広島グルメ16選|お好み焼きにカキ料理、尾道ラーメンなど ご当地グルメを紹介
世界遺産「嚴島神社」がある宮島や広島タウン、海軍ゆかりの港町・呉、自然あふれる尾道など、多くの観光スポットが点在する広島県。今回は観光と一緒に楽しみたい広島グルメを17選ご紹介しちゃいます! お好み焼きやカキ料理といった定番グルメに、汁なし担々麺、瀬戸内海の新鮮魚介など…個性豊かなご当地グルメでお腹も心も満たされましょう!
広島グルメといったらまずはこれ! 定番4選
お好み焼き
広島のお好み焼きの起源をご存知ですか? 戦後、復興に向かい始めた昭和25年(1950)頃、現在の中央通りに数軒の屋台が登場。生地にネギとわずかな野菜をのせ、半分に折ってウスターソースをかけた「一銭洋食」が発祥なのだそう。やがて、そこにそばが入り、客が好きな具を店に持参するようになり、昭和30年(1955)頃、今のお好み焼きが形づくられたといいます。
広島のお好み焼きは、生地と具を混ぜず、クレープ状に薄く焼いた生地に、具を重ねるスタイルが主流。流れ落ちずにしっかり絡む濃厚ソースも特徴。基本はそば肉玉で、麺は昔ながらの「ふっくら」の店と、よく焼く「麺パリ」の店があります。
■参考記事:
【広島】県民常連!アットホームなお好み焼店「こひなた」、サイドメニューもおすすめ(配信日:2022.03.31)
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カキ料理
エサとなるプランクトンが豊富な瀬戸内海で育った広島のカキは、国内シェアの約6割を占めています。おいしさのピークは冬と春ですが、年中食べられる店も多数。
セルフで焼いて楽しむ「カキ小屋」、アレンジ豊富で食べ方多彩の「カキ専門店」、江戸情緒で風流に楽しむ「かき船」など、さまざまなスタイルで楽しめるのもご当地ならではです。
■参考記事:
広島・宮島に新オープン!気軽に立ち寄れる牡蠣とお酒のお店「tuGiico」(配信日:2021.11.30)
【広島県・宮島口】通年で楽しめる「島田水産」の牡蠣小屋で新鮮な牡蠣を味わおう!(配信日:2021.11.28)
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あなごめし
古くからアナゴの好漁場だった宮島近辺では、江戸時代頃から蒲焼きと白ご飯の「あなご丼」が食べられていたといいます。そんなあなご丼を名物にパワーアップさせたのが、当時の店主・上野他人吉(たにきち)。現在のJR宮島駅にあたる宮嶋駅近くの茶店で売り始めたところ、コクのある味が評判に。その後明治34年(1901)に駅弁として売り始め、全国的なヒット商品となったのだそう。
■参考記事:
行列にも納得の味。宮島の名物グルメ・あなごめし(配信日:2018.06.11)
もみじまんじゅう
広島みやげといえば、「もみじまんじゅう」がいちばんに浮かぶ人も多いのではないでしょうか。明治時代に、広島・宮島の「紅葉谷公園」を訪れた伊藤博文の言葉から生まれたという「もみじまんじゅう」。あんこひと筋派、バラエティ派など、さまざまなテイストを味わうことができます。
■参考記事:
広島の地元民がおすすめする!今食べてほしいもみじ饅頭をご紹介します(配信日:2021.08.31)
広島県民も愛してやまないご当地グルメ4選
汁なし担担麺
今や全国区、B級グルメの代表格の「汁なし担担麵」は、本場四川省の担々麺をベースに誕生した、広島のご当地麺。とうがらしと山椒のしびれるような辛さとコクのあるタレに、ひき肉などの具材と麺を絡めて食べるのがスタンダード。
■参考記事:
【広島】スパイスは10種類も!「汁なし担々麺 麻沙羅」のウマ辛個性派グルメ (配信日:2022.04.09)
広島で大人気!コスパ最強「中華そば くにまつ」の汁なし担担麺(配信日:2022.04.08)
広島つけ麺
ピリ辛&さっぱりがクセになる、昭和60年(1985)頃に登場した広島県民が愛してやまないソウルフードで、広島では「冷麺」とよばれています。一般的なつけ麺とは異なり、酢もつけダレも冷たいのが特徴。酢や唐辛子を合わせた辛口のつけダレに、中太ストレート麺を絡めていただきましょう。
■参考記事:
「冷めん家」の広島つけ麺は辛さと大盛り野菜が病みつきに!(配信日:2022.04.30)
自分好みの辛さが選べる♪人気店「つけ麺本舗 辛部」の広島つけ麺を味わおう(配信日:2022.04.29)
コウネ
赤身と脂身のおいしさを同時に味わえる「コウネ」は、広島県民に長年愛されるソウルフード。「コウネ」とは、牛肉の肩バラ肉のことで、広島以外ではブリスケや前バラとよばれることも。1頭あたり2kgほどしかない希少部位。肉質は硬めで、サシはほとんどありません。外側につく脂ごと薄くスライスすることで、しっかりした牛肉の味とコリコリした食感を楽しめます。
【コウネが食べられるお店はこちら!】
瀬戸内の新鮮魚介
瀬戸内は、「あなごめし」で有名なアナゴや、刺身でも楽しめるコイワシ(カタクチイワシ)、「サクラダイ」とよばれ、産卵期はうまみが凝縮している鯛など、新鮮な魚介がもりだくさん。そして瀬戸内の海の幸にあわせて楽しみたいのが、軟水を使った独自の醸造法で仕込まれる地酒です。多彩な魚介を引き立ててくれること間違いなし。
【広島で瀬戸内の魚介が食べられるお店はこちら!】
ローカルな名物に触れたい! 尾道のグルメ2選
尾道ラーメン
市内の製麺所から発祥したと伝わるラーメン。鶏ガラや小魚からとっただしに、豚の背脂を浮かせた醤油ベースのスープと中細麺が特徴です。
【尾道ラーメンが食べられるお店はこちら!】
尾道焼
広島焼をベースに、生地に砂ズリ(砂肝)やイカ天(スルメ揚げ)が入るのが特徴。コリっとした独特の食感がクセになります。
【尾道焼が食べられるお店はこちら!】
海軍グルメから郷土料理まで、呉のグルメ6選
呉海自カレー

海上自衛隊の艦艇で受け継がれるレシピを、市内約25店舗の飲食店&ホテルで再現したカレーは、呉グルメの大定番です。
■参考記事:
日本でここだけ!呉の潜水艦を眺めながら食べる「海自カレー」(配信日:2019.06.04)
肉じゃが
ビーフシチューをもとに考案された「甘煮」とよばれた肉じゃが。一説によれば、呉の海軍が発祥といわれています。
【呉の肉じゃがが食べられるお店はこちら!】
呉焼き
細うどんや焼きそばを入れてボリュームアップ! 半月型に折りたたんで焼き上げるのが呉スタイルです。
呉冷麺
コシが強い平打ち麺と、コクのあるスープが特徴。甘酢にとうがらしを漬けた「酢辛子」をかけるのがツウの食べ方です。
【呉冷麺が食べられるお店はこちら!】
みそだき
港湾労働者に愛されてきたB級グルメ。甘めの味噌ダレで煮込んだ鶏皮は、お酒にもご飯にも合う下町の味です。
細うどん
造船所などで働く人が、限られた時間で早くおいしく食べられるよう、通常より細い麺になったとの説も。
【呉の細うどんが食べられるお店はこちら!】
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