【関西】おすすめ人気かき氷24選。美味しい!ふわふわ絶品かき氷を堪能♪抹茶の老舗店や通年食べられる専門店も!
夏に恋しいひんやり冷たいかき氷!今回は『るるぶ&more.』でご紹介したなかから、関西エリアで食べられる人気のかき氷をご紹介します。抹茶たっぷりのかき氷や、エスプーマやバーナーで炙るユニークな調理方法のかき氷、旬のフルーツを使ったシロップや天然氷にこだわったものなど、どのかき氷もお店の個性がたっぷり詰まったものばかり。通年食べられる専門店や京都、大阪、奈良ならではの老舗の今しか食べられないかき氷もハズせません。ひんやりふわふわの絶品かき氷で、美味しく元気に!
Summary
Shop.1
【七条】ふわふわ氷とエスプーマのコラボレーション/清水一芳園カフェ 京都本店
京都・東山七条の交差点を3分ほど南に進んだ場所に居を構える「清水一芳園カフェ 京都本店(しみずいっぽうえんかふぇ きょうとほんてん)」。茶問屋が最高の抹茶を惜しみなく使って作る「エスプーマ雪氷」が話題です。
さざ波のようなドレープが美しい「抹茶エスプーマ雪氷」。もともと抹茶は、茶せんで空気を含ませるように点てます。エスプーマも同じように、食材に空気を含ませてムース状にするので、仕組みは一緒。エスプーマの手法が、お茶問屋の誇りともいえる高級抹茶の香りを際立たせます。自家製の小豆と白玉、練乳が添えれらていて、たっぷりサイズですが最後まで美味しくいただけるのもポイント。
ふわふわ氷とエスプーマのコラボレーションを、ぜひ堪能してみて!
■参考記事:かき氷の新定番!エスプーマ×高級宇治抹茶の、ふんわり&ほろ苦氷(配信日:2018.07.07)
Shop.2
【祇園四条】カリカリ食感が楽しい!バーナーで炙る焼きかき氷/お団子とかき氷|茶寮和香菜
「お団子とかき氷|茶寮和香菜(おだんごとかきごおり さりょうわかな)」があるのは、世界文化遺産の清水寺、春の桜、秋の紅葉が美しい高台寺を中心に、素敵なお店が立ち並ぶ祇園の東エリア。
「外さくっ、中ふわっ」のさくふわみたらし団子が人気の同店で、夏季になると登場する、もうひとつの看板メニューが、バーナーで炙るかき氷。泡のかき氷、エスプーマの上に粉糖をかけ、その粉糖をバーナーで炙ることで、キャラメリゼされて表面がカリカリの食感になるというもの。今後は新作も誕生する予定だとか!夏が来るのが楽しみですね。
■参考記事:京都・祇園で出会った"20秒の奇跡"!『お団子とかき氷|茶寮和香菜』のみたらし団子とIRO-MOCHI-が絶品(配信日:2021.03.27)
Shop.3
【四条大宮】肉じゃが、フォアグラ…おかずが主役のかき氷/氷水屋 BANKS
喫茶bar「氷水屋BANKS」があるのは、グルメ激戦区、四条大宮から徒歩約8分。メニューには「肉じゃがミートパイ」「ツナポタージュ」「フォアグラ奈良漬ベリー」などの文字。
こちらは、かき氷になった姿が想像できない度No.1の「肉じゃがミートパイ」です。まるく盛った氷の上に重ねるのは肉じゃが。煮つけた肉じゃがの肉を抜いたものをマッシュして、ペーストに。煮汁がじんわり染み込んだじゃがいもたちのペーストが氷の上に盛られます。その上には肉そぼろをこんもり。仕上げにパイ生地をパラパラと散らしてできあがり。
しっかりと肉と出汁のうま味を吸い込んだじゃがいもペーストのまったりとした食感、そぼろ状の牛肉、サクサクのパイ生地が絶妙のバランス!何よりも氷の下味を支えるチーズミルクシロップと中に入っている味噌のパンナコッタが最高にいい仕事をしています。
店内は、BARらしくバーカウンターがメイン。カウンター6席、テーブル4席、窓側のカウンター3席の計13席です。氷を削る様子が間近に見られるカウンター席もいいですし、向かいの町家の瓦屋根が借景になった窓際の席もおすすめですよ。
■氷水屋 BANKS
住所:京都府京都市下京区下長福寺町276
TEL:075-777-2366
営業時間:12時30分~18時30分(18時LO)
定休日:月・火曜
■参考記事:想定外のウマさ!京都かき氷のニューフェイスは「おかず氷」。なんと肉じゃがもかき氷に(配信日:2022.08.31)
Shop.4
【烏丸御池】京都の名店のあんみつが絶品かき氷に!/月ヶ瀬 堺町店
京都であんみつといえば必ず名前があがる「月ヶ瀬(つきがせ)」。堺町店は、オフィスビルが集まる烏丸御池駅から徒歩4分ほどの場所にあります。
看板商品のあんみつをかき氷にした「あんみつ氷」は、ふっくらと炊いた赤豌豆や求肥、まったりと舌に絡む小豆餡など、あんみつに入っているキャストがふわふわの氷の上に集結しています。あんみつの主役の寒天も、氷でひんやりと冷やされて、つるんとしたのど越しが最高!
