
静岡茶スイーツ13選|お茶の名産地・静岡県で味わう! 人気専門店や有名店の抹茶スイーツ
お茶の名産地・静岡県で味わえる抹茶スイーツを『るるぶ&more.』で過去掲載した記事からご紹介。日本を代表する茶処である静岡には、静岡茶を使ったおいしいスイーツを提供する専門店やお茶カフェがたくさんあります。富士山の絶景を眺めながら茶畑の中でお茶スイーツが楽しめるカフェも! 静岡ならではの抹茶スイーツ体験、してみませんか?
Summary
- 【全景の茶の間】貸切ティーテラスで絶景と日本茶に癒やされよう
- 【FUJIMI CAFE】富士山を眺めながら、贅沢なひとときを
- 【丸玉園 登呂田店】シロップから作るのが楽しい! 体験型かき氷
- 【和カフェ 茶楽】静岡茶と自家製の和食材が織りなす「和パフェ」
- 【雅正庵 千代田本店】自家製抹茶を使ったおいしくて映えるスイーツ体験
- 【茶町KINZABURO】抹茶の濃さを追求した苦みと渋みが大人気
- 【熱海さとり本店】抹茶の香りとうま味をダイレクトに感じるお濃茶スイーツ
- 【CHAPORTE】熱海らしさ満載のフォトジェニックなスイーツ
- 【熱海プリン】レトロでかわいい熱海の名物
- 【日本平夢テラス】気軽に静岡茶を飲み比べ! お茶とよく合うスイーツも
- 【KADODE OOIGAWA】ティータイムの基本もやっぱりお茶!
- 【菓子処 三浦】名物の"煎茶スイーツ"をチェック!
- 【玉露の里】高級茶「玉露」をとことん味わう!
Shop.1
【全景の茶の間】貸切ティーテラスで絶景と日本茶に癒やされよう
静岡市にある日本平は、富士山に駿河湾、伊豆半島までも望むビュースポットとして知られています。「全景の茶の間(ぜんけいのちゃのま)」は日本平の茶畑にあり、完全予約制・90分間貸切で楽しめるプライベートのティーテラス。アクセスのよさと、静岡らしい景色を堪能できることで人気です。
「全景の茶の間」へ向かうには、まず日本平山頂にある日本平ホテルへ。1階にあるテラスラウンジで受付を行い、「茶の間」への道のりの説明を受けたあと、茶葉や急須などのセットが入ったバッグを受け取ります。煎茶と葉ほうじ茶のセットにはクッキーがセットになっています。
お茶はその土地で採れた茶葉を使用。香ばしさが鼻に抜けたかと思うと、やわらかくやさしい味わいが口いっぱいに広がります。クッキーは日本平ホテル特製のお茶クッキー。富士山を模した硬めのクッキーは、割ってビックリ! 中まで鮮明なグリーンです。
目の前に広がる「富士山と茶畑」という静岡らしい景色を見ながら、お茶のおいしさに改めて出会い、リラックスした時が流れるのを楽しみましょう。
■全景の茶の間(ぜんけいのちゃのま)
住所:静岡県静岡市清水区馬走1500-2(日本平ホテル)
TEL:080-7016-1201(AOBEAT)
営業時間:10時~、12時15分~、14時30分~、16時30分~(各回90分。11~2月は16時30分の回はなし)※公式サイトから要予約
定休日:荒天時(前日に中止の案内あり)
料金:小学生以上1人3000円
■参考記事:【静岡・日本平】「全景の茶の間」で富士山をひとりじめ! 貸切ティーテラスで絶景と日本茶に癒されよう(配信日:2025.01.28)
Shop.2
【FUJIMI CAFE】富士山を眺めながら、贅沢なひとときを
東名高速道路御殿場ICから、車で約10分。御殿場市から箱根町に向かう山腹にある乙女峠は、富士山を見渡すビューポイントとして人気のスポットです。
乙女峠で富士山を正面に望む絶好の場所にあるのが 「FUJIMI CAFE(ふじみかふぇ)」。地元で採れた食材を使用したフードメニューや、カラフルなスイーツを楽しむことができます。晴れた日には、大迫力の富士山から裾野に広がる街並みまでを一望できる圧倒的なロケーション! ペットを連れてお茶ができるテラス席か、木の温もりを感じる店内席を選ぶことができますよ。
スイーツメニューのおすすめは、静岡県産のあらびき抹茶が使われた「抹茶香るバスク風チーズケーキ」。…なんと、断面に茶葉を発見しました! とろとろとした食感に、ミルキーな口当たり。口に運ぶごとに、鼻に抜ける抹茶の香りが後を引きます。
プレートにデコレーションされた抹茶パウダーを付けていただくと、さらに味と香りの深さを感じることができるので、ぜひ試してみてください。
■参考記事:【静岡・御殿場】大迫力の富士山を眺める「FUJIMI CAFE(フジミカフェ)」へ。SNS映え抜群のドリンクや地産グルメ、絶景を楽しもう(配信日:2024.10.19)
Shop.3
【丸玉園 登呂田店】シロップから作るのが楽しい! 体験型かき氷
「丸玉園(まるたまえん)」は、昭和25年(1950)に静岡県焼津市で創業した歴史あるお茶屋さんです。若い世代にもお茶を親しんでほしいと、三代目店主が打ち出したのが「SANOWA (さのわ)」プロジェクト。気軽に日本茶を楽しめるティーバッグや、スイーツなどを販売しています。
店内に入ると、ガラス越しに雰囲気のいい坪庭が。席は坪庭をぐるりと囲むように配置しているので、庭を眺めながらイートインが楽しめます。
こちらの一番人気は、夏季限定の体験型メニュー「静岡抹茶づくし」。水の入った器と抹茶、カンロ、そして茶道の道具である茶筅(ちゃせん)が運ばれてくるので、まずはこれらを使って自分でお茶を点てるんです!
