大分県でおすすめの紅葉名所~見頃やライトアップなどの2024年情報~
大分県でおすすめの紅葉名所をご紹介。場所や標高などによりますが例年の見頃の時期が10月中旬から12月上旬までのスポットがあります。紅葉のライトアップを予定しているスポットも。写真や2024年情報をチェックして秋の紅葉狩りにでかけませんか。
Summary
青の洞門(大分県/中津市)
青の洞門は、大正8年(1919)、菊池寛の発表した『恩讐の彼方に』の舞台として、一躍有名になった。山国川本流に沿う樋田との間が、錦をまとった、集塊岩の巨峰、奇岩群が約1kmにわたって連なる断崖「競秀峰」であったことから、鎖渡の難所といわれていた。享保のころ当地へきた禅海が、この危険な棧道を見て衝撃を受け、仏者として大誓願をおこし洞門開削工事に取り掛かり、寛延3年(1750)を中心に約30年の歳月をかけて完成した。削道の長さは約342m、うち隧道部分の延長が約144mある。現在は、実際に禅海が掘った明り採り窓や洞門の一部を見ることができる。また、当時は「人は4文、牛馬8文」の通行料を徴収し、洞門の修繕費用に充てていたことから日本初の有料道路とも言われている。秋には、この青の洞門が掘られた競秀峰が色づく。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月中旬
- 主な標高:200m
- 主な紅葉樹種:モミジ、イチョウ、ナナカマド、ブナ
- おすすめ紅葉観賞方法:競秀峰
- <基本情報>
- 料金:無料
- 時間:散策自由
- 休み:散策自由
深耶馬溪(耶馬溪)(大分県/中津市)
耶馬溪は山国川を中心に東西36km、南北32kmにおよび、耶馬十溪に大別される。無数の岩峰の風景で名高く紅葉の風景は格別。深耶馬溪は耶馬十溪のうちの一つで、一目八景展望台からは鳶ノ巣岩・群猿山などの岩峰が見られる。光りの加減(逆光)上、午前中の観光がおすすめ。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:10月下旬~11月下旬
- 主な標高:300m
- 主な紅葉樹種:モミジ
- おすすめ紅葉観賞方法:一目八景展望台
- <基本情報>
- 料金:無料
- 時間:散策自由
- 休み:散策自由
- URL:https://www.city-nakatsu.jp/
富貴寺(大分県/豊後高田市)
養老2年(718)創建と伝えられる天台宗の古刹で、六郷満山[ろくごうまんざん]の本山末寺の一つ。大堂(国宝)は平安後期の作、榧の白木造りで九州最古の木造建築だ。カエデの赤色とイチョウの黄色のコントラストがみもの。極楽浄土を描いた壁画(重要文化財)保護のため、雨天時は見学不可なので注意。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月下旬~12月上旬
- 主な標高:約100m
- 主な紅葉樹種:カエデ、イチョウ
- おすすめ紅葉観賞方法:境内散策
- <基本情報>
- 料金:拝観大人500円、小・中学生150円
- 時間:8時30分~16時30分
- 休み:無休(雨天時見学不可)
由布院温泉(大分県/由布市)
標高1583mの由布岳の麓に広がる、九州屈指の温泉地。北原白秋や与謝野晶子など、多くの文人墨客たちにも愛されてきた。由布岳をはじめ、雨乞[あまごい]岳、城ケ岳、飛岳などに囲まれた盆地にあるため、秋になると周囲の山々が紅葉する。金鱗湖の紅葉も、おすすめコースの一つ。
- <紅葉・もみじ狩り情報>
- 見頃の時期:11月上旬~中旬
- 主な標高:450m
- 主な紅葉樹種:ツタ、カエデ、イチョウ、モミジ
- <基本情報>
- 料金:無料
- 時間:散策自由
- 休み:散策自由
- URL:https://www.yufuin.gr.jp/
- 掲載の情報は予告なく変更になる場合がありますので、おでかけ前にご確認ください