【東京】神保町のおしゃれカフェ・喫茶店14選|SNS映え・老舗・穴場をまるごと紹介
「本の街」として知られる東京・神保町は、レトロな喫茶店やこだわりのカフェが集まる、知る人ぞ知るカフェめぐりスポット。ほのかに本の匂いが漂う古書店が立ち並ぶ界隈には、長い時間をかけて育まれた喫茶文化が今も息づいています。おいしいコーヒーが味わえる純喫茶や、本を片手に長居したくなるおしゃれなカフェなど、どの店も個性があって魅力的。お気に入りの一冊と、お気に入りの一杯を求めて、神保町をめぐってみませんか?
Shop.1
昭和の香り漂う絶品ウインナーコーヒー/ラドリオ

神保町の細い路地裏にたたずむ「ラドリオ」は、昭和24年(1949)創業の、この街でもっとも古い喫茶店といわれています。近くにはタンゴ喫茶「ミロンガ ヌオーバ」や居酒屋「兵六」が並び、昭和の空気がそのまま残る一角にあります。
この店の名物は、生クリームをたっぷりのせた「ウインナーコーヒー」。本を読みふけったり語り合ったりする客が多くコーヒーが冷めてしまうため、留学生から教わったウィーン風の飲み方をヒントに考案されたのがはじまりです。「ウインナー」とは「ウィーン風」と「包む」の意味で、ソーセージとは無関係。ふわふわのクリームと深煎りコーヒーの苦みが絶妙にマッチします。
店内に流れるのは、初代店長・愛子ママが愛したシャンソンだけ。艶やかな歌声と昭和の香りに包まれながら、元祖ウインナーコーヒーを味わってみてはいかがでしょう。
公式SNS:https://www.instagram.com/ladrio_staff
■参考記事:山盛りクリームに心奪われる!ウインナーコーヒー発祥の喫茶店「神保町ラドリオ」(配信日:2018.06.04)
Shop.2
ノスタルジックな時間が流れる老舗喫茶店/さぼうる

昭和30年(1955)の創業以来、長く愛され続けてきた「さぼうる」は、神保町を代表する老舗喫茶店。赤い公衆電話と大きなトーテムポールが目印で、山小屋を思わせる丸太やレンガづくりの店内に一歩入れば、まるで時をさかのぼったかのような懐かしさに包まれます。
看板メニューは、創業当初から受け継がれてきたカラフルなクリームソーダ。ブルーハワイやメロン、イチゴなど全7種類が揃い、バニラアイスをのせたシンプルな仕立てが魅力です。透き通ったソーダの美しさと、どこか懐かしいビジュアルは思わず写真に収めたくなります。
フードでは、厚切りトーストに野菜やベーコンをたっぷりのせた具だくさんの「ピザトースト」950円が人気。外はカリッと、中はふわっとした食感がたまりません。
店内に飾られた民芸品の多くは、来店客から贈られたおみやげだそう。長い歴史と人々の愛情が息づく空間で、懐かしいひとときを過ごせます。
公式SNS:https://www.instagram.com/sabor_jimbocho/
■参考記事:【神保町】老舗喫茶店「さぼうる」でクリームソーダを楽しむノスタルジックなひととき(配信日:2026.03.10)
Shop.3
50種のアボカド料理に出合える専門店/avocafe

神保町駅から徒歩2分ほどにある「avocafe(あぼかふぇ)」は、アボカドにすっかり魅了されたオーナーがはじめたアボカド料理の専門店。アボカドカラーの壁やキャラクターのぬいぐるみに囲まれた店内は、まさにアボカド一色の空間です。
常時50種ものメニューが揃い、和風・洋風からごはんもの、お酒のアテ、ドリンク、デザートまで、アボカドを生・焼き・揚げと多彩に味わえます。人気の「やみつきアボカドスパム丼」をはじめ、はちみつとシナモンをかけたシンプルな一品や、レアチーズケーキのような味わいのスムージーなど、いずれも完熟のメキシコ産ハス種を使った絶品ばかり。
おみやげ用のアボカドも販売されているほか、夏は冷やし中華、冬は鍋と季節ごとのメニューもあり、訪れるたびにアボカドの新たな魅力に出合えます。
公式サイト:https://avocafe.net/
■参考記事:【東京ドーム周辺】アボカド好きオーナーが開いた専門店「avocafe」でアボカド料理三昧(配信日:2023.04.07)
Shop.4
元管理栄養士が焼くガレットが評判の隠れ家カフェ/Muusa