できたての抹茶を牛乳にゆっくり注ぐと、抹茶のグリーンと牛乳の白、2色のコントラストが美しい抹茶ラテの出来上がり。そして、残りの抹茶にカンロを入れて混ぜれば、かき氷にかける抹茶シロップに。フワフワの氷をできるだけ壊さないよう、自作のシロップをそーっとかければ、抹茶かき氷の完成です!
お茶の豊かな香りと風味をたっぷり感じられる、自分で作るできたて抹茶シロップのかき氷。ぜひ体験しに出かけてみてくださいね。
■参考記事:シロップから作るのが楽しい♪「SANOWA by marutamaen」の体験型かき氷「静岡抹茶づくし」(配信日:2024.10.17)
Shop.4
【和カフェ 茶楽】静岡茶と自家製の和食材が織りなす「和パフェ」
JR興津(おきつ)駅から徒歩で10分ほど、昔ながらの街並みの中で「茶」の文字が目を惹くのが、この地で20年もの歴史を持つ「和カフェ 茶楽(わかふぇ ちゃらく)」です。今では見かけることの増えた日本茶カフェですが、「和カフェ 茶楽」はお茶屋が営むカフェの先駆けとして、県内でも長い歴史があります。
「和カフェ 茶楽」を訪れたらぜひ味わってほしいのが「和パフェ」。茶問屋ならではのこだわりが詰まった濃い抹茶とほうじ茶のアイスクリームに、白玉、求肥、玄米に寒天など自家製の和食材が贅沢に盛り付けられています。
注目は、興津で育まれた自家製のあんこ。興津は日本のあんこ作り発祥の地といわれていて、機械であんを作るための技術を確立した場所。その製あん技術を引き継いで炊き上げた自家製のあんこは、甘さ控えめで小豆の味がしっかりと感じられます。
季節ごとに変わるセットのお茶は、フルーツ系のパフェやあんことの相性が抜群で、甘み・渋み・香りのバランスに優れています。お茶の味や香りに合わせて店主がセレクトする茶器も、ぜひ一緒に楽しんでみて。
■参考記事:【静岡・清水】歴史ある茶問屋が営む「和カフェ 茶楽」で、こだわりのお茶と和スイーツを味わう(配信日:2024.08.26)
Shop.5
【雅正庵 千代田本店】自家製抹茶を使ったおいしくて映えるスイーツ体験
静岡茶や抹茶を使ったスイーツを提供する「雅正庵 千代田本店(がしょうあん ちよだほんてん)」。お茶を扱う専門店ならではの本格的な抹茶スイーツが気軽に楽しめるということで、連日多くの人が訪れます。
店内は広々とした居心地のいい空間で、外のテラス席はペット同伴が可能。ワンちゃんと一緒に優雅にランチやカフェタイムを楽しむといった光景もよく見かけます。
一番人気のメニューは「雅正庵鞠福(がしょうあんまりふく)パフェ」。抹茶ソフトクリーム、抹茶スポンジ、抹茶寒天、そして看板商品の生クリーム大福「鞠福濃い抹茶」などがのっています。
驚くのは、パフェの中に入っている甘味のほとんどが自家製だということ。あんこと生クリーム、トッピングの栗以外はすべて自社工場で製造したもの。厳重な品質管理のもと、おいしさに磨きをかけているといいます。
ガツンと抹茶を感じる濃厚さが特徴ですが、苦みは少なく、下層には寒天が入っているのでさっぱり。食べ進めるたびにいろいろな食感が混ざり合って、飽きることなく最後までいただけますよ。
■参考記事:【静岡】「雅正庵 千代田本店」で、自家製抹茶を使ったおいしくて映えるスイーツ体験(配信日:2024.08.01)
Shop.6
【茶町KINZABURO】抹茶の濃さを追求した苦みと渋みが大人気
「茶町KINZABURO(ちゃまちきんざぶろー)」は、老舗茶問屋・前田金三郎商店が営むお茶と抹茶スイーツのお店。4月中旬~9月まで販売しているかき氷が人気です。「極濃抹茶かき氷」はスタンダードな抹茶かき氷の上にノンシュガーの濃茶をかけた、究極の抹茶かき氷。そのほか、抹茶クリームをはさんだワッフル「茶っふる」も定番の人気メニューですよ。
■参考記事:【静岡・スイーツ】ひんや~りフォトジェニック! 静岡のプリン&かき氷11選(配信日:2024.07.25)
