イタリア栗の濃厚な甘さが生地にマッチ! 2種類のクリームをサンドした洋風どら焼(セブン)
和菓子の定番・どら焼の魅力は、何といってもしっとりふわふわの生地とサンドされたあんこのコンビネーション。シンプルなお菓子だけに、あんこにとどまらず、クリームやフルーツがサンドされた洋風にアレンジした商品を見かけることも。そこで今回は、セブン-イレブンで販売されている「イタリア栗のモンブラン生どら焼」(213円)をセレクト。生地と栗との相性もよさそうですが、実際に食べて確かめてみましょう。
「イタリア栗のモンブラン生どら焼」(セブン-イレブン)
セブンでは、これまでにも「もちっとどら 苺&ホイップ」や「もちっとどら プリン&ホイップ」など、独自のアレンジを加えたどら焼を生み出してきました。過去にも「イタリア栗のモンブラン生どら」が店頭に並んだことがあり、今回再び登場したことでその人気ぶりがうかがえるのではないでしょうか。
パッケージから取り出したモンブラン生どら焼は、パッと見た限りは従来のどら焼と変わらないように思えます。しかし生地と生地の間に目を向けてみると、モンブランケーキにトッピングされているような、ひも状に絞り出したマロンクリームが。さっそくフォークで一切れ食べてみたところ、イタリア栗の濃厚かつ奥深さを感じさせる味わいが一気に口内に広がっていきます。
注目すべきポイントはマロンクリームだけにとどまりません。生どら焼を真っ二つにカットするとわかりやすいのですが、マロンクリームで包みこむようにバニラ風味のホイップクリームがサンドされています。ホイップとマロンクリームの相性は抜群で、舌の上でスッと溶けるような優しい口あたりに思わずうっとりしてしまいます。
2種類のクリームを包んでいるどら焼の生地は、フォークを当てるだけで簡単に沈みこむほどのやわらかさ。生地の断面にたくさんの気泡があるように、生地に空気を含んでいて、誰もがふわっとした食感のとりこになるはずです。
生地と2種のクリームがそれぞれ存在感を主張しつつ、決してバランスを損なうことのないように仕上げられた「イタリア栗のモンブラン生どら焼」。和洋折衷スイーツの魅力が詰まったどら焼をぜひお試しあれ。
text&photo:西野文江
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