「Muusa(むぅさ)」は、元管理栄養士の店主とそのお姉さんの2人で営む小さなカフェ。店名は文芸や音楽を司るギリシア神話の女神「Musa」に由来し、本好きが集う神保町にふさわしいお店です。
看板メニューは、店主自らが焼くそば粉のガレット。栄養価の高い"茶色の穀物"にこだわり、国産そば粉を使った生地は、外はカリッ、中はもちっとした食感が魅力です。ほうれん草とベーコン、玉子を使った食事系の「エピナール」をはじめ、旬の果物を盛り込んだ季節限定のデザートガレットも人気。専門家に学んで仕入れたオリジナルブレンドのコーヒー「ムゥサブレンド」600円や、インド直送の紅茶も味わえます。
お店のコンセプトは「大人の休み時間」。BGMだけが流れる静かな空間で、心癒やされる都会のとまり木のようなカフェです。
公式SNS:https://www.instagram.com/coffeemuusa/
■参考記事:【東京ドーム周辺】ガレットがおいしい小さなカフェ「Muusa」で“静けさ”を味わう(配信日:2023.04.08)
Shop.5
アルゼンチンタンゴが流れる老舗喫茶/ミロンガ ヌオーバ

昭和28年(1953)創業の「ミロンガ ヌオーバ」。昭和24年(1949)創業の「ラドリオ」の姉妹店として開店し、シャンソン喫茶だった本店に対し、こちらはタンゴ喫茶として親しまれてきました。
店内は木目調とレンガが織りなすノスタルジックな雰囲気。約500枚のLPコレクションが並び、今もレコードプレーヤーで温かみのあるタンゴの音色を聴くことができます。巨匠ピアソラのサインやバンドネオンなども飾られ、タンゴの世界に浸れる空間です。
看板メニューは、注文後に豆を挽く炭火焙煎コーヒー。深煎りの「ミロンガブレンド」が名物で、世界各国のビールも揃います。タンゴ愛好家から若い世代まで、幅広い人に愛され続ける一軒です。
公式SNS:https://www.instagram.com/milonga.nueva/
■参考記事:【東京ドーム周辺】「ミロンガ ヌオーバ」はアルゼンチンタンゴの音楽が流れる老舗喫茶店(配信日:2023.04.17)
Shop.6
ブック型ミルクレープも! 本とくつろぐカフェ/喫茶ちそう

2026年3月にリニューアルオープンした「三省堂書店 神田神保町本店」の3階奥にあるカフェ「喫茶ちそう(きっさちそう)」。テーブル席やカウンター席、ゆったりとくつろげるソファ席など多彩な席が揃い、書店フロアともゆるやかにつながっています。窓の向こうには神保町の街並みが広がり、どこか懐かしさを感じるレトロな空間が心地よく、つい長居したくなる雰囲気です。
メニューも充実しており、コーヒーやフロート、プリンといった喫茶メニューに加え、サンドイッチやカレーなどの軽食、クラフトビールやワインまで用意されています。なかでもレモネードほか全5種類から選べるフロートや、昔ながらの硬めの「プリン」が人気です。
さらに、書店ならではのブック型「ミルクレープ」は、しおりまで再現された遊び心ある数量限定の一品。本を買ったあと、そのまま読書を楽しみに訪れる人も多いそうです。
■喫茶ちそう(きっさちそう)
住所:東京都千代田区神田神保町1-1 三省堂書店 神田神保町本店3F
TEL:03-3233-3312(三省堂書店 神田神保町本店)
営業時間:10~20時(フード19時LO、ドリンク19時30分LO)
定休日:無休
公式SNS:https://www.instagram.com/chiso_cafe/
■参考記事:【神保町】2026年3月リニューアル! 生まれ変わった「三省堂書店 神田神保町本店」で“知のおさんぽ”へ(配信日:2026.05.17)
Shop.7
名物サクラカレーと世界の料理が楽しめる/サクラホテル神保町 サクラカフェ 神保町
「サクラカフェ 神保町(さくらかふぇ じんぼうちょう)」は、世界中の旅人が宿泊する「サクラホテル神保町」に併設されたカフェです。オーガニック料理や世界各国の料理を楽しめるのが魅力で、農薬や化学肥料を一切使わずに育てられた、安心・安全な食材も取り入れています。
名物の「サクラカレー」は、系列店「よもだそば」特製のそばつゆを配合した、ここでしか味わえない一品。ほかにも、トルコ・イスタンブールを代表するストリートフード「サバサンド」や、ピーナツバターを使った濃厚なセネガルのシチュー「マフェ」など、各国の宿泊客から教わったオリジナリティあふれるメニューが揃います。
店内はテーブル席のほか、片側がソファのボックス席、開放的なテラス席も完備。テラス席はペット同伴OKなのもうれしいポイント。旅気分を味わいながら、多国籍な料理をのんびり堪能できるお店です。
公式サイト:https://www.sakura-cafe.asia/jimbocho/
■参考記事:神保町のおすすめランチ12選|ひとりでゆっくり楽しめるおしゃれカフェから、老舗の名店まで!(配信日:2026.05.17)
Shop.8
外サクサク中しっとりの石窯ホットケーキ/石釜 bake bread 茶房 TAMTAM