そして、「月ヶ瀬」の名の由来にもなっている梅の名所、奈良・月ヶ瀬の梅をふんだんに使った「梅氷」は、まるい青梅の翡翠煮(ひすいに)と山形県の名産“のし梅”を三角にカットしてのせたちょっぴりアートなビジュアルも魅力的です。
■参考記事:京都の名店のあんみつが絶品かき氷に! あんみつはお取り寄せも(配信日:2020.09.01)
Shop.5
【常盤】フレッシュフルーツの山盛りかき氷で夏を満喫/Hashigo Cafe kyoto
観光スポット「太秦映画村」から歩いて7分ほど。ノスタルジックな路面電車、京福電鉄北野線常盤駅から徒歩約5分の場所にある「Hashigo Cafe kyoto(はしごかふぇ きょうと)」。ロケーションとマッチした素朴な佇まいです。この店の魅力は、銭湯を壊してしまわずに、最大限残したままリノベーションしていること。
かき氷の提供期間は、陽気がよくなってくる3月下旬頃から秋口まで。とくに6月中旬頃から8月初旬頃までは、桃!和歌山の果樹園「わかやまふるーつふぁーむ」から届く旬の桃を使った期間限定メニューが味わえます。
大きな器をぐるりと囲むフレッシュな桃1個分。氷の上にかける蜜にも桃1個。この1杯に桃が2つも使われているなんて、とっても贅沢!
近所に住んでいなくとも、太秦映画村とともに記憶に留めておいて欲しいお店です。
■Hashigo Cafe kyoto(はしごかふぇ きょうと)
住所:京都府京都市右京区太秦青木ケ原町3−4
TEL:075-862-0845
営業時間:月・火曜、日曜11~19時、金・土曜 ~23時
※ただいま全日18時までの時短営業中
定休日: 水・木曜日
■参考記事:京都のレトロ銭湯カフェ「hashigo cafe kyoto」のフレッシュフルーツの山盛りかき氷で夏を満喫(配信日:2022.08.08)
Shop.6
【二条】関西の“ゴーラー”も足繁く通う!/京氷菓 つらら
二条駅から徒歩約10分の場所に、整理券が配布されるほど話題のかき氷専門店「京氷菓(きょうひょうか) つらら」があります。
使用する氷は、48時間以上かけてゆっくりと凍らせた純氷。これを溶けるか溶けないかぐらいの絶妙な温度で保管します。氷が冷えすぎないので急いで食べてもキーンとなりにくく、適度な柔らかさとジューシーさも楽しめるのだとか。
定番はこちらの「いちごミルク」です。かき氷にミルクシロップといちごシロップを重ね、中にはカスタードクリームを忍ばせつつ、ミルクエスプーマとフレッシュいちごをトッピング。自家製いちごシロップの風味がたまらない…!かき氷を愛する人たち、通称「ゴーラー」が集うのも納得の一杯です。定番メニューもアレンジメニューも絶品の「京氷菓 つらら」をぜひ体験してみて。
■参考記事:関西の“かきごおらー”が足繁く通う、京都二条「京氷菓 つらら」のかき氷がやっぱりすごかった(配信日:2021.09.14)
Shop.1
【玉造】四角いフォルムとふわふわ食感に感動!/マツシタキッチン
「マツシタキッチン」は玉造駅から徒歩4分ほどの住宅街の一画にあります。長屋をリノベーションしたようなノスタルジックでオシャレな雰囲気です。
