住所:茨城県牛久市中央3-20-1
TEL:029-873-3151
営業時間:10~16時(見学施設、店舗により異なる)
定休日:無休(年末年始を除く。ただし施設点検等の臨時休館あり)
料金:入館無料
■参考記事:【茨城県 牛久】日本初の本格的ワイナリーは牛久にあった! 牛久シャトーで明治人のチャレンジ精神にふれる(配信日:2024.04.10)
Spot.1
【ミュージアムパーク茨城県自然博物館】世界最大級の松花江マンモスがシンボル
「ミュージアムパーク茨城県自然博物館(みゅーじあむぱーくいばらきけんしぜんはくぶつかん)」は、茨城県最大級の自然環境保全地域菅生沼のほとり、約16万㎡の広大で豊かな自然の中にある茨城県立の自然博物館です。
館内では約46億年前の地球の誕生や生物進化をはじめ、宇宙、自然・生命の仕組みや環境をジオラマや映像などを使ってわかりやすく解説しています。シンボルとして体長約9mの松花江マンモスや体長約26mのヌオエロサウルスの全身骨格標本(複製)を展示。自然観察ができる野外施設を併設し、自然を観察することもできます。
■参考記事:茨城県おすすめ博物館12選!展覧会&イベント情報ほか営業再開状況もチェックしよう(配信日:2022.01.19)
Spot.2
【道の駅 常総】常総の素材が満載! 大行列のできる道の駅
近郊農業が盛んな常総の特徴を生かした食のテーマパークとして、週末には交通整理が必要なほどの大行列ができる人気の「道の駅 常総(みちのえき じょうそう)」。開店早々から店内は活気でいっぱい。常総で栽培された米、ズッキーニやキュウリなどの野菜、メロンや梨などの果物、卵や麺のほか、茨城名産のさつまいもや納豆まで、直売や加工品が揃います。
メロンパンが人気の「ぼくとメロンとベーカリー。」では、人気商品のパンはすぐに完売してしまうそう。次の焼き上がり時刻まで待ちつつ、買い物を楽しむ人の姿も見られます。さつまいもを使ったスイーツが揃う「芋とわ」や、焼き芋がほかほかの「つぼやきおやきいも」も行列ができるほどの大人気! ぜひ味わってみたいですね。
■道の駅 常総(みちのえき じょうそう)
住所:茨城県常総市むすびまち1
TEL:0297-38-7570
営業時間:9~17時
定休日:無休
■参考記事:【茨城県・常総市】大行列のできる道の駅 常総。人気のヒミツに迫ります(配信日:2024.03.27)
Spot.3
【古河公方公園】江戸の頃からの美しい桃の花が楽しめる
「古河公方公園(こがくぼうこうえん)」は、桃の花の名所として知られる、およそ22.4haの広大な敷地の総合公園。約2000年前の地層から発見された古代ハスの種を発芽させた「大賀蓮」や、3月中旬~下旬には約1800本もの花桃など、季節の花も楽しめます。
園内には足利成氏の古河滞在中の別館だった古河公方館跡や、延宝2年(1674)頃建築された旧中山家住宅などの史跡も。2003年にはユネスコの「文化景観の保護と管理に関するメリナ・メルクーリ国際賞」を受賞しています。