【関西】おすすめ人気かき氷24選。美味しい!ふわふわ絶品かき氷を堪能♪抹茶の老舗店や通年食べられる専門店も!
夏に恋しいひんやり冷たいかき氷!今回は『るるぶ&more.』でご紹介したなかから、関西エリアで食べられる人気のかき氷をご紹介します。抹茶たっぷりのかき氷や、エスプーマやバーナーで炙るユニークな調理方法のかき氷、旬のフルーツを使ったシロップや天然氷にこだわったものなど、どのかき氷もお店の個性がたっぷり詰まったものばかり。通年食べられる専門店や京都、大阪、奈良ならではの老舗の今しか食べられないかき氷もハズせません。ひんやりふわふわの絶品かき氷で、美味しく元気に!
Summary
Shop.1
【みなと元町】南アルプス天然氷をとことん楽しめる!/南アルプス天然氷 ふわりひめ
「南アルプス天然氷 ふわりひめ」があるのは、神戸の元町エリア。神戸元町商店街の2階に位置しています。
こちらのお店の特徴は、なんといっても“南アルプス天然氷”を使ったかき氷であること。八ヶ岳南麓の湧水をじっくり凍らせ、純度の高い氷に仕上げたあと、氷室(ひむろ)と呼ばれる貯蔵庫に入れて保管していたものがお店へと運ばれます。そんな氷の美味しさと口当たりのふわふわ感を存分に楽しんでもらいたいと、かき氷を削る刃は毎日交換。
「生いちごプレミアムチーズ」は、いちばん下に生いちごのシロップ、レアチーズケーキ、いちごの果肉をたっぷりと。その上に自家製練乳と生いちごシロップ、果肉を重ね、上からたっぷり練乳とクリームチーズシロップをかけてできあがり。自家製練乳は後がけしても楽しめるようにと、別添えで提供されます。
なお、練乳はベーシック、ヨーグルト、カルピスの3種類からチョイス可能。いろんな味のハーモニーを試したくなりますね!
※営業時間が変更となる場合があります。最新情報をお確かめのうえ、おでかけください。
■参考記事:【神戸・元町】天然氷ならではのふわふわ感!「ふわりひめ」の練乳たっぷりかき氷(配信日:2022.09.06)
Shop.2
【苦楽園口】まるで芸術作品のよう!ミルクセーキかき氷/本巣ヱ 離れ 苦楽園
兵庫県西宮市にあるこだわりのたまごを使用したスイーツが自慢の「本巣ヱ(もとすえ) 離れ 苦楽園」。
自慢のメニューが、「ミルクセーキかき氷」。氷自体がミルクセーキベースのかき氷で、シロップや餡子、練乳に至るまで店内でひとつひとつ丁寧に手作りされています。卵はもちろん遺伝子組み換え飼料を使わずにに育てた親鶏からとれたものだけを使用。超ふわっふわの食感がたまらないかき氷です。
なかでも人気なのが「ミルクセーキかき氷 プディング」です。「本巣ヱ」でも人気のたまごパンプリンをまるごと1個、大胆にトッピング。プリンを崩しながら食べることで、たまごパンプリンの濃厚さと、かき氷のふわっふわ感が重なり合い、新感覚の味わいを楽しむことができます。さらに底には寒天も入っていてさわやかな夏らしいデザートです。
■本巣ヱ 離れ 苦楽園
住所:兵庫県西宮市菊谷町1-28 1F
営業時間:11~18時(土・日曜、祝日は~18時30分)
定休日:月曜(祝日の場合、翌日)
■参考記事:兵庫のたまご専門 本巣ヱの横に「本巣ヱ 離れ」が新オープン!ミルクセーキかき氷など個性的なメニューが登場(配信日:2021.08.04)
Shop.3
【淡路島】洲本レトロこみちのエスプーマかき氷/etoile the terrace
淡路島・洲本にある「etoile the terrace(えとわーる ざ てらす)」は、レトロな街並みが人気を集める「洲本レトロこみち」の一角に立つ、夏限定のかき氷が話題のカフェ。放置されていた古民家を生かし、7年ほど前にオープンしたショットバー「バー エトワール」の姉妹店として、週末の土・日曜、祝日のみ営業しています。
数あるメニューのなかでも特に人気なのが、6月から9月の終わりごろまで期間限定で販売するかき氷です。氷屋さんから仕入れる純氷を専用の機械でエアリーに削ったふわふわのかき氷は常時6種類ほどのフレーバーがラインナップ。
かき氷にあわせるシロップはスペシャルティコーヒーやロイヤルミルクティ、メロンを丸ごと使った生フルーツシロップなど、どれも自家製のものばかり。すだちや桃など、季節に合わせた期間限定メニューも登場します。
レトロ好きもカフェ好きも満足すること間違いなしのお店で、地元の人たちにも人気のかき氷を味わってみてはいかが?