Shop.7
【熱海さとり本店】抹茶の香りとうま味をダイレクトに感じるお濃茶スイーツ
「熱海さとり本店(あたみさとりほんてん)」は、明治40年(1907)創業の製茶問屋・丸七製茶が監修したオリジナルブレンド抹茶・さとりを贅沢に使った抹茶スイーツが味わえる専門店です。
さとりは、抹茶の色・香り・うま味を最大限に引き出すために、焙煎時間・焙煎温度・産地にこだわってブレンドした特製の抹茶。抹茶本来の甘みと、後から深い苦みを感じる奥深い味わいです。通常の2倍量の抹茶を贅沢に使うお茶を「お濃茶」とよび、さとりを使ったお濃茶スイーツが楽しめるのが「熱海さとり本店」です。
10種類以上あるメニューの中で人気ナンバー1は、「ブリュレお濃茶クレープ」。さとりを練りこんだもちもち食感のお濃茶クレープ生地に、カスタード、抹茶クリーム、抹茶チョコと抹茶づくし。梅酒につけたクランベリーのほのかな酸味がよいアクセントになっています。
表面のキャラメリゼされた部分をパリッと割り、カスタードと一緒にひとすくい。カスタードの濃厚な甘みと焦げた苦味が合わさって、最初のひと口からトリコになるおいしさです。抹茶生地の苦みとのバランスもちょうどよく、食べている間に何度も味が変わるので、最後まで飽きずに味わえます。
■参考記事:【静岡・熱海】「熱海さとり本店」で味わう、オリジナルブレンド抹茶を使った贅沢なお濃茶スイーツ(配信日:2025.01.30)
Shop.8
【CHAPORTE】熱海らしさ満載のフォトジェニックなスイーツ
熱海駅から徒歩約1分の場所にある「CHAPORTE(ちゃぽるて)」は、静岡茶を使ったアレンジティーが楽しめるティースタンド。熱海仲見世通り商店街の入口部分にあり、旅の途中に立ち寄りやすい立地です。店内は、フレンチの要素を取り入れたクラシックな内装。
ショーケースに輝く「3層の瓶入りクリーム&チーズケーキ」は、ひとつひとつが店内で仕込まれた自家製スイーツです。シンプルなプレーンをはじめ、フレーバーは全5種類。
「静岡抹茶」は、一番下はベイクドチーズケーキ、中間はレアチーズケーキ、そして一番上には口当たりなめらかなクリームがのっています。3つの層をスプーンで大胆にすくっていただくと、それぞれ異なる食感が楽しめ、口いっぱいに豊かな風味が広がります。
■参考記事:【熱海】「CHAPORTE」で楽しむ、熱海らしさ満載のアレンジティーとフォトジェニックなスイーツ(配信日:2024.02.27)
Shop.9
【熱海プリン】レトロでかわいい熱海の名物
「熱海プリン(あたみぷりん)」は、熱海でスイーツブームを巻き起こした人気店。カフェや食堂など、熱海市内に4店舗を展開しています。一番人気の「熱海プリン」は、シンプルな素材で作った懐かしい味わいにカラメルシロップの苦みがアクセント。丹波の黒豆が入った「静岡抹茶プリン」は、静岡県産の抹茶の上品な苦みがおいしさのポイントです。
■熱海プリン(あたみぷりん)
住所:静岡県熱海市田原本町3-14
TEL:0557-81-0720
営業時間:10~18時
定休日:無休
■参考記事:【静岡・スイーツ】ひんや~りフォトジェニック! 静岡のプリン&かき氷11選(配信日:2024.07.25)
Shop.10
【日本平夢テラス】気軽に静岡茶を飲み比べ! お茶とよく合うスイーツも
日本平の山頂にある「日本平夢テラス(にほんだいらゆめてらす)」は、富士山と駿河湾の眺望が人気を集める、静岡定番の観光スポットのひとつ。
施設内では、グラフィックパネルやプロジェクションマッピングにより歴史を紹介する展示エリアや、富士山や三保松原、駿河湾、そして遠くは伊豆半島までの大パノラマを望むことができる展望フロアも。
2階のラウンジ「茶房夢テラス」では、静岡のお茶を使ったジュース、スイーツなどが並び、どれを選べばよいのか迷ってしまうほど!