神保町駅から徒歩2分ほどの場所にある「石釜 bake bread 茶房 TAMTAM(いしがま べいく ぶれっど さぼう たむたむ)」は、石窯焼きオーブンを使った料理が味わえるお店としてテレビなどで度々紹介される行列店です。
看板メニューは「石釜ホットケーキ」。温度を厳密に管理できる「輻射窯」で焼き上げることで、外はサクサク、中はしっとりとした食感を実現しています。分厚いのに中までしっかり火が通り、ほのかな甘みのある生地は溶けたバターとの相性が抜群。メープルシロップやホイップクリームを添えれば、さらに芳醇な味わいに。
ランチには「石釜焼きカレー」1078円がおすすめ。カレーに卵とチーズをのせて窯焼きした一品で、まるでドリアのような香ばしさを楽しめます。
落ち着いた店内はカウンター席もあり、一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気。リーズナブルな価格で味わえる窯焼きグルメは、神保町散策の際にぜひ立ち寄りたいお店です。
公式SNS:https://www.instagram.com/tamutamu287/
■参考記事:読書の秋は、ゆったり過ごせる喫茶店へ!古書のまち神保町のカフェ3選(配信日:2020.10.07)
Shop.9
童心にかえる夜。神保町の絵本バー/ブックバー リリパット

絵本専門店「ブックハウスカフェ」が閉店した後、その空間が大人のためのバーへと姿を変えます。それが「ブックバー リリパット」。表の入り口ではなく、小道の奥にある裏口から入る隠れ家のようなたたずまいが、訪れる前から特別な気分を高めてくれます。
店内は、倉庫を改装したカウンター席と、約1万2000冊の本が並ぶ広々としたテーブル席で構成。閉店後の書店に灯りがともる光景は、まるで映画のワンシーンのようです。100冊以上のサンプル絵本を手に取り、お酒を片手にページをめくる時間は格別。気に入った1冊はその場で購入もできます。

絵本好きの大人に向けて店主が選ぶ本も魅力で、繊細な絵柄の作品から社会を考えさせられる物語までさまざま。さらに、チーズをのせて焼き上げたドリア風の人気メニュー「焼きハヤシ」1200円など、フードも充実しています。日々の疲れを忘れ、童心にかえって過ごすのも魅力的です。
公式サイト:https://bookhousecafe.jp/
■参考記事:東京・神保町|絵本を読みながらお酒を楽しめる「ブックバー リリパット」で童心にかえるひととき(配信日:2024.03.04)
Shop.10
高級デニッシュを半斤使用するハニートースト/CAFE&BAKERY MIYABI 神保町店

「CAFE&BAKERY MIYABI 神保町店(かふぇあんどべーかりー みやび じんぼうちょうてん)」は、職人が11時間以上もの手間をかけて編み込むデニッシュ食パン「MIYABI」を看板に据えたベーカリーカフェです。約40年前に京都・祇園で生まれたこの食パンは、外はサクサク、中はしっとりふわふわの食感と上品な甘みが特徴で、宮家にも愛される逸品です。
そのぜいたくなパンを半斤まるごと使った名物が「元祖 MIYABIハニートースト」。トーストした熱々のパンにアイスクリームと生クリームをのせ、ハチミツをたっぷりかけて仕上げます。「プレーン」と、和を感じる「宇治抹茶黒蜜」の2種類から選べます。
和の趣のある落ち着いた店内は、ひとり時間にもデートや女子会にもぴったり。食後はみやげ用のデニッシュパンやクロワッサンも購入できます。
公式SNS:https://www.instagram.com/miyabicafe_2017
■参考記事:絶品すぎる!高級デニッシュを1/2斤も使用した、ご褒美ハニートースト(配信日:2018.12.29)
Shop.11
初心者も気軽に楽しめる落語スポット/らくごカフェ