■etoile the terrace(えとわーる ざ てらす)
住所:兵庫県洲本市本町6-1-38
TEL:0799-24-5522
営業時間:11時30分~16時30分LO
定休日:月~金曜(祝日の場合は営業)※10~5月は休業
■参考記事:淡路島・洲本レトロこみちで見つけた、路地裏カフェ「etoile the terrace」のふわふわかき氷(配信日:2022.06.22)
Shop.1
【近鉄奈良】奇想天外な野菜のかき氷!/奈良イタリアン バンブーノ
自家菜園でとれた有機野菜を中心とした野菜ベースのかき氷「ベジ氷」が話題の人気イタリアン「奈良イタリアン バンブーノ」。奈良観光の人気スポット、ならまちの猿沢池付近にあってランチ、カフェ、ディナーの3部制のお店です。
カフェタイム14時30分~17時の時間限定で提供される「ベジ氷」。真っ赤な色味が美しいかき氷は「ポモドーロ・アランチャ・キャラメラート・ショコラ」です。上にのっているのは、トマトのシロップ漬けです。氷の上で冷やされて、ひんやりと美味。ふわっふわの氷に、隠し味にりんごを加えたトマトのピューレ。野菜の爽やかさと甘さ、瑞々しさすべてが詰まったかき氷です。
■参考記事:【奈良】奇想天外な野菜のかき氷、「ベジ氷」が揃う!人気イタリアン「Bambuno(バンブーノ)」(配信日:2022.08.21)
Shop.2
【近鉄奈良】氷から湯気?瞬間を楽しむ名物かき氷/猿沢豆花
奈良公園、猿沢池の近くにある豆花を中心とした台湾スイーツの店「猿沢豆花(さるさわどうふぁ)」。夏になると登場するかき氷が話題です。
代表するかき氷といえば、こちら「桂花胡麻湯圓かき氷」。茹でたて熱々の団子がかき氷の上に6つも!団子の茹で上がりと氷をかき終えるタイミングをぴったりと合わせて、氷もお団子もベストな状態になるように仕上げているそう。
運ばれてきた瞬間、氷からふわふわっと湯気が!まずは熱々の団子からいただきます。こちらはごま団子。むちむちの団子からざらっとした舌触りの練り黒胡麻が現れて、胡麻の風味が広がり、美味。氷も上品で爽やか、どこかアジアの香りがするシロップは、中に浮かんでいる金木犀の甘い香りと酸味がほのかな余韻となって広がります。
食のアートともいえそうな“瞬間を楽しむかき氷”をぜひ一度堪能してみて!
■参考記事:【奈良】かき氷から湯気?「猿沢豆花」のかき氷は金木犀シロップと熱々のごま団子で(配信日:2022.08.07)
Shop.3
【近鉄奈良】門外不出の生葛餅が入った「白雪」かき氷/吉野葛 佐久良
世界文化遺産、古都奈良の文化財「元興寺」の旧境内を中心とするエリア「ならまち」は、新旧のお店が混在する人気の観光スポット。本葛商品の販売と甘味のお店を営んでいるのが「吉野葛 佐久良(よしのくず さくら)」。植物の世界で「白いダイヤモンド」とも称される希少な本葛を扱う専門店ですが、夏の間だけ提供されるのが、本葛かき氷「くず白雪」」です。
蜜は黒蜜または抹茶蜜が選べますが、葛といえばやはり黒蜜で食べたいところ。上にはむちむちの白玉。そして氷の隙間から控えめに顔を出すのが、本葛の葛餅です。注文が入ってから本葛粉を溶いたものを火にかけ、練るところから作ります。冷んやりとした葛餅は、練り上げるのに力が必要とのお話どおり、やわらかい中にむちっとした食感があります。あんこの炊き方も甘さ控えめで上品。
葛餅は、門外不出の生菓子!お持ち帰りの販売はないので、ぜひお店に出かけて味わってみてくださいね。
■参考記事:【奈良】「吉野葛 佐久良」のかき氷で、希少な名産品・本吉野葛をいただく(配信日:2022.07.10)
Shop.4
【近鉄奈良】ふわふわ濃厚!アイドル級人気のかき氷/春日野窯
奈良公園、春日奥山の麓にある陶芸教室「春日野窯(はるひのがま)」。こちらの陶芸工房兼カフェ「カフェ ハルヒノ」で夏になると登場する、ふわっふわで濃厚なかき氷が話題です。
これを目当てに行列ができるというアイドル級のかき氷が「若草いちご」。いちご&ホイップクリームのミルキーなピンク色と抹茶シロップの萌黄色の配色のかわいらしさに、思わず歓声が上がるほど!抹茶シロップは、ホイップいちごのクリームシロップに合わせて調味した抹茶シロップが使われています。鮮やかに映えるいちごは、奈良県産ブランドいちごの「古都果」。甘酸っぱさが口いっぱいに広がりますよ。
かわいいだけじゃない、こだわりが細部にまで行き届いた絶品かき氷に出合いに、ぜひ出かけてみて!