生地に抹茶が練りこまれた、自家製の「抹茶スコーン」には、ぽってりとした生クリームが添えられています。香り高い抹茶とフレッシュなクリームの組み合わせは、おいしいに決まっています!
「日本平夢テラス」は土曜日のみ21時まで開放されており、市街の夜景を楽しむこともできます。見どころが盛りだくさんの「日本平夢テラス」で、自分だけの楽しみ方を見つけてくださいね。
■参考記事:【静岡・日本平】富士山と駿河湾の大パノラマに圧倒される「日本平夢テラス」(配信日:2022.05.29)
Shop.11
【KADODE OOIGAWA】ティータイムの基本もやっぱりお茶!
「KADODE OOIGAWA(かどで おおいがわ)」は、1万4459㎡の敷地に、16店舗の飲食物販施設、体験施設、キッズパーク、ツーリストインフォメーションなどが集まる複合施設。駐車場も約550台と広く、道の駅のようにも見える広々とした施設です。
たくさんの店舗や施設が集まる「KADODE OOIGAWA」ですが、島田市がお茶の一大産地とあって、日本茶を楽しめるスポットがいくつもあります。
賑やかな施設内にあって、まるで別世界のように静かで落ち着いた空間の「茶寮」は、日本茶をスイーツとのペアリングで提供しています。
金谷深蒸し、川根浅蒸し、金谷特上ほうじ茶の3種類を飲み比べできる「利休」は、注文すると大井川流域の高級茶をお茶のプロが丁寧に淹れてくれます。3種類のお茶には、それぞれ相性のよいお菓子も付いてきて、ペアリングの妙も楽しめます。いずれのお茶も、日ごろ飲んでいるお茶とは一線を画する味わいです!
■KADODE OOIGAWA(かどで おおいがわ)
住所:静岡県島田市竹下62
TEL:0547-39-4073
営業時間:9~18時(一部施設は異なる)
定休日:第2火曜ほか、臨時休館あり
■参考記事:【体験リポート】話題の「KADODE OOIGAWA(かどで おおいがわ)」は一日遊べる! 静岡県島田市で日本茶の魅力にハマる<2022.10.5.更新>(配信日:2021.10.06)
Shop.12
【菓子処 三浦】名物の“煎茶スイーツ”をチェック!
「菓子処 三浦(かしどころ みうら)」の名物は円筒形をしたお茶羊羹。川根産の煎茶を粉末にして、風味を豊かに練り上げた羊羹は、静岡県で人気のおみやげです。ほかにも、どら焼、カステラ、最中など、川根産の煎茶を使用して作ったお菓子はどれもあっさりとした爽やかな風味が特徴です。種類も豊富なので、目移りしてしまうこと間違いなし!
■菓子処 三浦(かしどころ みうら)
住所:静岡県島田市川根町家山717-5
TEL:0547-53-2073
営業時間:8時30分~17時30分
定休日:水曜、日曜休
■参考記事:大自然が残る大井川鐡道沿線を観光!隠れた絶景を目指す、静岡日帰りプラン(配信日:2021.07.13)
Shop.13
【玉露の里】高級茶「玉露」をとことん味わう!
「玉露の里(ぎょくろのさと)」は、玉露に親しんでもらうために造られた藤枝市にある道の駅。秋は日本庭園の紅葉、春は朝比奈川沿いの桜など、季節ごとに鮮やかな景色が楽しめるのも魅力です。
食事処「茶の華亭」では、玉露をとことん楽しむメニューを提供しています。
アフォガードといえば、バニラアイスに熱々のエスプレッソをかけていただくデザート。しかし「茶の華亭」では、玉露ソフトクリームに温めた自家製玉露ソースをかける「玉露のアフォガード」なるものがあるんです! 冷たい玉露ソフトクリームに、さらに濃厚なソースをかければ、玉露の香りがより一層豊かに広がります。
日本庭園を眺めながら玉露のアフォガードをいただき、日本の情緒を楽しむひと時を過ごしてみませんか?
■参考記事:【静岡・藤枝】高級茶「玉露」をとことん味わう。茶室で玉露の茶道体験もできる「道の駅 玉露の里」(配信日:2021.12.30)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。