オープンしてから約12年。近隣の常連さんやかき氷ファンにずっと愛されている定番かき氷が、こちらの「カカオミルク」。特徴はなんといってもこのフォルム。「四角い器に合わせてこぼれないように整えていくとこうなりました」とオーナーさん。10秒を過ぎると早速溶け始めるので、まずは写真をパシャリ♪
溶けるのが早い訳は、削り方にあります。ひとつずつ手動で削る氷は、ガリっとした氷ではなく、羽のような形。ふわふわで瞬く間に溶けていきます。さらりと口のなかで消える食感が楽しい!カカオミルクも、甘すぎずややビターでぺろりと食べられてしまいますよ。
■マツシタキッチン(まつしたきっちん)
住所:大阪府大阪市東成区東小橋1-18-32
TEL:なし
営業時間:10~19時(18時30分LO)
定休日:不定休
■参考記事:【大阪】四角いフォルムとふわふわ食感に感動!「マツシタキッチン」の夏秋限定かき氷(配信日:2023.06.27)
Shop.2
【鶴橋】新食感の韓国かき氷・ペッソルを楽しんで/Café de Pojagi
バウダースノーのかき氷・ペッソルが看板メニューの「Café de Pojagi(かふぇ ど ぽじゃぎ)。「マンゴーペッソル」は通年で食べられる人気No.1のかき氷です。キメの細かな氷は、口溶けふわふわの食感がたまりません。大ぶりなカットマンゴーもたっぷり入ったリッチな味わいです。
■Café de Pojagi(かふぇ ど ぽじゃぎ)
住所:大阪府大阪市生野区桃谷3-10-9
TEL:06-7896-0360
営業時間:11時30分~17時30分(17時LO)
定休日:無休
■参考記事:韓国カルチャー人気で注目の鶴橋・大阪コリアタウンへ!(配信日:2023.01.05)
Shop.3
【心斎橋】インパクト大!パフェ感覚のかき氷/かき氷&デザート&カフェ ボンジョルネ
心斎橋駅7番出口から徒歩約2分、にぎわうアメリカ村に立つ複合ビル「BambooAlley(バンブーアレー)」の1階にある「かき氷&デザート&カフェ ボンジョルネ」は、特注の氷、手作りシロップとこだわり尽くしたかき氷が一年中味わえるカフェ。店内は鮮やかなライトブルーが映えるおしゃれな空間で、一気に別世界へ足を踏み入れたよう!
こちらはかき氷のなかで唯一、年中味わえる「バナナ塩キャラメル」。期間限定の旬のフルーツに目を奪われがちですが、じつは毎回オーダーするファンもいるほどの人気メニューなのです。
人気の理由は素材の絶妙な組み合わせ。氷と自家製ミルクシロップ、キャラメルシロップを重ね、中央にはバナナピューレをイン。最初と最後にミルクエスプーマをしぼる際、同時に塩をパラリ。トップにクルミ・アーモンド・カシューナッツなどを飾ります。
バナナやキャラメルの濃厚な甘味の中に、粒状の塩が時々感じられ、なんとも美味!ふわふわの氷やエスプーマ、ねっとりとしたバナナ、カリっとしたナッツ類と、食感もさまざまです。「いちばん最初に考えたメニューで、絶対に合うと思って」と店主が語る通り、この組み合わせはハマりますね!