神保町駅から徒歩約1分の「らくごカフェ」。その名のとおり、コーヒーやビールを片手に気軽に落語を味わえる、落語デビューにぴったりのスポットです。

店内には落語が行われる高座が常設されています。落語に関する書籍やCD・DVDがずらりと並びます。天井には落語家の千社札や手ぬぐいがはられ、眺めているだけでも楽しめます。オリジナルの手ぬぐいなどのグッズも販売。
落語はほぼ毎日開催されていますが、おすすめは毎週火曜日の定例会「らくごカフェに火曜会」。二ツ目や若手真打のレギュラーメンバーが出演し、未来の名落語家を応援しながら楽しめます。落語のほか講談や漫才も上演され、日本の伝統芸能にふれるきっかけをくれる空間です。
■らくごカフェ(らくごかふぇ)
住所:東京都千代田区神田神保町2丁目3 神田古書センター5F
TEL:03-6268-9818(平日12〜18時)
営業時間:演目によって異なる
定休日:演目によって異なる
料金:演目によって異なる
公式サイト:https://rakugocafe.exblog.jp/
※最新情報は公式サイトを要確認
■参考記事:日本の伝統芸能デビューは落語好きが集まる話題の「らくごカフェ」で手軽に!(配信日:2018.10.27)
Shop.12
神保町で半世紀続く自家焙煎の老舗喫茶/神田伯剌西爾

「神田伯剌西爾(かんだぶらじる)」は、古書店街として知られる神保町で、昭和47年(1972)の創業以来、半世紀以上にわたって同じ場所で営業を続けてきた老舗の喫茶店。ビルの地下1階にあり、階段を降りていくと、そこには表通りの喧騒とは別世界の空間が広がっています。
囲炉裏席や格子戸など和の趣をまとった、古民家のような落ち着いたたたずまいが魅力で、木を基調としたインテリアがレトロで温かな雰囲気を醸し出しています。自家焙煎にこだわるコーヒーは、長年のファンを惹きつけてやみません。
看板メニューは濃く苦く甘い自信の一品「神田ぶれんど」650円。ほかにも、浅煎り・粗挽きで仕上げた本格的な「亜米利加ぶれんど」650円など、好みに合わせて多彩な味わいを楽しめます。コーヒーとあわせて、満足度の高いケーキセットも人気です。
神保町散策の途中で、古きよき喫茶文化が息づくこの名店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
公式サイト:https://k-brazil.jp/
Shop.13
半世紀続く東京最古の紅茶専門店/Tea House TAKANO

古書店が軒を連ねる神田すずらん通りの一角に店を構える「Tea House TAKANO(てぃー はうす たかの)」は、東京で初めて誕生した紅茶専門店として知られ、紅茶好きにとってまさに聖地ともいえる名店です。
「紅茶本来の味と香りを大切にしたい」というオーナーの思いのもと、長年にわたる紅茶の鑑定経験を生かして買い付けられた最高品質の茶葉が揃います。一杯ごとに丁寧にいれられる紅茶は、香り高く奥行きのある味わいです。
おすすめは、ミルクを添えて楽しむ「セイロンティー」と、ローズジャムやクロティッドクリームを添えた「スコーン」の組み合わせ。本格的な英国スタイルのティータイムを、落ち着いた店内でゆったりと堪能できます。
公式サイト:https://www.teahouse-takano.com/
Shop.14
読書とコーヒー好きのための隠れ家喫茶/珈琲舎 蔵

神田神保町の大通りから路地を入った先に、「珈琲舎 蔵(こーひーしゃ くら)」はひっそりとたたずんでいます。喧騒から切り離されたような静けさが漂う、まさに隠れ家とよぶにふさわしいお店です。
この店が大切にしているのは、何よりもコーヒー豆の鮮度。注文を受けてから豆を挽き、丁寧にドリップしていれる一杯は、香り高く奥行きのある味わいが評判です。看板メニューは「ブレンド」800円と「デミタスコーヒー」800円。
静かで居心地のよい空間は、ひとりでゆっくり過ごしたいときにも、読書にもぴったり。本の街・神保町ならではのひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。




