ショッピング
2021.12.12
厳選！喜ばれることまちがいなしの定番京都みやげ～前編～
京都観光の際、おみやげは買いたいけれど、ありすぎて何を買えばよいか分からない…というのはよくある話。そんなときに、これさえ買っておけば喜ばれることまちがいなし！の定番の菓子みやげをご紹介します。
Summary
もちっと感がやみつきに！ 京都みやげの大本命「阿闍梨餅本舗 満月」の阿闍梨餅
まずは京みやげの横綱、「阿闍梨餅本舗 満月本店」の阿闍梨餅。阿闍梨餅1個119円は、秘伝の餅生地で丹波大納言小豆の粒餡を包み焼き上げた半生菓子。しっとりもちっとした生地と、あっさりと上品な餡のバランスがなんとも絶妙な逸品です。
店の歴史は古く、創業はなんと江戸時代なんだそう。看板商品の阿闍梨餅は、比叡山で修業する僧（阿闍梨様）の笠をモチーフにしているそうで、阿闍梨様が厳しい修行中に餅を食べて飢えをしのいだことにちなんで考案されたといいます。
実はこの阿闍梨餅、本店に行くとできたてのあたたかい阿闍梨餅が食べられるのをご存じですか。できたての阿闍梨餅は、通常販売されているものに比べて、餅生地がしっとりしており、食感もやわらかめ。1個からでも注文可能です。
抹茶スイーツならこれに決まり！ 「京都北山 マールブランシュ 」のお濃茶ラングドシャ 茶の菓
京都に来たら、やっぱり気になるのが抹茶スイーツ。おみやげ店に入っても、ずらりと並ぶ大量の抹茶スイーツに圧倒される人も多いのではないでしょうか。迷ったときにぜひ手に取ってほしいのが「京都北山 マールブランシュ」のお濃茶ラングドシャ 茶の菓です。
茶の菓は、厳選したお濃茶を焼き込んだ香り高い生地で上質な特製ホワイトチョコレートをサンドしたラングドシャ。一口食べると、お濃茶のふくよかな香りが口いっぱいに広がります。
抹茶の旨みや苦み、豊かな風味がぎゅぎゅっと凝縮された茶の菓ですが、肝となるお濃茶は京都・宇治の厳選茶葉をはじめとする宇治茶を使用。丁寧に摘まれた茶葉は茶鑑定士によって目利き・調合されています。こうして、味、色、香りのバランスが取れた茶の菓専用のお濃茶ができあがるのだとか。
高級感のあるパッケージも重宝される理由のひとつ。たかがおみやげ、されどおみやげ。パッケージがすてきだと、もらう方もテンションが上がりますよね！ 中は1枚ずつ個包装になっていて、3枚入り451円～箱入りで販売されています。
本店は北山ですが、京都駅や清水寺周辺にも店舗があるので、ぜひ観光途中に立ち寄ってみてくださいね。
人と差をつけたい人におすすめ！ 「村上開新堂」のロシアケーキ
ちょっとひねりをきかせたおみやげなら、京都最古の洋菓子店の名物クッキーを。「村上開新堂」は、寺町二条にある創業110年を超える老舗洋菓子店。昭和初期に建てられた洋風の建物は、表が木造漆喰の洋館、奥が日本建築という何とも珍しい造り。現在も明治・大正の趣が色濃く残っており、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。
板ガラスのドアを開けて店内に入ると、ショーケースにはクッキーをはじめとした焼菓子が行儀よく並んでいます。ここで買いたいのが、クッキーより少しソフトな生地の焼き菓子・ロシアケーキ1枚205円。レトロなビジュアルがなんとも乙女心をくすぐります。
ラインナップは、アプリコット、レーズン、ブドウジャムサンド、ゆずジャムサンド、チョコの5種類。ほんのりバターが薫る懐かしい味わいがクセになります。味によって、食感もそれぞれ違うので、食べ比べるのも楽しいですよ。箱入りだけでなく、1枚から購入可能なのもうれしいですよね。
前もって京都行きが決まっている場合は、11種類のクッキーがぎっしり敷き詰められたクッキー缶（小缶・540g）5832円を予約しておくのもおすすめ。シトロンクリームサンドや、ピーナッツサブレなど、職人の手で丁寧に焼き上げられた昔ながらのクッキーは、噛むほどに豊かな風味が口に広がり、幸せな気分に包まれます。
予約してから受け取りまでには4カ月以上かかるので、少しハードルが高いかもしれませんが、自分へのご褒美に、大切な人への贈り物に一度購入してみては。
京都で必ず買いたい定番菓子みやげを見てきましたが、いかがでしたか。今回ご紹介したお菓子は、手頃な価格で購入できて、個包装されているものなので、職場や友人へのばらまきみやげとしてもおすすめですよ。
レベルの高い京都の菓子みやげ、まだまだ紹介しきれなかった魅力的なお菓子がたくさんあるので、続きは後編でご紹介します。
Text：高島夢子（エディットプラス）
●新型コロナウイルス感染症対策により、記事内容・営業時間・定休日・サービス内容（酒類の提供）等が変更になる場合があります。事前に店舗・施設等へご確認されることをおすすめします。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。
●旅行中は「新しい旅のエチケット」実施のご協力をお願いします。
この記事を書いた人