■かき氷&デザート&カフェ ボンジョルネ
(かきごおりあんどでざーとあんどかふぇ ぼんじょるね)
住所:大阪府大阪市中央区西心斎橋1-9-20 BambooAlley 1C
TEL:070-1819-0301
営業時間:11~17時(16時30分LO、売切れ次第終了) ※1人1オーダー制。
定休日:不定休(当日Google、GoogleMapにて要確認)
■参考記事:大阪・心斎橋「かき氷&デザート&カフェ ボンジョルネ」で、パフェ感覚のかき氷!期間限定メニューも紹介(配信日:2022.06.25)
Shop.4
【大国町】“和菓子職人のつくるかき氷”が絶品すぎる!/浪芳庵 本店・カフェ
「浪芳庵(なみよしあん)」は、安政5年(1858)に、道頓堀西の浪芳橋のたもとで創業した和菓子店。現在は、大国町駅1番出口から徒歩約5分の奥なんばに本店を構えています。
本店・カフェでぜひ味わってほしいのが、「和菓子職人のつくるかき氷」です。
「宇治金時」は、グリーンが鮮やかなかき氷に、専用に炊き上げた柔らかな餡(あん)を流れるように盛りつけた、和菓子店ならではの涼やかで美しい見た目にほれぼれ。
「黒蜜きなこ」は、じっくりと煮詰めたきな粉ペーストと、黒蜜、餡が氷の山を覆うようにたっぷり!鼻から抜けるきな粉の香ばしさとコク深い黒蜜の味わいが濃厚で、添えられたお団子とも合わない訳がありません。
かき氷は通年提供。メニューには、開発した職人さんの名前も載っているので、オーダーの際、ぜひ注目してみてくださいね。
■浪芳庵 本店・カフェ(なみよしあん ほんてん・かふぇ)
住所:大阪府大阪市浪速区敷津東1-7-31
TEL:06-6641-5886
営業時間:ショップ 11~17時(土・日曜、祝日は~17時30分)、カフェ 11時~18時15分(土・日曜、祝日は~18時45分)※入店は閉店の75分前 まで
定休日:不定休
※営業時間が変更となる場合があります。最新情報を事前にお確かめのうえ、おでかけください。
■参考記事:大阪・奥なんばの老舗「浪芳庵」で出合った“和菓子職人のつくるかき氷”が絶品すぎる!(配信日:2022.06.20)
Shop.5
【天神橋筋六丁目】プリン×あずきミルクの甘々コラボ!絶品台湾かき氷/南所豆花
大豆から作る台湾スイーツ・豆花(トウファ)を大阪に広めたカフェ「南所豆花(なんしょとうふぁ)」。小ぢんまりとしたシンプルな佇まいは、台湾の屋台と同じスタイル。先にオーダーを済ませてから、席に着いてスイーツを待ちます。
さまざまな台湾スイーツが揃うこちらでは、かき氷も大人気!全4種あるかき氷のうち、特に話題なのが「プリンあずきミルクかき氷」です。粒あんたっぷりのあずきミルクの上には、さらにプリンもトッピング。ほかの店にはない意外な組み合わせが新鮮です。
「南所豆花」のかき氷を食べれば、台湾に出かけた気分が味わえちゃうかも!?
■参考記事:大阪「南所豆花(ナンショトウファ)」の台湾かき氷を要チェック!(配信日:2022.05.08)
Shop.6
【新福島】ふわっふわ!エアリー食感のかき氷を堪能/Cafe12
JR大阪駅から大阪環状線で一駅の福島駅界隈は、古民家を利用した個性的な飲食店が集まるエリア。民家が立ち並ぶ路地に立つ「cafe12(かふぇとぅえるぶ)」は、SNSから人気が高まり、夏はもちろん、一年中ファンが訪れるかき氷専門カフェ。
通年メニューの「イチゴレアチーズ」は、いちごソース・練乳・シロップをそれぞれ氷ではさみつつ3回かけて、氷にしっかり味付け。中には濃厚なクリームチーズとブルーベリーが入っています。いちごやブルーベリーの酸味とスッキリした甘さで、後味も抜群!氷は、製氷工場で徹底的にろ過した水をマイナス10度で48時間以上かけて凍らせた「純氷(じゅんぴょう)」を使用。氷の結晶が大きいためシロップが薄まらず、味を引き立ててくれるそう。
食べるだけで元気になりそうなかき氷。夏の思い出にぜひ訪れてみてください。
■参考記事:【大阪・福島】「cafe12」のふわっふわでエアリー食感のかき氷を堪能しよう(配信日:2022.05.04)
Shop.7
【西田辺】ころんとかわいい「すいか」で涼もう/森森舎
大阪の帝塚山エリア、西田辺駅から徒歩10分ほどにあるカフェ「森森舎(しんしんしゃ)」では、春から秋にかけてかき氷メニューがお目見え。
とくにお手製の器にまるまると盛られる「すいか」は、そのかわいらしい見た目とも相まって大人気です。「森森舎」のかき氷は、シャクシャク感のある氷とフルーツシロップのみというシンプルなもの。「すいか」には減農薬すいかと広島県・尾道産のレモン、非加熱のノンアルコールワイン、オーガニックシュガーで作ったシロップをふんだんに。すいかの種はオーガニックレーズンでおちゃめに表現しています。
すいかとぶどうの風味に、爽やかな酸味をプラスしたとっても涼やかな味わい。ひと口食べるごとにすっきりとし、うだるような暑さをひと時忘れさせてくれますよ。
■参考記事:こんなかき氷が食べたかった!ころんとかわいい「すいか」で涼もう(配信日:2020.07.05)