■参考記事:【奈良公園】「春日野窯」でカワイイ抹茶かき氷とうつわ、陶芸体験を楽しもう!(配信日:2022.06.26)
Shop.5
【近鉄奈良】こんふぇいとを飾って仕上げるキュートなかき氷/お庭shaveice miracolo
「お庭shaveice miracolo(おにわ しぇいぶあいす みらころ)」があるのは、旧大乗院庭園の南、ならまち大通りの福智院北交差点の一本南にある細い道(新薬師寺の案内看板があります)を、東に40歩ほど歩いた場所。
店名の「shaveice(シェイブアイス)」はハワイでのかき氷の呼称。「塩ココパイン」は生のパイナップルとココナッツでシロップを作った、特にハワイアンムードに溢れる一品です。氷の仕上げは自分で。安政元年(1854)創業の砂糖傳増尾商店の「奈良こんふぇいと(金平糖)塩味」を、クリームのうえにかわいくパラパラとのせていきます。パイナップルの黄色とクリームの白と青い金平糖の粒の組み合わせがとってもキュート!小さな粒ですが、塩味がしっかりと効いていて、よいアクセントに。
基本的に、水曜・木曜のみの営業とハードルは高いですが、そのあたりも熱狂的なゴーラー (かき氷マニア)のかき氷愛に火をつけるのかもしれませんね。
※営業日は公式SNSを要確認
■参考記事:【奈良】お庭shaveice miracoloはセンスの光る新参かき氷店(配信日:2021.07.29)
Shop.6
【近鉄奈良】老舗和菓子店のかき氷が絶品!/春日庵
100年を超える歴史をもつ老舗和菓子店「春日庵(かすがあん)」があるのは、世界文化遺産、古都奈良の文化財「元興寺」の東隣。今ではおしゃれなお店が立ち並ぶ「ならまち」と呼ばれる人気観光スポットにあります。
こちらは「春日庵」イチオシの定番氷「黒蜜きな粉クリーム」。メニューに書かれた「黒蜜氷の中に、口当たりの柔らかいきな粉のクリームと特製わらび餅をしのばせて」という但し書きを読むだけでも、すでに美味しそう。
異なる食感を楽しませてくれるピスタチオの砕いた粒が、なめらかなきな粉クリームにベストマッチ。黒蜜のコクのある甘み、香ばしいきな粉と柔らかいクリームの舌触り、ふわふわに削られた氷が三位一体となって調和のとれた美味しさです。「和菓子店らしいかき氷を食べた」という満足感に満たされますよ。
※営業時間が変更となる場合があります。最新情報をお確かめのうえ、おでかけください。
■参考記事:奈良・春日庵のかき氷が絶品!古都奈良の銘菓「さつま焼」でおなじみの老舗和菓子店(配信日:2021.07.22)
Shop.7
【宝山寺】日本最古のケーブルカーに乗って、天空のかき氷店へ/楽食 宝山
生駒ケーブルは、大正7年(1918)に開業した日本最初のケーブルカー。宝山寺駅を降りて道なりに進むと見えてくる「楽食 宝山(らくしょく ほうざん)」は、昔ながらの町並みが残る宝山寺周辺と同じく、手付かずの昭和の香りがします。
こちらのお店のかき氷に使われている氷は、奈良県天川村の「洞川温泉」の周辺から湧き出す天然水。環境省の「名水百選」にも選ばれている湧水群のうち「ごろごろ水」とよばれる湧水を汲み、車で運び、あの急な階段を持って上がっているそう。ミネラル分豊かな水でつくった贅沢な氷です。
天井近くまである大きな窓から眼下に広がる生駒の街並みを見ながら食べるかき氷は格別。ひんやりとしたかき氷が暑気払いにぴったりです。
■参考記事:【奈良】生駒山の天空カフェ「楽食・宝山」でかき氷&昭和レトロなひとときを(配信日:2022.07.27)
Shop.8
【富雄】表彰農園のいちご2種を使った贅沢なかき氷/みやけ 旧鴻池邸表屋
大阪難波駅から近鉄電車に乗って、生駒の2つ先の富雄駅で降り、そこから8分ほど歩いた場所に目指す店「みやけ 旧鴻池邸表屋(みやけ きゅうこうのいけていおもや)」はあります。その広大な建物は、広さ間口約65m、奥行き約36mの表屋造り(おもてやづくり)。
こちらはこの時季、この氷を目指して訪れる人も少なくはないという「いちごのこおり」。昨今の奈良のいちごの美味しさには定評がありますが、なかでも大和郡山市のいちご品評会で金賞を何度も受賞している佃農園のいちごをふんだんに使った「いちごのこおり」は最高に美味!
糖度が高くて香りのよい「古都華」と昔ながらのいちごらしさがある甘酸っぱい「あすかルビー」の2つを使うことで、バランスのよいシロップを作っているそう。いちごの味が濃くて美味しいですよ。
近鉄奈良駅からも電車と徒歩で20分程度ですので、奈良観光の立ち寄りスポットしてもおすすめですよ。
■参考記事:【奈良】「みやけ 旧鴻池邸表屋」の上品な和のかき氷。江戸時代の豪商の邸宅でごほうび時間(配信日:2022.08.10)
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●この記事は、『るるぶ&more.』の過去に掲載した記事をもとに作成しています。